2023年の産駒デビューの種牡馬ニューイヤーズデイ産駒の特徴や傾向考察や評判などのブログ更新を無料競馬ブログ〈砂の祭典〉がお送りします。
ブログ執筆時点の2023年12月22日現在の情報を元に掲載しております。
(ある程度データが出揃ってから再度追記予定です)
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【浅井(おおきづダート)X(旧Twitter)】
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種牡馬 ニューイヤーズデイ産駒 特徴や傾向考察 評判など
ニューイヤーズデイのプロフィールや現役時成績
2011年生まれ
生産国生産地 アメリカ
生産者 ケンタッキー州 クリアスカイF
生涯成績 3戦2勝 (うちGⅠ 1勝)
〈主な勝ち鞍〉
ブリーダーズカップジュヴェナイル(GⅠ) 2013年
ケンタッキー州のクリアスカイFで生産された当馬は名門ボブ・バファート厩舎に預けられ2歳8月のポリトラックの5.5ハロン戦でデビューし3着、次戦の未勝利戦で8ハロンへ距離を伸ばし初勝利。
3戦目となったのはその年はサンタアニタ開催だったBCデーのジュヴェナイル(GⅠ)の8.5ハロン戦と更に距離を0.5ハロン伸ばしたが未勝利勝ちのみで他に目立った戦績が無かったのもあり人気は高く無かった中、
中段の競馬で勝負処動いて行きスペースが狭い場面もあったがそれでも最後は斬れ味を見せつけて2着のハバナに1馬身1/4差を付けて快勝しGⅠ初制覇。
翌年のクラシック戦績を狙うもその年の末に調教中の怪我により骨折が発覚し2歳で僅か3戦のみで競走馬としてのキャリアを終える。
引退後はケンタッキー州のヒルンデイファームで2014年から種牡馬入り。
しかし初年度産駒の成績が奮わなかったのもあり2018年にブラジル人オーナーに買い取られてブラジルのエテルナメンテリオ牧場で種牡馬入りする事となる。
翌年2019年にアメリカに残して来た産駒の中からMaximum Security(以下マキシマムセキュリティ)がフロリダダービーを制しケンタッキーダービーへ駒を進める。
当日日本のマスターフェンサーがケンタッキーダービー挑戦し日本でも海外馬券発売があった事からグリーチャンネルでもリアルタイムで放送されてたので記憶に残ってるいるファンも多いだろうがその時のケンタッキーダービーをマキシマムセキュリティは1着入線するも降着処分となった。
その後すぐにアメリカではニューイヤーズデイが日本の生産者に買われたとの報道が流れ、
本国を出されブラジルに繋養されていた当馬をしっかり把握していた社台グループのネットワークと流石のフットワークと感心させられるエピソードとなる。
本馬はマキシマムセキュリティ以外にも2016年産の産駒でファイティングマッドがクレメント・L・ハッシュS(GⅠ)を制してGⅠ勝ち馬を輩出している。
日本に輸入される前の日本語表記は競馬メディアによっては「ニューイヤーズデー」 と「ー」表記の事もあったが日本へ輸入され社台SSで繋養されるようになってからは今の「ニューイヤーズデイ」で統一されている。
ニューイヤーズデイ 血統
〈5代血統表〉
(参照元:netkeiba.com)
5代以内のインブリードは
Mr. Prospector 3×5
Haijl to Reason 5×5
Natalma 5×5(牝系インブリード)
を内包。
父の Street Cry はドバイワールドカップなどGⅠを2勝し種牡馬としてはアメリカの歴史的名牝 Zenyatta(ゼニヤッタ)やオーストラリアで33連勝した名牝 Winx(ウィンクス)と歴史的な名馬を輩出。
直仔の日本でも重賞勝ちこそないが種牡馬として輸入されたストリートセンスが多数重賞馬を輩出し一定以上の評価を得る。
母 Justwhistledixie自身も重賞2勝の実績馬でありニューイヤーズデイ以外にも計4頭の重賞馬を輩出している名繁殖。
祖母は重賞実績自体無い馬であったが堅実に重賞馬やステークス好走クラスを出しており超大物こそいないが母系を見ると堅実に走る産駒を出す特徴のある牝系と言える。
産駒のマキシマムセキュリティも既に種牡馬入りしているがアメリカでは種付け数を集めており生産界では人気との事。
現時点の代表産駒など
産駒一覧 (リンク先へ)
(参照元:netkeiba.com)
2023年現在時点の産駒評判など
筆者自身もニューイヤーズデイ産駒が本邦初年度デビューする2023年度の社台SSのスタリオンブック(生産関係者用)を所持してはいるが産駒デビュー年にしてはページは後ろの方でやけに扱いが小さいのは気に掛かっていたものの…
ニューイヤーズデイ自身重心低い歩様で力強い馬体で血統背景からは日本でもダート向きの種牡馬として見られているが産駒のボリュームもある産駒が目立ち配合次第ではドレフォン産駒以上に芝をこなす産駒が出ても不思議では無いほど産駒の平均点は高いと生産界ではそんな評判。
初年度産駒も2歳から10勝以上挙げており日本初年度産駒の初動としても合格点の内容と言える。
見方によっては初年度は繁殖はけっして恵まれた方でない中でも当初のイメージ以上に芝でも勝ち鞍を挙げているのも特徴的。
ニューイヤーズデイ産駒特徴や傾向 道悪適性 考察
※初年度産駒の2歳時のみのデータなので今後大きく傾向が変わる事はご了承下さい
ニューイヤーズデイ産駒 芝
・芝では現在新潟での良績が目立つ
(その他は東京、福島、阪神での勝ち鞍があり函館は未出走でそれ以外の全場で複勝入着歴はあり)
・芝の距離別を見るとスプリントから2000mまでは勝ち鞍あり
・成績や産駒の特徴からマイル前後が今のところ合いそうではあるが年越えて3歳で長い距離の番組が増えれば普通にこなして来そう
・芝は外回りコースよりも内回りコースでの良績も目立つのも特徴的
・芝の不良馬場でも勝ち鞍はあるが道悪適性についてはまだ不明
ニューイヤーズデイ産駒 ダート
・サンプル数少ない中ではあるがダートでは東京、京都での良績が目立つ数字だけ見ると勝ち鞍の無い中山、中京など満遍なくこなしそうではある
・距離適性は馬体特徴とは裏腹にスプリントは勝ち鞍はまだ出ておらず1400mから2000m付近で良績がある
・特に1700mから2000m区間で成績が良く折り合い付く気性の産駒ならコーナー4つのコースの方が向きそう
・ニューイヤーズデイ産駒のダートの道悪適性については良馬場、稍重で勝ち鞍があり、
重馬場、不良馬場で勝ち鞍こそないが複勝圏内まで来ておりサンプル数少ないにしても血統背景を考慮しても日本のダートの道悪馬場も不得意とは感じない
ニューイヤーズデイ産駒 地方競馬
現在調査中
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