ダート専門無料ブログがお届けする2022年4月17日(日)阪神11RアンタレスS(GⅢ・ダ1800m)の追い切り更新ブログとなります。
レース当日までに何か気がついた事があれば順次追記する更新するいつものスタイルでの更新となります。
出走予定馬(五十音順)
・1.アナザートゥルース 騙8 松田 57
・2.ライトウォーリア 牡5 松若 56
・3.カデナ 牡8 池添 57
・4.ウェスタールンド 騙10 藤岡佑 56
・5.ケイアイパープル 牡6 藤岡康 57
・6.サクラアリュール 牡7 酒井学 56
・7.アルーブルト 牡4 浜中 56
・8.オメガパフューム 牡7 横山和 59
・9.ユアヒストリー 牡4 富田 56
・10.ニューモニュメント 牡6 小崎 56
・11.プリティーチャンス 牝5 柴山 54
・12.バーテンヴァイラー 牡4 幸 56
・13.グロリアムンディ 牡4 坂井瑠 56
・14.デュープロセス 牡6 秋山真 56
・15.ヒストリーメイカー 牡8 内田博 56
・16.オーヴェルニュ 牡6 鮫島駿 57
昨年末引退種牡馬入りからの一転現役復帰のオメガパフュームにアナザートゥルースやウェスタールンドにオーヴェルニュ、ケイアイパープル、ヒストリーメイカーなど重厚感溢れる古豪達の顔触れの中
ダート4連勝で一気に重賞まで駆け上って来た4歳グロリアムンディに
昨年暮れからこちらもダート3連勝で底を見せない4歳バーテンヴァイラーの二頭の勢いも目が離せない。
このメンバーの中にライトウォーリアや紅一点プリティーチャンスやダートも芝と併用しながらのカデナなど伏兵も勢揃いで、
今回はスーパーGⅢとなりGⅠ皐月賞の裏開催ながらかなり注目度の高い一戦となった。
注目度の高い重賞もあり今回は各馬軽めの全頭考察しながらの個人的に気になった各馬の縦の比較を中心に、
中間の調整や臨戦過程を考慮しつつ
いつもと変わらず数頭ピックアップしていく更新スタイルです。
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追い切り全頭考察
※実績、能力、適性よりも追い切り更新なので各馬自身の過去との縦の比較に重点置いております
・1.アナザートゥルース
4/8に美浦坂路にて強めの坂路二回追い、その後の最終追い切りとなった4/13は美浦南Wコースにて3歳馬相手なので馬なりながらも併せ馬。
先に先行し最後同入となったものの脚色手応えは余裕もあり抜かされまいと首を上手く使えている追い切りが印象的。
一瞬並ばれてから伸びて来ており馬なりでもラスト1Fは11.5秒と脚を伸ばせており状態自体はキープと見る。
前走マーチS時はブログ注目馬指名した程状態面は良さそうだったのでここでこの中間の内容ならばあとは馬場、展開が向き自分の競馬さえ出来ればこのメンバーでも好走も可能と見る。
〈前走マーチS時の見解〉
・2.ライトウォーリア
坂路二回走りを連発はしているがこれはこの馬のいつものスタイル。
前走の佐賀記念時と比べて追い切りはやや軽めではあるが変に強めに追ったり近走戦績が冴えないので今回はこの調整でも良いのかもしれない。
4/13の栗東坂路では鞍上の松若騎手を背に終いをやや促し気味に追ってラスト1Fは11.9秒なら悪くはない。
映像で見ても推進力は感じ、力強さもあり近走の成績は自分の競馬へ持ち込めないと脆い面や気難しい面が出ているように思うので軽視は禁物。
〈前走佐賀記念追い切り〉
前走時は序盤から出して行く調整の為に全体時計は出てはいるが今回は追い切り内容を変えて来たので突然穴を開けるポテンシャルは持っているだけに立て直しを期待したい。
・3.カデナ
ダート初戦となった初戦時の東海Sでは後方からでは厳しい展開の中しっかりと伸びて来て5着と好走。
その東海S時から追い切り内容は年齢を感じさせない動きを見せておりブログでも触れておりその後ダートも合うとわかれば更に前進あっても良さそう。
〈初ダートの東海S時の追い切り〉
