種牡馬ラニの産駒特徴や傾向考察に評判などのブログ更新を無料競馬ブログ〈砂の祭典〉がお送りします。
ブログ執筆時の2024年5月16日現在の情報を元に掲載しております。
(ある程度データが出揃ってから再度追記する予定です)
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【浅井(おおきづダート)X(旧Twitter)】
種牡馬 ラニ産駒 特徴や傾向 評判など
ラニのプロフィールや現役時成績
2013年生まれ
生産国 アメリカ
生産者 North Hills co.Limited
生涯成績 17戦3勝
(海外 6戦1勝)
〈主な勝ち鞍〉
UAEダービー GⅡ 2016年
ラニが切り開いた日本調教馬のアメリカ三冠遠征の軌道
母であるヘヴンリーロマンスが繋養されているアメリカで生産され逆輸入の形で誕生後に日本へ渡る。
母ヘヴンリーロマンスの主戦騎手であった松永幹夫厩舎でデビュー。
2歳秋に芝デビューも矛先をダートへ向けデビュー3戦目で初勝利しカトレア賞(当時500万下)を連勝し年明けからはアメリカの三冠への挑戦を表明し当時はケンタッキーダービー出走ポイントは国内レースでは得れない為ドバイのUAEダービーを目標に年明けはヒヤシンスSから始動も5着であったが招待を受けて無事出走。
UAEダービーでは日本調教馬初となる制覇となり無事アメリカ三冠の一冠目ケンタッキーダービーへ遠征し9着、2冠目プリークネスSは5着、三冠目は3着と日本調教馬初となるアメリカ三冠全て皆勤した事気性面も激しく現地滞在時は当時アメリカで同世代の大将格だったアロゲートに威嚇したりとそのキャラクターが向こうで受けて現地では「ゴジラ」や「クレイジーホース」の異名を付けられ熱心なアメリカの競馬ファンからは度々ミーム画像の素材となったほど人気馬となった。
気性面の激しさもあり帰国後は目立つ活躍は出来なかったが明け4歳時はマクトゥームチャレンジラウンド3を経由してドバイワールドカップに参戦し再びアロゲートと再開したり半兄のアウォーディーとの対戦や地方でのダートグレードを使いたいがパドックでの観客との距離が近過ぎて危険で使えないなど話題は常に欠かせない馬であった。
4歳秋で引退しその後種牡馬入りしたがラニの強烈なキャラクターやアメリカ三冠皆勤と作った功績が評価されラニのお陰でラニの歩んだ日本のカトレアS(当時はカトレア賞は今で言う1勝クラス)とヒヤシンスSがケンタッキーダービーへの出走ポイントを与えられるようになり、
伏竜Sにも与えられ今日の日本のダート競馬へ与えた影響は計り知れない。
ラニの血統
〈ラニの5代血統表〉
(参照元:netkeiba.com)
インブリードは
Northern Dancer 5×4
Mr. Prospector 4×5
父の Tapit は後年フライトラインなどを輩出したが当時も既に大種牡馬であった。
日本ではテスタマッタやラビットランなどがダート芝問わず活躍馬を出しており産駒のクリエイターⅡも日本へ輸入されている。
母のヘヴンリーロマンスはJRA8勝馬であり牝馬でエアグルーヴ以来の天皇賞秋を制したGⅠ馬。
(松永幹夫騎手の最敬礼もファンの記憶に強烈に残る)
母としても引退後ノースヒルズがアメリカに連れて行き繋養されており、
繁殖としても優秀でJBCクラシックを制したアウォーディーやアムールブリエも輩出しておりラニ含め重賞馬を3頭出している名牝。
祖母のファーストアクトはアイルランド生産馬であるが未出走馬ながらもヘヴンリーロマンス以外にもOP馬を輩出。
母系にサドラーズウェルズ、リボーなど重めの血とサンデーサイレンスがあるのも影響を受けているのかヘヴンリーロマンスの血統がそう出るのか芝向きのジャングルポケットを付けたらアウォーディーが出たのもあったがどちらかと言うと血統はダート寄りに出ておりラニも例外では無かった。
ラニ産駒一覧 産駒評判
〈ラニ産駒一覧〉
(参照元:netkeiba.com)
アロースタッドで繋養されダートの中距離馬の立ち位置ながらも初年度から格安の種付け料に加え父は Tapit 母ヘヴンリーロマンスの血統功績が評価され初年度から種付け数は100頭を超え徐々に落ちては行ったが初年度産駒でドバイゴールデンシャヒーンで2年連続で掲示板を出したリメイクを出しており、格安の種付料もあり今後も人気の1頭となりそう。
ただ産駒は父譲りの気性面の激しさも遺伝しているような評判ではある。
ラニ産駒特徴や傾向 道悪適性 考察
ラニ産駒 芝
・Tapit は本国アメリカでは芝の適性は高いが今のところラニ産駒は芝は1勝のみと完全にダート寄りの産駒が多い
・狙えても未勝利戦までか
・芝で良績があるのは意外にも1800mから2000m
・ダート寄りの産駒多く芝の道悪適性が高そうなイメージではあるが馬場が渋ると好走馬はこれまで1頭も出ていない
ラニ産駒 ダート
・ダートでは北海道シリーズの2場は出走機会が少な過ぎるので除外するが基本的にJRA主要の全競馬場で対応出来ており特に出走機会少ないながらも小倉競馬場が数字上では1番良績が集中しておりほかは大きな苦手なところは数字上見当たらない
・スプリントからマイルまでの活躍馬が多いのは気性面を大きく受け継いでいるところが見受けられる、
付けている肌馬の影響も強いが2000mまでなら難無くこなす
・良馬場が最も良績があり稍重、重馬場ダートでは数字は大きく落とし不良馬場では勝ち鞍が無いので時計の速い道悪ダートは不向きな産駒が多いと見て良さそう
ラニ産駒 地方競馬
・産駒数が多いのもあるが地方競馬場全てでの勝ち鞍があり特に偏りは見れない比較的にレベルの高い南関東4場(大井、川崎、船橋、浦和)での活躍も目立つが数字上では門別や笠松での単回収率が飛び抜けているのも特徴的
・距離は番組の関係もあるが数字上では1400mから1600mが最も得意とするがコーナー6つを回る長距離戦も気性次第ではこなす
・地方所属のラニ産駒も道悪のダートは苦手とする産駒は多く稍重までは影響は無いが重馬場、不良馬場では大きく数字を落とす
以上が種牡馬 ラニの産駒特徴や傾向のブログ更新となります!
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