ダート専門無料ブログ【砂の祭典】がお送りします2023年6月7日(水)南関競馬 大井11R 東京ダービー(SⅠ・ダ2000m)の追い切り考察と調教評価のブログ更新となります。
来年からはJRAとのダート三冠が始まりこれが最後の南関所属馬だけの東京ダービーであり…
今回は南関競馬の3歳の頂点となる東京ダービーもあり〈全頭考察〉になります。
今回も追い切り映像確認後にレース前日までに更に追記しますのでまた見に来てくれたら有難いです。
【追記済み】
予定出走馬
・ 1.ルクバー 牡3 藤本 56
・ 2.サベージ 牡3 石崎駿 56
・ 3.ヒーローコール 牡3 森泰斗 56
・ 4.ピノホホッア 牡3 山崎誠 56
・ 5.ガンモヘラクレス 牡3 赤岡 56
・ 6.ナンセイホワイト 牡3 笹川 56
・ 7.コロンバージュ 牡3 本橋 56
・ 8.オーマイグッネス 牡3 張田昂 56
・ 9.ボヌールバローズ 牝3 本田正 54
・10.ライスゾーン 牡3 今野 56
・11.リベイクフルシティ 騙3 和田譲 56
・12.ミックファイア 牡3 御神本 56
・13.オピニオンリーダー 牡3 矢野 56
・14.ウインドフレイバー 牡3 保園 56
・15.ナイトオブバンド 牡3 吉原 56
・16.ブルマリンシェール 牡3 町田 56
以上のフルゲートの16頭となります。
レース展望
一冠目の羽田盃前は雲取賞を制した・3.ヒーローコールが次走JRAの中山での伏竜S(OP)へ挑戦し3着と健闘。
雲取賞で降したマンダリンヒーローが次走はなんと本場米へのサンタアニタダービー(GⅠ)挑戦しハナ差2着と歴史的大健闘し後にケンタッキーダービーまでの出走にこじつけた、
伏竜Sで負けたとは言えその勝ち馬のミトノオーは次走は兵庫 園田での交流戦重賞の兵庫CS(JpnⅡ)で圧倒的なパフォーマンスを見せて快勝していたのもあり今年の南関東牡馬クラッシック戦線では圧倒的な存在として注目を集めた
一冠目の羽田盃は自己条件を無敗で勝ち進んで来た・12.ミックファイアが好位を番手先行し最後は3ハロンの推定37.2秒と滅多な事では早々見られない異次元の上がりを見せつけての横綱相撲で初重賞制覇がSⅠの羽田盃となった。
今年は羽田盃覇者のミックファイアを筆頭にこの2頭が注目の存在となりそう。
京浜盃を制し羽田盃3着の・2.サベージ
昨年末の東京2歳優駿牝馬2着、牝馬の二冠目東京プリンセス賞2着の・9.ボヌーズバローズも牝馬戦線からの参戦となり、
金沢からは吉原騎手、高知からは赤岡騎手とお馴染みの他地区からの短期免許もこの春から再び解禁され
話題性十分の最後の南関所属馬だけの東京ダービーとなり楽しみな一戦となった。
この中から何頭かはJDD(JpnⅠ)への挑戦もあるだろうし、
ケンタッキーダービーから帰国してそこへ向けて調整しているマンダリンヒーローとともに今年の南関東の3歳戦線もかなりレベルが高く今後の南関競馬全体も今まで以上に大きくレベルも底上げされているようにここ数年は感じる事も多くこの東京ダービーだけではなく今後もかなり楽しみな世代へとなって行く事を私は願う。
いつものレース展望とは少し趣旨は違い個人的な南関競馬への想いが混じったレース展望ではあるが…
以上となります!!
