2021 チャンピオンズカップ 追い切り特集

ダート専門無料ブログがお届けする2021年12月5日中京11Rチャンピオンズカップ(G1・ダ1800m)の追い切り更新となります。

正直もう一日早くブログ更新する事は可能だったが木曜追いの馬も一頭おり、
もう一日出揃う追い切り映像とともにしっかり考えたくこの曜日となりました。

(※ブログ更新日は12/3早朝ですがレースまで何か気が付いた事や馬があれば当日まで少し時間もありますのでその都度追記したいと思います)

JRAで行われる年二回しかないダートG1ではありますが、個人的に良いなと思った馬中心に縦の比較を中心に、
中間の調整や臨戦過程を考慮しつつ
いつもと変わらず数頭ピックアップしていく更新スタイルです。

※※注※※
【実績に能力や適性よりも追い切りの動きや調整過程を重視して書いておりますのでその辺ご理解頂けたらと思います】

今年の出走馬は…

1.ソダシ 吉田隼

2.[地方]カジノフォンテン Mデムーロ

3.サンライズノヴァ 松若

4.インティ 武豊

5.エアスピネル 藤岡康

6.テーオーケインズ 松山

7.サンライズホープ 幸

8.スワーヴアラミス 松田

9.オーヴェルニュ 福永

10.ケイティブレイブ 内田博

11.アナザートゥルース 坂井瑠

12.クリンチャー 川田

13.チュウワウィザード 戸崎

14.ダノンファラオ 横山武

15.メイショウハリオ 浜中

16.(外)カフェファラオ ルメール

とJRAG1に相応しいメンバーとなりましたが今年は船橋から今年の川崎記念(Jpn1)、かしわ記念(Jpn1)をJRA勢相手に制したカジノフォンテンが乗り込んで来たり、白毛のアイドルホース、ソダシのクラッシック馬ながら3歳での初ダート挑戦がここと話題の一戦となり競馬ファンからも一般のライトファンからも注目度の高い一戦となりました!



当ブログはダートレースにとことんまでこだわり日々更新しております。

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・1.ソダシ

11/24 栗東坂路 良 吉田隼J 一杯

51.1-37.0-23.8-11.9

サトノアイ(古馬3勝クラス)一杯を0.8秒追走0.2秒先着

11/30 栗東坂路 良 助手 馬なり

61.2-42.9-27.2-13.1

12/1 栗東坂路 重 吉田隼J 終い強く追う

51.8-37.7-24.1-11.8

昨年の阪神JF、今年の桜花賞馬が3歳秋にしてダートG1挑戦、それもシラユキヒメ一族きっての出世頭の白毛のアイドルホースとなれば話題となるのも当然である。

元々追い切り自体は芝レース走ってる頃から見ていたらダート馬の様な調整が目立っていたが、今回も直前は坂路でしっかり追いきれており、

初ダート、砂のキックバックはどうか?、3歳牝馬、中京ダ1800のスタートは坂スタートで暫く登り坂、そして直線も途中までの坂がどうか?

と様々な課題も多いだろうが…

追い切り自体は文句無しと言って良く前走の秋華賞時はこっそりと運営しているもう1つの芝ブログで追い切りを触れたが

(秋華賞前中間の追い切り個人的な見解)

azai-keiba.com

前走の敗因は様々推測されていたり、陣営の談話もあるだろうが今回は追い切りに関しては秋華賞一週前で坂路の全体時計自己ベスト出していたしあの時の追い切り内容や映像から見てあの敗戦は少し想像しずらいのですがあそこで敗れるならこの牝系の血統ですし、距離を考えてのダート挑戦は自然な流れかと思います。

記載漏れこそしているが今中間は栗東ダートコースでも追い切っているし、直前追い切りでも終い11.8秒ならかなり伸びており追い切りは更にダートに寄せたパワー寄りの調整で個人的には凄く評価している。

この追い切り面を見る限りは人気するだろうが軽視する理由も特に無いかな?ってのは正直な自分の見解です。

血統的母系のファミリーライン見てもダートはもちろん大歓迎で楽しみな一頭。

2.カジノフォンテン

11/24 船橋外回り 稍重 馬なり

64.5-50.8-38.3-12.4

12/1 船橋外回り 不良 馬なり

76.4-61.2-47.7-35.9-11.5

レース前は逃げ馬なのもあって軽めの調整で問題なく、ここ最近の一連の流れでの追い切りで特にパターンも変える必要も無さそうなので引き続き状態面は良さそう。
直前追い切りも映像で見させて貰ったが不良馬場の船橋にて軽快な脚運びで状態は良さそうに思う。

