種牡馬 マインドユアビスケッツ産駒 特徴や傾向考察

ダートマニアックス

2022年の産駒デビューの種牡馬マインドユアビスケッツ産駒の評判や特徴や傾向の考察を無料競馬ブログ〈砂の祭典〉がお送りします。

 

 

ブログ執筆時点の2023年12月12日現在の情報を元に書いております。

(ある程度データが出揃ってから再度追記予定です)

 

 

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【浅井(おおきづダート)X(旧Twitter)】

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種牡馬 マインドユアビスケッツ産駒 特徴や傾向 考察 評判など

 

 

 

 

 

マインドユアビスケッツのプロフィールや現役時成績

 

 

 

2013年生まれ

 

生産国 アメリカ

 

生産者 Jumping Jack Racing LLC

 

 

生涯成績 25戦8勝  (うちG1 3勝)

 

〈主な勝ち鞍〉

ドバイゴールデンシャヒーン(GⅠ) 2017.2018年

マリブS(GⅠ) 2016年

アムステルダムS(GⅡ) 2016年

ベルモントスプリントCSS(GⅢ) 2017年

ルーカスクラシック(GⅢ) 2018年

 

2016年ニューヨーク州年度代表馬

2017年ニューヨーク州年度代表馬

 

 

ケンタッキー州産馬では無くニューヨーク州産馬の為デビュー当初は目立たぬ存在であり初勝利を挙げたのは3歳になってから。

そこからダート短距離路線で頭角を現し7月のアムステルダムS(GⅡ)で重賞初制覇し11月のBCスプリント挑戦するも3着入線(2着馬が薬物検査で失格となり後に2着繰り上がっている)、年末のマリブSでGⅠ初勝利。

この頃のG1戦線で闘い着差を付けていたのは後に日本にも種牡馬として輸入されるドレフォンであった。 

 

翌年の4歳はドバイゴールデンシャヒーンを圧勝しダートスプリントからマイルにも矛先を向け始める

明けて5歳のドバイゴールデンシャヒーンは圧巻のレコード勝ちで連覇し、

この頃から社台ファーム代表の吉田照哉氏が馬主の権利半分を取得。

日本へ種牡馬入りのテストの意味合いも強かったのだろうが古馬に入り距離適性に幅が出て来てマイル以上でも良績を挙げるようにはなったがシーズン最後で事実上のラストランとなり引退し日本へ輸入され種牡馬入りとなった。

 

 

ちなみに馬名の由来は英語で「大きなお世話」を意味する「Mind Your(own) Business」をもじって付けられたジョークでありお菓子のビスケットでは無い。

 

 

 

 

マインドユアビスケッツ 血統

 

 

 

 

〈マインドユアビスケッツ五代血統表〉

(参照元:netkeiba.com)

 

五代内のインブリードは

Deputy Minister 3×4

Hail to Reason 5×4

BIushing Groom 4×5

 

 

父の Posse 自身はGⅡ勝ちまでしか実績は無いが産駒では複数のGⅠ勝ち馬を輩出しているものの Deputy Ministerの系統はアメリカではやや主流からは外れているのもあり所有権を得られたのが大きな要因ではあるだろうが

マインドユアビスケッツの祖父 Silver Deputyはダートの名馬カネヒキリの母ライフアウトゼアの全兄であり、

日本で実績を残したコパノキッキングの祖父にあたる部分も日本向きの血統とも見てとれる。

 

父系だけで言えば同じノーザンダンサー系の

Vise Regent→Deputy Minister

まではマインドユアビスケッツと同じでそこからフレンチデピュティ→クロフネの成功例があるのでその辺も日本向きとは見て良さそう。

(マインドユアビスケッツの場合はVise Regent→Deputy Minister→Silver Deputy→Posseとややマイナーな分岐をしつつ父系を重ねてはいるがSilver Deputy自身も日本に輸入された産駒の中にはアタゴタイショウ、ディバインシルバーと重賞勝ち馬を輩出しており日本には向く)

 

 

母の Jazzmaneは不出走馬であり当初韓国で繁殖入りしたがその後ニューヨーク州で繋養されておりどうしてもアメリカの馬産のメインスでは無いニューヨークで繋養されているのもあり注目度も低く目立った繁殖成績こそ無いが

祖母 Alljazzはアメリカでは未勝利ではあるが母としてはカナダの3歳牝馬チャンピオンになった Kimchiを輩出しその他活躍馬も出しているメアサイアーを持つ。

 

マインドユアビスケッツ自身も Vice Regentに行き着くノーザンダンサー系でも日本向きの父系を持ち

サンデーサイレンスが持つ Hail to Reasonのインブリードを内包しており日本国内に多くいるサンデー系牝馬にも多重インブリードを狙えこれも日本向きの Blushing Groomの多重インブリードも狙えるのも魅力的な血統を内包しているのも大きい。

 

 

 

今後日本国内の配合面でも同じ父系ノーザンダンサーのヘニーヒューズ牝馬でも相当遠い位置になる為配合可能で

ボールドルーラー父系のパイロ辺りも問題無くシニスターミニスターで母系にDeputy Ministerが入ってるとは言え4×4のインブリード可能(どう強調されるかは産駒が出ない事には何とも)