その時にも触れたがディープインパクト産駒ながら年々パワータイプで変わりつつあり芝の小倉大賞典3着後はマーチSでも後方から伸びての5着とポテンシャル自体は見せれており今回もダートは問題なさそう。
今回の中間も強め追っており、最終追い切りは栗東坂路で全体時計で51.2秒をマーク。
ラスト1Fは流石にやや伸び脚鈍り12.8秒ではあるがこの馬にしたら充分及第点の内容。
映像を確認しても力強いフットワークは目を惹く。
・4.ウェスタールンド
この馬も坂路二回走りを連発しているがいつもの事で内容自体はいつも通り強めに追った坂路調整となる。
過去のブログでも取り上げたが年齢も年齢だが追い切り面では衰え自体は感じはしない。
水準以上のいつものデキにはありそう。
ローテーションの間隔が開くのも特に問題ないタイプで仕上がりそのものは良さそう。
・5.ケイアイパープル
今年に入ってからは佐賀記念を制し、続く名古屋大賞典は勝ち馬クリンチャーのアタマ差の2着と6歳を迎えたが充実ぶりは感じる。
今回もコース追い中心であり、最終追い切りとなった4/14の栗東CWでは9Fを同厩の6.サクラアリュールと併せ馬し終いを強めに追っての0.2秒差の先着。
ラスト1Fは11.9秒をマーク
状態の良さが伝わる今回の追い切り内容
近走の充実ぶりを見るとダートの村山厩舎の調整力は流石と思わされる。
・6.サクラアリュール
前述した5.ケイアイパープルと同じ村山厩舎所属馬。
コース追い中心のいつもの調教パターン
(前走の最終追い切りは芝レース参戦を意識してポリトラック追いであるが今回は最終追い切りはいつもの栗東CW)
前走は芝の日経賞(GⅡ)を使ってみたもののそれも裂蹄の為放牧に出しての休み明けに加え急仕上げ感はあったので今回は幾分上向いた気配は感じるが、
ケイアイパープルとの併せ馬で遅れをとっておりその辺がどうか…。
・7.アルーブルト
ここが初の重賞挑戦となる4歳馬。
前走時は坂路中心の追い切りであったが今回はCWのコース追いを併用。
4/6の栗東坂路で一杯に追っており、実質的な最終追い切りとなった4/13も栗東坂路にて
全体時計 51.6秒 ラスト1F 12.8秒 を馬なりでスっと出す。
馬なりとは言え最後はやや仕掛けられているが前進気勢を感じさせられる走り。
首使いや舌を出している点を気にする方はいるかもだが個人的にはそこまで気にしなくて良さそうには思う。
今回あまり注目度は高くないがデキは良く個人的には使い詰めたこのローテーションでしっかりと順調にやれてる点はかなり評価。
・8.オメガパフューム
引退発表から種牡馬入り、一度トレセンから移動したがまさかの現役復帰発表後に繋養先から帰って来てと色々忙しいが…
帰厩は三月になってからであるがしっかり乗り込まれてはおり、結構調教パターンを毎回馬によってメニューを変えたり工夫してくる安田翔伍厩舎だけに判断に難しいが…
ちなみに前走のラストランのはずだった昨年暮れの東京大賞典の追い切りはこちら
当時はやれる事はやっておりそれをポテンシャルで勝利したとこを見ると追い切りでは今ひとつ掴みづらくこの馬齢の休み明け(しかも引退撤回の種牡馬繋養先からの帰厩)となり評価を落としたいところではあるが、
今回も調教師が入念に乗り込み、レース当日は横山和生騎手が騎乗だが栗東に滞在してる父横山典弘騎手が一週前に栗東CWで稽古に跨っている点は不気味である。
ちなみに調教時計は見返してもある程度のデキにはありそうだが…
個人的には〈参考程度〉の扱いに留めます。
・ユアヒストリー
前走の仁川S(L)出走時は最終追い切りで3歳の1勝クラスのバルムンクに併せ馬で一杯に追い遅れたように調整不足を感じたがそれでもレースでは一定以上には走っており、
今回更に動いたのでこの馬なりに前走以上のデキにはありそう。
今回はコースと坂路の併用。
富田騎手を乗せて4/6の栗東CWはある程度は動けてはいる。
しかし最終追い切りの栗東坂路では気の悪さを見せてやや首が高く脚先だけで動いている感じもする点はどうか…?とは思う。
・10.ニューモニュメント