地方競馬は南関が主戦場として馬券を買っているのも、個人的に父カジノドライヴ自体の熱烈なファンなのもありJRAのG1の追い切りブログで取り上げれて言葉に出来ない嬉しさはある。

レース自体勾配のあるコースこそ経験はないものの放牧先のカジノフォンテンは外厩は坂路のあるミッドウェイファームを使っておりしっかりと最新の設備で日々トレーニングはしており、
私自身平日は南関競馬を中心に地方競馬を見ているがこのクラスの馬になるとそこまでJRA勢と調教施設の差はないようには感じる。

個人的な贔屓目を完全に抜いても状態は良いと見る。

・3.サンライズノヴァ

12/1 栗東坂路 重 松若J 一杯

50.8-36.9-24.1-12.5

モズスーパーフレア(古馬OP)終い一杯に0.1秒先行クビ差の先着

追い切りブログでは毎回取り上げなければならない存在と言っても良い位追い切りが動く馬ではあるが(音無厩舎の仕上げ方もあるが)
今年に入ってから併せ馬で明らかな年少馬に先着を許していたりとやや年齢からかズブさは見せたりはするのだが(今回も一週前に2歳馬に併せ馬でアタマ差遅れ)

それでも前走の金沢のJBCスプリントでは2着と健在ぶりを見せており。

一連の状態は時計面同様キープは出来てはいると見る。

・6.テーオーケインズ

11/24 栗東CW 良 松山J 終い強め

81.4-65.9-51.2-37.6-11.6

11/28 栗東坂路 重 助手 馬なり

57.4-41.4-26.2-12.5

12/1 栗東坂路 重 助手 馬なり

54.0-39.2-25.1-12.3

前走JBCは休み明けで軽め中心ではあったが出遅れもあり4着ではあったが追い切り自体は評価していた。

〈前走時JBC追い切り〉

www.keibaniki.com

前走前のこれはブログの引用ではあるが

実際今年の冬の始動戦となった名古屋城S(OP)では多少急仕上げもあっただろうがやや強く追い切っており、去年秋の条件馬自体の始動戦も結構強めに追い切っていたが…

しかし重賞戦線に行く前までは一杯追ってCWでラスト11.5秒坂路は精々12.5秒だった馬が今は馬なりで坂路で12秒代前半を出してる事を考えると馬がしっかりして来たとも捉えれる。

の見方をしており、今回も当週の追い切りは軽めの馬なりで坂路で12秒代前半を出せているので調子は維持以上と見ており、

先週は松山騎手騎乗で栗東CWでしっかりとコース追いをして乗り込めており馬場外目で強風吹く時計の出ずらい日にこの時計なら更に前走時以上と見て良い。

至って陣営の思う様なローテーションに調整過程っぽさが出ており充実一途。

巻き返しに期待して良いデキと見て…期待したい!

・7.サンライズホープ

11/18 栗東坂路 良 加藤祥J 一杯

51.9-37.4-24.3-12.2

11/25 栗東CW 良 森祐J 一杯

82.0-66.3-51.9-38.8-12.8

馬場外目をナムラショウグン(古馬1勝クラス)強めの内を0.4秒追走0.7秒先着

12/1 栗東坂路 重 助手 一杯

52.7-37.7-24.2-12.1

さすがG1前と言う仕上げ方。

陣営の談話によると、
みやこS出走プランもあったそうだが賞金的に出走のボーダーが届くと見てじっくりと仕上げれたのもかなり良い状態で本番へ迎えれたのも大きい。

追い切りはかなり強い負荷を掛けながらスタンスなので間隔についての開きはこれくらいになってしまうのは仕方ないかな?とは見るがこれはじっくりと乗り込めた影響も大きそう。

直前追い切りは栗東坂路の重でここまで出せたら及第点であり終いの伸び脚は秀逸でラストの400mはラップで見ても12.1-12.1と途中で手前を替えたが脚色も良い。

コース追いよりは坂路の方が脚運びが力強く見える。

出来上がり過ぎてなければ良いが、個人的には…

期待したい!