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当ブログの追い切り考察の生かし方
個人的に気になった各馬の中間の調整や臨戦過程を考慮しながらの縦の評価を中心に
特に内容が良いと判断した馬を数頭
〈追い切りブログ注目馬〉
として数頭ピックアップしていく更新スタイルとなります。
あくまでも競馬は競馬、追い切りは追い切りなのでその馬のタイプにもよりますが
必ずしも追い切り内容が全ての競馬に繋がる訳ではないですが
各馬の状態や仕上げを見る一つの取捨選択の要素と考えてくれれば幸いです。
追い切り ブログ注目馬 ピックアップ
※実績、能力、適性よりも追い切り考察なので各馬の自身の過去との縦の比較に重点を置いております。
羽田盃時は追い切り考察休止中の時期でもあったのでTwitterで軽く触れてる程度だったので一応貼っておきます。
羽田盃 追い切り#羽田盃#追い切り#砂の祭典ツイート版
3リベイクフルシティ
7オピニオンリーダー
9サページ
11ザアグロ
14ポリゴンウェイヴこの辺りは特に負荷掛け動いてる印象。
8ヒーローコールはやや余裕残しな感じ
長休明けの6ミックファイアはミッドウェイFから直行。— 浅井おおきづダート【砂】 (@azaidirt) May 8, 2023
・2.サベージ
1週前追い切りの5/26の大井外回りで36.5秒、
最終追い切りは重馬場の中をラストは
3ハロン35.1秒をマーク
前走の羽田盃前の中間に2週前に35.8秒、最終追い切りも35.8秒をマークしておりかなり動いていたが、
今回は大目標の東京ダービーで万全の仕上げで馬場の時計反転していない状況の重馬場の中でマークした35.1秒ではあるが十分巻き返しある状態と捉えて良さそう。
石崎騎手も追い切りにも跨っており森下調教師のコメントを見ても相当色気は持って挑んでいると見る。
かなり期待したいデキ!
【追記】
この時計通りかなり促されて追われてはいるが
時計通り最終追い切りのフットワークは推進力と躍動感感じかなり良さそうに見える。
・3.ヒーローコール
前走の羽田盃前は伏竜Sへ中山遠征の後もあり正直なところかなり中間通じて軽めの調整していたのが率直な印象。
馬体の回復傾向見つつの調整だったのではないだろうか?と推測する。
今回の中間も馬場入りしても時計軽めの追い切りは目立ったが…その辺は狭くそこまで時計の出ない野田トレセン(浦和所属馬の調教場)なのはあるが…
最終追い切りは東京ダービーの為わざわざ浦和本場コースへ持って行ってトーセンレビュー(A2)相手に併せ馬し
66.5秒-51.1秒-36.5秒
と好時計をマーク。
6/2は台風の影響で雨足も徐々に強まって行く中での併せ馬でやる気も削がすしっかり追えているのなら上々の仕上げと見る。
雲取賞からJRA伏竜Sに羽田盃と今期4戦目となるが前走前少し緩めた事でデキ落ちは感じられない。
【追記】
最終追い切り映像は直線の本当の最後部分でもう少し長めに見たかったが…
馬場悪い中をパワフルに。
・9.ボヌールバローズ
血統面を見れば父ヘニーヒューズで母の父はディープインパクト
母のジュリエットソングは主な勝ち鞍はJRAでの未勝利戦勝ち位であるが
ディープインパクト産駒ながらダート戦線を使われており未勝利勝ち後一戦使ってすぐ引退してしまったとは言え福島ダ1700mで先行し番手から時計面以上に強い勝ち方をしており良く覚えているがこの馬が大井デビューしたのは馬主含めてかなり意外だったが笠松のラブミーチャン記念遠征や東京2歳優駿牝馬はマイル戦ではあるが、
東京プリンセス賞の走りを見ても母同様距離はあった方が良いタイプと見る。
当初から東京プリンセス賞狙いの牡馬に混じってのクラッシックトライアルからの始動であったが前走がメイチの仕上げだと思っていたが東京ダービーへ転戦するのも追い切り時計の好時計をマークを見てもしっかり好調を維持していると見て良さそう。