既に日本に根付くゴールドアリュールからのエスポワールシチー、コパノリッキー、やこれから出て来るゴールドドリーム、クリソベリル等の肌馬にも最適であり、

勿論ミスプロのキングカメハメハからの肌馬にも幅広く付けれる事もあり初年度から2年目途中までの今現在の産駒成績を見ていると種付け料が安価のままなら(2024年度300万)日本のダートの血統地図は書き変えてしまう可能性すらある。

 

2023年度の種付け頭数は211頭に一気に回復しており今後ヘニーヒューズ、パイロ、エスポワールシチー、シニスターミニスター、ルヴァンスレーヴ、クリソベリルなどにとって変わりダート系人気種牡馬トップまで浮上する可能性までもある。

 

 

 

 

現時点での代表産駒

 

 

・デルマソトガケ

(参照元:netkeiba.com)

最早説明は不要ではあるが…

2歳時は全日本2歳優駿(JpnⅠ)を制し明け3歳は海外遠征を続けサウジダービー(GⅢ)3着、UAEダービー(GⅡ)2着、本場アメリカのケンタッキーダービー6着も秋はBCクラシック挑戦し2着といきなり初年度産駒の世代から規格外の大物が現れた。

 

 

・マルカラピッド

(参照元:netkeiba.com)

2歳時エーデルワイス賞(JpnⅢ)制覇。

 

 

〈その他産駒一覧〉

(参照元:netkeiba.com)

初年度産駒からは芝路線でもホウオウビスケッツが皐月賞、ダービーとクラシックへ送り込む。

 

 

 

現時点のマインドユアビスケッツ産駒の評判や馬体特徴 

 

 

 

初年度産駒からいきなりデルマソトガケを輩出したりダートの活躍馬が目立つのは血統通りか。

気性面はやや気性の激しめの父に似て前進気勢のある産駒となりやすくそれが上手く走る方に向けばと言った感じか?

マインドユアビスケッツがダート短距離の割にはマイル以上距離はこなす産駒が出ており芝路線でもホウオウビスケッツやショーモンなど出ており今後肌馬の配合次第では芝の重賞勝ち馬も出て来そうな気配。

 

初年度産駒から2歳からの活躍馬も多数出ているのも生産側からも今後重宝されそう

マインドユアビスケッツ自身がダートの短いところを走っていた馬にしては脚も長く体型的にはスプリンターっぽくは無いのも距離がこなせる産駒が出て来そうなポイントであり

勝ち上がる産駒の馬体は馬格に恵まれた産駒が今のところ目立つ。

 

 

 

 

マインドユアビスケッツ種付け数 種付け料推移

 

 

 

導入初年度からの種付け数、種付け料は

 

2019年 155頭 (200万)

2020年 141頭 (200万)

2021年   95頭 (200万)

2022年 110頭 (200万)

2023年 211頭 (300万)

 

と初年度産駒のデルマソトガケが出たのもあり過去最高の種付け料を記録。

しかし種付け料は300万と微増に留められており、

同じ社台SSで繋養されているダート種牡馬のルヴァンスレーヴ、クリソベリルと同じ種付け料と考えると産駒がある程度芝もやれる事を見せており種付け数が200頭越えの人気になるのも納得。

 

 

 

 

マインドユアビスケッツ産駒の特徴や傾向 道悪適性 考察

 

 

 

 

マインドユアビスケッツ産駒 芝

 

 

 

 

・ダートの勝ち数にしては芝の勝ち数は1/3程度になっているが初年度のダート向きの配合例にしてはある程度芝はこなすので芝、ダート兼用の種牡馬との見方も出来る

 

・主要競馬場で満遍なく勝ち鞍は出ているので万能の見方は出来る

(京都は出走頭数の関係で勝ち鞍は出ていないが時間の問題か?)

 

・芝は中山、新潟、札幌での良績が目立つ

 

・距離は今のところ1400m〜2000m付近を得意とする産駒が多い

 

・ダート色強い血統背景通り芝の道悪もそれほど大きく数字は落とさなくサンプル数こそ少ない重馬場での対応を見せ良績を挙げる産駒が多く道悪は得意と見て良さそう

 

 

 

 

 

マインドユアビスケッツ産駒 ダート

 

 

 

・血統背景通りダートでの勝ち数は芝の約3倍ほど

 

・既にJRA全10場で満遍なく勝ち鞍を挙げており平坦であろうが勾配があってもこなす

 

・現在サンプル数は少ないが全場ダート高水準の成績でこなす

 

・夏の北海道シリーズの札幌ダートは現在の数字上はかなり得意としているが左回りの中京、東京、新潟の順で良績があるのも注目

 

・馬格のある産駒は中山や阪神のような勾配があるコースも難無くこなす

 

・距離適性は1000mから勝ち鞍はあるが1400mから2000mまで成績は良くワンターン、コーナー4つとも両方こなしているところを見ると気性的な個体差こそありそうではあるが基本的にオールマイティにこなすのも特徴的

 

・中2週のローテーションを詰めても良績が目立ち馬格のある産駒なら使い詰めても大丈夫そうだ

 

・道悪は数字上でも大得意で重馬場、不良馬場時は数字上は成績を更に上げる

 

 

 

 

マインドユアビスケッツ産駒 地方競馬

 

 

 

(現在調査中ではあるがJRA所属馬が交流重賞戦重賞でしっかりと良績を挙げておりJRAダートでもこれだけ産駒成績が良いので極端に地方の馬場を不得意とする産駒は少ないと見て良さそうだ)

 

 

 

 

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