9.オーヴェルニュ

11/25 栗東CW 良 福永J 終い強め

83.0-67.2-52.4-38.6-12.1

12/1 栗東CW 重 馬なり

84.5-68.0-52.4-38.0-12.0

前走後は大敗も追い切りを見る限りこの短期間の間で福永騎手が追い切りに付き合いしっかりとギアを上げて来た印象。

トビが大きい馬なのでより一層と躍動感は感じひと叩きした効果が出ている印象。

このところは馬体面でも成長も感じ戦績こそ安定はしないが気配の良さは感じさせられる事も多い。

直前追い切りも直線向いた位置でスっと手前を変えそのまま加速しており動き脚運びも軽やか。

レコード勝ちとなった平安S前の中間も福永騎手が稽古に跨っていたのでコンビ復活二人三脚で順調さは感じられる。

・13.チュウワウィザード

(※参考程度に)

11/24 栗東CW 良 戸崎J 終い一杯

84.9-68.6-53.4-38.9-12.0

馬場中央付近ダノンテイオー(古馬OP)強めの内0.4秒追走0.1秒先着

11/28 栗東CW 重 助手 馬なり

71.8-55.6-40.9-13.2

12/1 栗東坂路 重 助手 終い強め

52.9-38.4-25.4-12.8

前年このレースの王者でここから海外遠征へ翔きドバイWC2着と健闘。

帝王賞後は剥離骨折で秋シーズン間に合うか微妙との報道も復帰のJBCクラッシックは3着と面目は保った結果ではあるが。

今回の追い切りは去年までと比べてやや大人しめにも映るのが正直な印象。

それでも先週は戸崎騎手がわざわざ栗東まで出向いて稽古に跨っていて離れたパートナーを追走最後は先着してはいる。

海外遠征や故障もあったりと、
調整方法や稽古の動き方は今のチュウワウィザードの姿はこう変わったのかも知れないが前走時の中間は併せ馬で遅れていた事を考えれば状態は上向いた様にも見える。

〈前走時追い切り〉
www.keibaniki.com

この稽古のスブさが年齢とともに熟練の走りへ変わったとなれば良いが…
直前追い切りはリズム良く首使えて躍動感はあるが去年より比べやや動きは気になりラスト400m地点からの映像だが重馬場の坂路とは言え追い出した割にはラップ的に見ても12.6-12.8と去年と同じローテーションを踏んでいる割にはやや物足りなさも感じる。

それでもポテンシャルはダート国内トップクラスの馬なので心配は杞憂に終われば良いが。

・16.カフェファラオ

11/21 美浦坂路 良 助手 馬なり

56.9-41.4-26.8-13.2

11/25美浦南Wコース 良 ルメールJ 馬なり

82.7-66.4-51.4-37.1-11.5

馬場外目でカウディーリョ(古馬OP)一杯の内0.8秒追走0.2秒の先着

12/2 美浦南Wコース 稍重 助手 馬なり

56.1-40.4-12.1

過去にこの馬の可能性や将来へ単独でコラムを書いた事もあるが。

〈その当時のブログ〉

www.keibaniki.com

これは3歳時のJDD敗戦後にわざわざ書いたのだがその後フェブラリーSを快勝し東京マイルでのパフォーマンスは疑う余地は無し、しかし気性面が課題の馬でコーナー4つのハイレベルなG1ともなれば課題は多く残るのだが追い切り面ではしっかりと馬なりながらもやれる事はやったと見てはいる。

先週はルメール騎手を背にコースで馬なりながらも折り合い付けながらしっかりと追い切っている。

去年の3歳時のこのレース時より精神面も馬体も成長した様に見える。
毎回馬具は堀調教師が工夫しているのを見るが先週の追い切りではブリンカーを付け
今週は外して行きたがるのを抑えるのに苦労したようには見えたが

今回レースでブリンカー着用でどう変わるのか?その辺に注目するのも興味深く面白い。

気性面やタイプ的に追い切りの時計面で語るのはナンセンスなタイプではあるが映像とともに見ると休み明けにしてはまずまず良いデキで休み明けから一変の可能性は気配的にあっても不思議は無いと見る。

以上が個人的に気になった馬となりますが正直G1ともなれば横の比較ではほぼ皆良く見えるので私個人が大事にしている、その馬ずつの過去の気配をベースにして特に気になった馬を書かせて頂きました。

www.keibaniki.com

レース当日は勿論こちらにてレースブログ(予想)更新しますのでお楽しみに!!

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