コラム的なもの自体の更新は日々の更新に追われかなり久々ではありますが…
アメリカのBCデーにウシュバテソーロが挑戦するのもあり日本もJRAから海外馬券の発売もあり多少需要があるのかな?と前もって書き残しておきます。
タイトルから「ウシュバテソーロはBCクラシックを通用するろか?」の文面ではじめたが国内ではダート競馬贔屓で地方競馬(主に南関)中心に見ており、
日常的にアメリカのダートも見ている筆者からすると今年はかなりチャンスは大きい!と見ており以下簡単ながらザックリとした要因を纏めておく。
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【浅井(おおきづダート)Twitter】
https://twitter.com/azaikeiba/status/1609297169198239744?t=wQimbkQ0uqtzWD6glZr-0Q&s=19
2023 BCクラシック ウシュバテソーロ 歴史的制覇への大チャンス
日本調教馬として初めて土ダートのドバイワールドカップを制したウシュバテソーロ。
日本調教馬としては2011年にヴィクトワールピサが制しているが当時一時的に世界中に広がっていたAW(オールウェザー)での開催だったので実質的ちゃんと海外勢と土ダートでやり合ったウシュバテソーロのドバイワールドカップ制覇は日本馬多数押し寄せて参戦したとは言え2023年の制覇は価値があるものと見て良い。
〈ウシュバテソーロの前走の回顧兼忘備録更新〉
・今年はサンタアニタ開催
西海岸に位置するサンタアニタパーク競馬場での開催となる2023年は可能性の面でまずこれが大きい。
日本から輸送の場合西海岸沿いの開催の方が輸送の負担も減る。
2021年のデルマー開催でのラヴズオンリーユーやマルシュロレーヌの歴史的快挙が記憶に新しいがデルマー競馬場も西海岸沿いに位置する。
(ラヴズオンリーユーの芝レースは遠征実績や機会の問題で今の日本馬のレベルなら近い将来いつか制すると思ったがマルシュロレーヌの場合は当時の米の牝馬路線の強豪しか出ていない事を思うとかなり歴史的快挙だったのは間違いない)
〈マルシュロレーヌ当時のブログ更新〉
・サンタアニタとダートがドバイのメイダンに近い
一言にアメリカ競馬のダートの馬場は土ダートとは言え基本的には日本のダートと比較される場合使われているシルト分の含有量の違いあれど砂中の砂部分の割合の違いだけである。
日本はトラックコースとしてコンクリートの路盤したから何層も砂を重ねて路盤を形成するが、
アメリカの場合は路盤は煉瓦を砕いたような赤土で形成されておりその上にクッション砂を敷き詰めたような路盤。
サンタアニタのダートの砂の割合は約87.5%とほぼドバイのメイダン競馬場と同じ割合となっておりメイダン競馬場のドバイワールドカップを制したウシュバテソーロからするとほぼ馬場の心配はいらない。
2010年開場のメイダン競馬場の前のアルシバ競馬場時代からアメリカから直接砂を輸入しており比較的歴史の浅いドバイの競馬の国際レーディングを上げる為にダート路線はアメリカから強豪馬を呼ばなければならずその為に昔からダートに関してはアメリカダートに寄せて運用が継続されている。
(完全に余談ではあるが近年サウジカップを初めたサウジアラビアも強いアメリカ馬を呼ぶ為にサンタアニタの馬場造園のスペシャリスト達を集めて可能な限りアメリカダートに近付けようと試行錯誤している)
また2019年からサンタアニタパーク競馬場で頻発していた競走馬の事故騒動の影響もあり馬場も改修を重ねており、
昔のようにサンタアニタのダート10F(2000m)を1:59代出るような馬場でも無く2:02代前後の決着も濃厚な馬場だとは見ていて感じる。
・絶対的強豪馬不在
実際現在のアメリカのダート界は、
個人的に今世紀を代表するダートの名馬の中の名馬と評価するフライトラインが現役のままならチャンスはかなり薄かっただろうが…
(フライトラインに関してはまだ条件戦を走る頃からX(旧Twitter)の前アカウントやブログで注目して取り上げて書いていました)
フライトラインはBCクラシック後に引退し昨年BCへ出てた各馬は軒並み引退。
昨年の3歳世代のクラッシックからの有力馬も早々に引退、今年のクラッシック世代も故障引退などで主要メンバーが抜けて団子の混戦の勢力図。
現在のアメリカダート中距離戦線の有力馬は
3歳勢は…
・アルカンジェロ (トラヴァースS1着)
・アラビアンナイト (パシフィッククラッシック1着)
・ゴーロケットライド(パシフィッククラッシック2着)
・ディスアーム(ケンタッキーダービー4着トラヴァースS2着)
ここらのベイヤー指数を見てもアルカンジェロのトラヴァースSで105、アラビアンナイトゴーロケットライドのパシフィッククラッシックで101と例年のベイヤー指数から比較してもかなり低指数。
9月のペンシルバニアダービー(GⅠ)勝ちの・サウジクラウンや
ケンタッキーダービーは2着だったが6月のオハイオダービー(GⅢ)勝ちを最後に出走の無い
・トゥーフィルズや
ケンタッキーダービーで出走取消となった人気の中心であった・フォルテもいるのにはいるがベルモントS2着のもののトラヴァースSは4着とここに入るとやや役不足感は感じる…。
古馬勢は
ホイットニーSでベイヤー指数110だった・ホワイトアバリオがいる位で、
昨年のケンタッキーダービー3着でホイットニーS2着だった・ゼンダン
(ローマ字表記や現地実況じゃ明らかにザンダンと読んでいいと思うが…日本は何故ゼンダンにしたのか謎だ)
ペガサスワールドカップ制した・アートコレクターもいるが距離不安もありマイル路線へ回りそう。
かなりメンバー的に手薄。
(一応登録には欧州のモスターダフも名はあるがターフに回ると見てる良さそう)
ケンタッキーダービーを回避はしているが地元のサンタアニタダービー馬・プラクティカルムーヴも馬場適性で面白いか?と思うが今年は南関のマンダリンヒーローがサンタアニタダービーへ遠征しこの馬とハナ差だった事を考えるとどうかな?とも感じる。
【【※日本に比べてアメリカダートはマイル路線も番組は充実はしているとは言え主要の大きいレースは開催日の間隔的に中距離王道路線を走ってる馬も出れる条件となっておりマイル路線に特化した馬で無い場合は大体は中距離路線の馬同士のポテンシャル勝負となる事も多くBCダートマイルの創設が遅れたのもやや王道から逸れる路線と言える】】
こう書き出すと如何にアメリカダートが現在絶対的王者不在なのが理解して頂けると思うが…
同一年でドバイワールドカップとBCクラシックを制した馬はこれまで不在とは言えウシュバテソーロには今年は大チャンスと言える。
日本馬が土ダートのドバイワールドカップを制した事すら歴史的な快挙ではあるがまだどの馬も成し遂げていない同一年でのドバイWCとBCクラシックを制覇の快挙も割と現実的なレベルで実現出来るかも知れない。
今回の更新は以上となります!
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