2023年ジャパンダートダービー(JDD・JpnⅠ)の回顧兼忘備録更新となります。
ミックファイアが南関所属馬としては最後になる南関東三冠の年に見事無敗の三冠馬となり盛り上がりますますダート戦線がこれからもっと盛り上がって行きそうとは言え…
日々ブログ更新してる側としては全く需要が無いの承知ではあるが一部のコアなファン向けの更新となるが…
追い切りやダート2023年世代特集含めJDD関係を更新して来ましたのでしっかり回顧を忘備録替わりに更新しておきたいです。
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2023年 JDD関係更新
2023年 ダート3歳世代特集
JDD勝ち馬 ミックファイア 事前考察
2回前の開催から大井は異常に時計水準は早いとは言え
今回の勝ち時計は2:04.6と良馬場でありながらもミトノオーの作り出したペースが前半速かったのもあり昨年の不良馬場での高速決着となったノットゥルノと同タイムなのは時計水準が速いとは言え…
脅威的な勝ち時計として扱って良いと思う。
レースラップは
11.9-11.1-11.9-12.8-12.5-12.3-12.7-13.0-12.7-13.7
前半5ハロン 60.2秒
後半5ハロン 64.4秒
とレースの前半5ハロンラップだけで見ると途中で息を入れてるとは言えついこの前の古馬の帝王賞(JpnⅠ)が前半60.4秒だった事を考えると3歳の若駒のレースにしては如何にポジション争いとともに特に前半3ハロンまでがペースが速かったのかはラップを見ると理解出来る典型的な前傾ラップのハイペースの一戦であった。
それだけ前が流れたのもありレースラップでラストの3ハロンの上がりは39.4秒と前行った組にはキツイ展開になったのは仕方ないところ。
それらを考慮して各馬軽く触れていきたい。
1着ミックファイア
ペースが流れさらにポジション争いでスタート後前をカットされて外目の4.5番手で進める、
今までとは違った競馬となりこの馬のキャリアの浅さやレース前のパドックでの入れ込み具合は相変わらずの若さを見せるが今回1番苦しい展開にも思われ普通の逃げ先行馬ならここで沈んでも不思議ではない展開の中レースは流れる。
最後左手前に替えてから伸び続けて残り1ハロンを過ぎたところで見事捉えきったのは流石と言える。
東京ダービー後にここで書いたように
2020年 重 ダノンファラオ 2:05.9
2021年 稍重 キャッスルトップ 2:05.9
2022年 不良 ノットゥルノ 2:04.6
パッとこれだけ見ても
ミックファイアの東京ダービーの勝ち時計
2:04.8
は普通に考えてもJRAとの交流戦重賞のJpnⅠのダートグレードのJDDでも勝ち負けレベルなのが窺える。
レースレコードをマークした東京ダービーから更に0.2秒を短縮。
年代事に見ると大井の砂厚が違うかったり馬場コンディションにムラがあるとは言え歴代のJDDの勝ち時計比較でも2位であり、
今年からの57キロの斤量を背負い良馬場でこの勝ち時計はかなり突出したもので大きく評価出来る。
更に今回もこのペースで苦しい展開の中をまたも上がり最速の38.7秒をマークしており世代トップレベルのポテンシャル。
自身の時計も更に短縮してJRA勢を降しており母父ブライアンズタイムもあり今後も更に成長力が期待出来る逸材。
今後の課題としてはレース前の入れ込みが上手く競馬に行って走る方に気が向いてくれてはいるがそれが成長とともに落ち着いて来た時にどうなるか?とは思うがレースでは折り合い欠く悪さの面は見られないので大丈夫だとは思うがその辺が加齢とともにどう変わって来るのか?