ここのところ戦績も安定感が出て充実気配。
今回も坂路で入念に乗り込む。
前走は一週前に強い稽古をして最終追い切りはサッと流す感じであったが今回は一週前と最終追い切りで続けてある程度栗東坂路で強めに追って来たが馬場入りの多い時間帯での追い切りで他馬を気にしたのかやや口向きが気になった。
時計面でもう一つ出て欲しかったが正直に状態面で判断に悩む今中間となった。
・11.プリティーチャンス
今回唯一の牝馬であり状態面はどうか?と思ったが今回もコース追い併用。
前走のエンプレス杯時より強めに追っており
今回好時計連発しており軽視は危険と見る。
昨年秋の初の重賞挑戦となった今回と同舞台の阪神ダ1800mみやこS時も追い切り内容も評価していたが牡馬に混じって4着とポテンシャルの高さを証明。
〈その当時のブログ〉
今年に入り馬の精神面身体面での成長あってかコース追いも併用するようになり充実を感じる今回の中間の内容となった。
・12.バーデンヴァイラー
今回の注目される4歳馬の人気となると思われる13.グロリアムンディとともに二頭とも順調とは見てはいる。
今回も坂路を軽めに入れつつコース追いでの併せ馬中心で最後に併せる形で終いの脚を伸ばす調整。
先週も栗東CWでしっかり強めにやれており、最終追い切りもラーゴムとの併せ馬でしっかりと同入しており
ラスト1F 11.4秒をマーク
調整、状態面と良さそう。
ローテーション的にも順調にここへ向けた調整をしっかりとやれたのではないだろうか?
・13.グロリアムンディ
前述の通りの人気が予想される4歳馬。
坂路とコース追いを併用。
先週しっかりと栗東CWにて坂井瑠星騎手を背に直線最後強めに追い切っており時計面を見ると
最後の1Fを11.4秒としっかりと脚を伸ばしており
今回この馬の調教面で文句のないデキで好評価
その後馬なりでサラっと調整する程度ではあるが最終追い切りは坂路で坂井瑠星騎手を背に馬なりで
53.3-38.4-24.8-12.1
と体重の軽い騎手騎乗とは言えここまでサラッと時計を出してくるのなら申し分ない仕上がりに見える。
あとは自分の競馬が出来るかどうか。
・14.デュープロセス
しばらく芝戦線で闘っていたが前走のマーチSからダートへ戻し二戦目となる。
中間の内容を見ると順調には来ており4/13の栗東坂路で強めに追った翌4/14にプールとやや太いのか?
馬体や気配は当日でパドックで確認したく少し評価に困るのが正直な感想。
・15.ヒストリーメイカー
前走マーチSで久々に馬券内へ絡んだが近走は昨年より評価、人気は落ちつつあるが陣営は今年初戦の仁川P前にズブい面を見せて来たのでブリンカーを付けて来たが
追い切りを見る限りはそんなに衰えなどは感じさせられない動きを見せる。
今回も坂路とコース追いを併用しており時計面は前走マーチSの最終追い切りで一杯に追っていた事を考えるとやや物足らなさを感じるがそれでも映像を見ると状態面は良さそうに感じる。
今回も三戦継続してブリンカー着用。
・16.オーヴェルニュ
この馬なりに先週の栗東CWで好時計を見せてはいるが正直な感想は東海S前の中間の方が動けていた印象。
元々があまり攻め駆けするタイプでなかったが2020年暮れ辺りからある程度追えば調教時計は出るようになったが今回は間隔開いた分どうか?
それでも強めに追い切りを重ねてはいるが果たして。
以上全頭追い切り考察でした!
ブログ追い切り注目馬ピックアップ
・1.アナザートゥルース
・5.ケイアイパープル
・7.アルーブルト
・11.プリティーチャンス
・13.グロリアムンディ
以上とさせて頂きます!!
少々穴っぽいところが入りましたが個人的な点ではなく線の目で見た追い切り考察のピックアップはこんな感じとなりました。
この中からの激走に期待したいです。
レース当日はもちろんブログにてレースを見解付きで更新させて頂きますのでお楽しみに!!
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