前走時は1週前に強い負荷を掛けての最終追い切りはサラッと流す感じであったが…
今回は前走後の馬体の回復見つつであろうが最終追い切りにしっかりと負荷を掛けて来ており
小林の外回りコースでかなり長めの距離を併せ馬で追っての
83.3秒-64.8秒-49.1秒-35.5秒
でC1馬相手の併せ馬とは言え0.6秒突き放す動きを見せたのなら時計面だけ見ても文句無しのデキと捉えても良さそう。
東京プリンセス賞同様に力は出せる状態にあると見る。
【追記】
最終追い切りの映像は促されてから加速途中からの映像であったがしっかりと反応し伸び続けている印象で見立て通り状態は良さそう。
・12.ミックファイア (次点評価)
前走時同様に南関認定外厩のミッドウェイファームからの直行の為中間の時計は手元にないが…
(その事もあり次点評価とさせて貰っているが)
最終追い切りは前走同様にミッドウェイファームの坂路でしっかりと併せ馬されて
前走と同水準レベルの時計は出せてはいる。
前走時は長期休養明けいきなりの羽田盃もあり半信半疑であったが…
それであのパフォーマンスを見せれたのなら2歳時の臨戦過程を見てもわかるように
一戦使った上積みは更にあると見て良さそう
【追記】
道中は少し併せ馬で抑えていたのか?といった感じには見えたが最後もしっかりと伸び続けている。(映像の時間が短すぎるのが残念)
以上が〈追い切り ブログ注目馬〉となります!!
参考までに他の各馬を短いながらも見解だけでも少し触れておきます。
・1.ルクバー
京浜盃前にジョエル(A1)と併せ馬していた時は時計出てたもののまだ馬体の緩さや幼さも感じられたがそこから実戦を重ねている間は使い詰めの為時計はかなり手控えていたが、
前走の東京湾カップ2着後はしっかりとここへ向けて調整されて好時計をマーク
何頭も挙げてもと思って…
追い切りブログ注目馬ピックアップ漏れしたが正直次点評価しても良いほど最終追い切りでは船橋外回りコースで49.5秒-37.1秒と併せ馬で好時計マーク。
状態面は良く人気的にも面白いと思う。
・4.ピノホホッア
2歳時から重賞戦線で活躍し入着歴もあるがスプリント〜マイル色の強い馬なので追い切りは動く方なのだが
今回は最終追い切りでヒーローコール同様に浦和本場へ持って行っての好時計マーク。
ゲート難あるタイプながらも前走は川崎だったので道中後方から動かして行く競馬をして変わり身を見せておりこの追い切りの好時計なら大井へ変わって溜めて終いに賭ける競馬をして来た場合怖い存在とも言える。
・5.ガンモヘラクレス
前走の東京湾カップ前とそこまで変わり身は感じないがしっかりと馬場入りして時計を出せている点は好感を持つ。
3戦目で徐々に良化は感じられる。
・6.ナンセイホワイト
東京ダービートライアルを制し3連勝でここへ挑む。
前走時は時計面でもかなり仕上げて来た感じがあったが
今回時計を出した追い切りは併せ馬で1本のみとは言え米田調教師は割と強気のコメントを出している事から状態は良いとは感じる。
3/9から使い詰められて来ており状態維持出来ているかが鍵と見る。
・7.コロンバージュ
二走前の東京湾カップでブログ注目馬として推して11番人気3着と大健闘してくれて有難かったのだが…
前走の東京ダービートライアルは追い切りで時計1本で挑んで9着。
門別から南関転入した10月から船橋所属であるが門別所属のデビューした昨年5月から多い時はひと月に2回使われながら月1のペースで1年間ずっと使われており流石に使われ過ぎているローテーションが気になる。
・8.オーマイグッネス
門別所属時代の昨年の2歳時は重賞サンライズカップを制しその他重賞2着2回に統一ダートグレードのJBC2歳優駿4着と好走してから南関転入後は重賞戦線で目立った活躍こそないが…