はこの馬を見る上で注目しているポイントでもある。
馬体も同世代の中で見ればJRA勢と比べて見劣りしないがまだまだ幼い(緩さ)も感じるので今後どうこの馬が変わって行くのか興味深い。
春先に裂蹄もやっており爪の状態が完全に良くなるのは今年の秋以降だと思うが陣営もチーム一丸でケアや調整の苦労も裏ではかなりあると思われる中で見事な勝利であった。
2着キリンジ
道中ミックファイアを見る形で6.7番手で中段待機でラストは鋭い伸び脚で2着。
やや展開向いたのもあるが上手く内のポケットに入れて折り合ったのは鞍上の藤岡佑介騎手の腕もあるとは思う。(最近の大井は道中も外が伸びずに消耗するので)
3コーナーの勝負処でやや折り合いを欠いて首を大きく振っているところを見るとまだ若さが見えるが素質の片鱗は見せれここで2着と少しでも賞金加算出来て今後の選択肢も広まった。
3着ミトノオー
前述したが途中少し息を入れたとは言え流石に前半飛ばし過ぎたが気性的に現状は単騎で逃げれないとエキサイトしそうな雰囲気漂うタイプなのであのペースとなったのは想定外だろうが最後まで残せたのはこの馬の底力かな?と感じる。
前半3ハロンを11.9-11.1-11.9でもハナを譲らずに残しているところを考えると距離長くて止まった訳では無くオーバーペースと見ているが最後の1ハロンは14秒代にラップは落ちていた中、
交わしたミックファイアが推定38.7秒、キリンジが推定38.9秒だったのもありあの展開でも何とか40.0秒に踏ん張っていたのはこの馬地力の高さと勝負根性で何とかゴール板まで耐えたのは立派。
後続からプレッシャーかけられてハイペースでこれだけやれるところを見ると再度大井の2000mのチャンピオンコースで見直す余地はありと見る。
4着ユティタム
スタートはこの馬より外が速いのはわかっていたとは言えあそこのポジション争いが明暗を分ける格好となった。
ミトノオー同様にオーバーペースに付き合いながら先行し道中外へ回した分で多少のロスの分が響いたか
最後は失速し垂れるミトノオーと同じような脚色になってしまった。
外からミックファイアが来る展開出勝ちに行く競馬をしてだから仕方ない面の方が大きい。
東京マイルの青竜Sと今回で全く違う競馬の質で高いパフォーマンスを見せれており今後の成長含め評価は下げる必要は無い。
5着オーロイプラータ
この馬としてはキリンジと同じ推定上がり38.9秒使ってはいるがスタートが全てだった。
さすがに前崩れてもあの位置からではここが精一杯だと思う。
このレース間隔でプラス12キロでパドックは腹袋の余裕も目立ち
追い切りブログでも触れたがやはり直近にプールをやっていた事から前走後のダメージが抜けきらない中馬体重を落とす為のプールだったのかな?と推測する。
もう少しレース間隔をとりしっかりと調整さえ出来ればもっとやれそう。
6着ゴライコウ
追い切りブログではここ使ってからかな?と思ったが直前のパドックでは良く見てはいたが海外帰り初戦もあり大きな見せ場は作れずなだれ込んだ形となった。
2歳時の輝きを取り戻すのは次戦以降かな?と見る。
早くから活躍してるとは言え父ホッコータルマエでありこれからだとは思われる。
9着オマツリオトコ
ブログ馬に指名したがスタート後接触し激しく掛かる。
鞍上も落ち着ける為に内へ入れたものの道中内でも抑え効かず上がって行ってしまいさすがにこのラップであそこから動けは最後失速は当然である。
3歳のこの時期の若さが出てしまった形となった。
11着テーオーリカード
果敢にミトノオーを単騎で行かせずプレッシャーを掛けに行ったがあのペースでは速め失速は仕方ない。
少し使い詰めてるのもあったが元々自分の競馬(現状単騎で逃げて自分のペース)しないと脆いタイプなだけに自己条件から見直したい。
簡単な回顧更新ながら以上となります!
地方勢はまだ全国地方交流がダービーグランプリなど残してはいますが、JRA勢は残すところダートの世代戦は8月新潟のレパードSを残すのみとなりました。
〈最新種牡馬更新〉
さすがにエスポワールシチー、パイロとダートの王道種牡馬を更新してヘニーヒューズが無いのはと思い更新しました!
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