2023年の初年度産駒デビューの種牡馬アポロケンタッキーの産駒の特徴や傾向考察に評判などのブログ更新を無料競馬ブログ〈砂の祭典〉がお送りします。
ブログ執筆時の2024年4月26日現在の成績を元に掲載しております。
(ある程度データが出揃ってから再度追記する予定です)
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【浅井(おおきづダート)X(旧Twitter)】
種牡馬 アポロケンタッキー産駒 特徴や傾向 評判など
アポロケンタッキーのプロフィールや現役時成績
2012年生まれ
生産国 アメリカ
生産者 Doug Branham
生涯成績 37戦9勝 海外1戦0勝
(うちGⅠ 1勝)
〈主な勝ち鞍〉
東京大賞典 GⅠ 2016年
日本テレビ盃 JpnⅡ 2017年
みやこS GⅢ 2016年
デビューは2歳10月デビューで3戦芝を使われるも勝ちきれずダート転向し2戦目で勝ち上がりを決め3歳春には東京マイルの伏竜SでOPに挑戦するもOPの壁に弾き返された形で自己条件へ進む。
明け4歳の準OP東京ダ2100mの金蹄Sで抜けたパフォーマンスを見せて勝ちその後仁川S、ブリリアントSとOP(当時)と3連勝し本格化の気配を漂わせる。
初の重賞挑戦となったシリウスS(GⅢ)では3着であったがOPのブラジルCを挟んだ挑んだみやこS(GⅢ)で初の重賞制覇を成し遂げGⅠチャンピオンズカップに挑むも5着、
間隔詰めて使った暮れの大井の東京大賞典ではコパノリッキー、サウンドトゥルー、ノンコノユメ、アウォーディーと強豪揃うも見事撃破し見事GⅠ馬まで登り詰める。
この東京大賞典での馬体重565キロはこれまでヒシアケボノがもっていたGⅠ勝利最重量560キロを上回る馬体重を記録した。
年明けはドバイワールドカップへ海外遠征し Arrogatn、Gun Runnerらと激突するも9着に終えるもこの時点ではこれからダート王道路線を席巻するような競馬界の雰囲気であったがこの海外遠征以降は日本テレビ盃(JpnⅡ)のみの重賞勝利に留まったが、
その日本テレビ盃もサウンドトゥルー、ケイティブレイブ、モーニンなど強豪と叩き合いを制したもので一定以上の能力を見せていたが…
それ以降は川崎記念(JpnⅠ)2着、かしわ記念(JpnⅠ)3着、ダイオライト記念(JpnⅡ)2着2回、日本テレビ盃(JpnⅢ)2着と勝ち切るまでには至らなかった。
結果引退レースとなった7歳の日本テレビ盃ではこれまでキャリアの中で船橋競馬場では馬券外無しと好相性であったが実況アナウンスで「歩くようにゴール」と言われる程大差の殿負けとなり初の船橋競馬場で馬券外に敗れこのレースを最後に現役を引退する。
引退後はレックススタッドで種牡馬入りが決まったが2022年6月に盲腸破裂により10歳の若さでその馬生を終える。
その数ヶ月後にはオーナーのアポロサラブレッドクラブ(クラブでは無く墓石屋さんの個人馬主です)の解散が発表され冠名アポロも残った産駒が最後となる。
アポロケンタッキーの血統
〈アポロケンタッキー5代血統表〉
(参照元:netkeiba.com)
父のLangfuhrは現役時はアメリカで古馬になってから頭角を現しヴォスバーグS.カーターH.メトロポリタンHとGⅠを3勝挙げる。
種牡馬としては Lawyer Ron、Jambalayaやカナダの三冠馬 Wandoなど北米では芝ダート問わずGⅠを複数勝ちするような産駒を輩出している。
Langfuhr 産駒とDanzig系の中でも傍流でありアポロケンタッキー自身が超の付く大型馬であり晩成型のダートの中長距離馬だった事から血統需要からどうか?と思われるがDanzig系なのもあり日本の肌馬に付けやすいのが最大のメリット。