馬なり中心なので時計面は何とも言えないが今回しっかりと乗り込まれており乗り込み量は十分。
実戦に行ってどこまで変わるか。
・10.ライスゾーン
2歳時の鎌倉記念の頃から追い切り考察では評価している1頭だったのもあり、
時計は目立って出るタイプではないものの映像で見ると力強い伸び脚を見せる馬でいつ噛み合うか?と思っていたのでクラウンカップ4着、前走の東京湾カップ勝ちは驚かない。
フロックではないとは見るが今回は最終追い切りに川崎本場コースで1本のみと
ローテーション的にこれは仕方ないがそれでもこの馬なりに時計は単走でしっかりと出ているので警戒は必要
・11.リベイクフルシティ
騙馬ながらデビューから4連勝でゴールドジュニアを制し南関のこの世代では1番最初に騒がれた馬。
今となってはハイセイコー記念でマンダリンヒーローの5着に敗れたのも納得出来るがこの馬自身京浜盃から距離を伸ばして徐々に対応しつつあり追い切り自体もこのメンバーに入り横の比較をしても見劣りはしない。
短距離色も追い切り内容からは消えつつあるがA2のティアラフォーカス相手の併せ馬で最終追い切りは
63.7秒-49.5秒-36.7秒
と時計面から見ても十分に水準以上で面白い存在と見て良さそう。
・13.オピニオンリーダー
前走の羽田盃ではブログ注目馬に推した1頭。
結果は少し足らず5着であったものの馬体自身は京浜盃やその前と比べ良化も感じたし羽田盃前にしっかりと追い切りで動いていたので時計を出す追い切りは1本のみでも特別問題はなさそうだが。
(欲を言えばもう1本時計速いところを出しているのなら追い切りブログ注目馬ピックアップも有り得る過程であったが)
沢調教師は前走の反動からか前走後少し硬くなっていたが軽めの調整をした事でほぐれて来たとはコメントを出しているので東京ダービーへ向けてこの馬なりには調整出来ていると見る。
・14.ウインドフレイバー
雲取賞から休養に入ってここで復帰もしっかりと乗り込んでおりひと息入れた後とは言え警戒は必要な存在の1頭となる。
休養先でもしっかりと坂路で乗り込みを重ねたとの事。
最終追い切りも野田トレセンでラスト38.1秒なら水準レベルは出ており追い切ったのも台風の影響なかった6/1の稍重の馬場なのは頭に入れておきたい。
・15.ナイトオブバンド
年明けはJRA中山の芝レースジュニアカップに挑戦(13着)
そこから雲取賞、クラウンカップ、東京湾カップと南関クラッシックのトライアルレースを連戦しているので追い切り1本は仕方ないとは言え時計を出す追い切りが最終追い切りのみなのは少し気がかりではあるが…
・16.ブルマリンシェール
先週の大井外回りコースで一杯に追ったが
62.3秒-49.0秒-36.2秒
と抜群の動きを見せる。
そこから最終追い切りは馬なり1本で本番に挑むか?と思ったが6/2と6/4の2日に分けて馬場入りし時計を出しているのは陣営はコメントを出してはいないが多少台風の影響もあったのかも知れないが。
今回この馬なりにしっかりと調整が出来ていると捉えて良さそうで追い切り内容としては良い。
2023年の東京ダービーの全頭追い切り考察は以上になります!!
(映像確認後更にしっかりと追加しますので追記をお楽しみに!)
なおレース当日も勿論こちらのブログで見解付きでレース更新しますのでお楽しみに!
〈先週更新 美浦トレセン坂路閉鎖〉
全くファンの中で話題になってませんがJRA馬の追い切りを見るのに関東馬各馬秋まで結構大きな問題だと見ています
〈最新 ダート種牡馬更新〉
エスポワールシチーと佐藤哲三元騎手のエピソードを書きたいが為に折角なのなら産駒傾向更新にしようと書かせて頂きました
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