母の Dixiana Delightは不出走馬であり母としては目立った産駒は出ておらず、
祖母の Lake Ladyは米4勝馬でリスデット2勝で重賞も入着歴はあるが母としては目立った産駒は出していない。
アポロケンタッキー産駒一覧 産駒評判
〈アポロケンタッキー産駒一覧〉
(参照元:netkeiba.com)
前述したように…
Langfuhr 産駒とDanzig系の中でも傍流でありアポロケンタッキー自身が超の付く大型馬であり晩成型のダートの中長距離馬だった事から血統需要からどうか?と思われるがDanzig系なのもあり日本の肌馬に付けやすいのが最大のメリット。
これらの日本での不安要素がありながらも初年度から受胎条件20万と安価な種付け料を設定したのもあり初年度から80頭近く牝馬を集める事に成功し、
2年目以降から少し減らすものの50頭以上は毎年牝馬を集めていたが3年目のシーズン終了間際に盲腸断裂を発症しこの世を去ってしまったのが改めて悔やまれる。
産駒は父アポロケンタッキー同様に牡馬牝馬問わず大きく出るのが特徴。
JRAでの産駒は2歳末にようやく初勝利を挙げたように父に似て晩成気味な部分も初年度産駒を見ていて感じる。
ただ地方デビュー組は門別でも早い段階から目立っていたように早期育成を狙う育成方法なら母系次第では早い時期から活躍は可能と見ても良さそう。
アポロケンタッキー産駒特徴や傾向 道悪適性 考察
アポロケンタッキー産駒 芝
・残念ながら芝では初年度産駒での勝ち鞍どころか入着歴も無し
・配合面もダートを意識した産駒が多く狙うとしても3歳夏の未勝利で位か…
アポロケンタッキー産駒 ダート
・JRAよダートでは勝ち鞍は中山のみであるが他には東京、福島、阪神での入着歴もあり単なる産駒数の数での問題っぽく初年度産駒が3歳6月から古馬と合流して番組の選択肢が増えてから本来の傾向は見えそう
・JRAでの産駒初勝利は2歳12月だっただけに晩成型に寄って出ている産駒は多い
・勝ち鞍は中山ダ1200mであるが本質的には1700m以上の中距離が合いそう
・不良馬場はまだデータ無しではあるがJRAのダートでは稍重、重馬場で入着歴があり道悪ダートは水準レベルでこなせそう
アポロケンタッキー産駒 地方競馬
・初年度産駒の地方所属馬のこれまでの勝ち鞍は 門別、大井、船橋、浦和、名古屋、笠松、金沢、姫路、高知、佐賀 と満遍なく勝ち鞍がある
・地方所属馬もJRAの産駒同様牡馬牝馬ともに大型馬が多いのも特徴的
・距離適性は幅広く門別での早期デビュー組は1000mもこなしておりこれまでの産駒傾向は1400mから1600mに良績が集中しているものの番組の関係もあり今後距離は伸ばしてこその産駒も増えて来ると見られる
・地方所属のアポロケンタッキー産駒は道悪は大得意な産駒が多く稍重、重馬場、不良馬場の順に勝率連対率ともに上がるところを見ると地方の路盤や砂に至っては道悪の方がパフォーマンスを上げると見て良さそう
以上が短いながらも今回のアポロケンタッキー産駒の特徴や傾向考察のブログ更新となります!
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〈アポロケンタッキーと同じ2023年初年度産駒デビュー組 産駒考察〉
スワーヴリチャード、ブリックスアンドモルタル、レイデオロ、ニューイヤーズデイ、モーニン、エピカリス、カリフォルニアクローム、アルアイン、シュヴァルグラン、サンダースノー、ホークビル、ロジャーバローズ、アニマルキングダム
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