2023年の産駒デビューの種牡馬アルアイン産駒の特徴や傾向考察や評判などのブログ更新を無料競馬ブログ〈砂の祭典〉がお送りします。
ブログ執筆時点の2024年3月4日現在の状態を元に掲載しております。
(ある程度データが出揃ってから追記予定です)
ブログランキングに参加してるので運営モチベーション維持の為各応援クリックを押して応援してる宜しくお願いします。【所要時間約10秒で済みます】
↓↓
中央競馬ランキング
↑↑
(ブログランクを押し暫く下にスクロールすると画面上部に【砂の祭典】の現在の順位とアイコン画像が表示されるのでそこを押して頂くと
現在順位に飛べるのでこのブログにもう一度入って頂くとランキングが上がりますのでご協力お願いします)
【浅井(おおきづダート)X(旧Twitter)】
種牡馬 アルアイン産駒 特徴や傾向考察 評判など
アルアインのプロフィールや現役時成績
2014年生まれ
生産国 日本(北海道安平町)
生産者 ノーザンファーム
生涯成績 20戦5勝
(海外1戦0勝)
(うちGⅠ 2勝)
〈主な勝ち鞍〉
皐月賞 GⅠ 2017年
大阪杯 GⅠ 2019年
毎日杯 GⅢ 2017年
2歳時は10月の京都でデビューし2戦2勝で終え年明け初戦をシンザン記念で重賞挑戦するも直線で大きな不利もあり6着に敗戦、
その後短期放牧を挟みクラシックへの最後の望みを託して出走した毎日杯で見事重賞初制覇で賞金を加算し挑んだ皐月賞は9番人気に留まるもレースでは追いすがる僚馬でもあるペルシアンナイトを振り切ってGⅠ初勝利で皐月賞のレースレコード1:57.8をマーク。
当時鞍上の松山騎手はこれがJRAでのGⅠ初制覇となった。
その後ダービー5着やGⅠ含む重賞戦線でも好走はするも海外遠征やマイル挑戦など様々な試行錯誤を繰り返すも後再び栄冠に届かないでいた中の5歳シーズンでのGⅠ大阪杯では奇しくもまたも9番人気で鞍上はJRAのGⅠ未勝利だった北村友一騎手を背に先に抜け出す同期の菊花賞馬のキセキをクビ差捉えて再びGⅠを制する。
この次戦の宝塚記念を4着を最後に秋のGⅠ3戦は2桁着順に終わり
引退レースとなった有馬記念ではダービー以来のGⅠ初制覇をプレゼントして貰った松山騎手を再び背に出走するも11着で終え現役生活を引退し種牡馬入りとなった。
2020年種付けシーズンからブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬入り。
現役時代はGⅠを2勝勝っている馬にしては伏兵の乾坤一擲の勝利でどうしても世代トップの印象こそないがファンからすると当時は現役の20代の騎手でJRAでのGⅠ勝利が誰もいない状態の中での皐月賞で松山騎手が成し遂げその後JRAのトップクラスの騎手へと成長を遂げ、
北村友一騎手がこの馬で大阪杯でGⅠ初勝利し陣営や関係者への評価を高めて同じサンデーレーシングのクロノジェネシスへの騎乗依頼に繋がるなど競馬ファンからしたら印象深い存在の馬であった事は間違えは無い。
なおアルアインは元中日ドラゴンズの山本昌投手が1口馬主と出資しており皐月賞を制した際出資者の1人として口取り写真にしっかりと納められている。
アルアイン 血統
五代血統表
(参照元:netkeiba.com)
5代目までに生じたインブリードは無し。
父は言わずと知れた日本が世界に誇る大種牡馬ディープインパクト。
母はアメリカのチャンピオンスプリンターであり12勝を挙げておりBCフィリー&メアスプリント(GⅠ)を含む重賞4勝馬でありリステッド以上のステークスレースで芝の他にオールウェザー(AW)やダートのレースでも勝ち鞍もあるオールラウンダーでもあり、
長距離寄りの遺伝子タイプTTのディープインパクトへスピードをスプリント寄りの血を入れる配合を計算した配合であり、
まさにディープインパクトを種付けする為に輸入された女傑。
母としてはアルアインの他に全弟にダービーやドバイシーマクラシックを制したシャフリヤールを輩出しておりディープインパクトの為に輸入されたが母としてもしっかりと名牝となる。
祖母の Great Majestyは現役時アメリカで4勝を挙げており繁殖としてはアメリカのローカル重賞馬を出す程度に留まってはいるが他に1頭種牡馬として送りこんではいる。
母の父の Essence of Dubi は日本との相性の良い A.P Indy系でありアルアインの産駒も母系だけを見れば芝、ダート兼用のややパワー型の血統構成との見方も出来る。
アルアインの産駒や評判など
アルアイン産駒一覧
(参照元:netkeiba.com)
産駒は初年度産駒につい先日弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)を制したコスモキュランダを輩出。
初年度産駒は120万円の種付け料に設定されるが初年度から安定して毎年100頭以上の種付けを集めており3歳のクラシックシーズンの活躍と古馬になってから大阪杯勝利も大きなポイントとなっており安価でディープインパクトの血とこの母系の血統が種付け出来る事から中小の生産者から評判は高い。
さらに母のドバイマジェスティ自身が現役時代にリステッド以上でオールウェザー(AW)、ダートでの勝ち鞍もある事も評判が高い。
今のところ受胎率も平均以上であり初年度産駒のコスモキュランダが重賞勝利と良い出だしとなった。
種牡馬入りしたのはブリーダーズスタリオンステーションではあるが当然生産したノーザンファームも種付け権は抱えておりノーザンファームも初年度から3年間で40頭の牝馬に種付けしており今後アルアインの生まれ故郷のノーザンファーム生産から大物を出す可能性も十分にありそうだ。
アルアイン産駒特徴や傾向 道悪適性 考察
アルアイン産駒 芝
・まだまだサンプル数は少ないが勝ち鞍は夏の北海道の函館に、
新潟、中山、阪神、小倉と勝ち鞍は挙げており今のところオールラウンダーっぽい傾向
(母系を考えるとパワー型に出易いと見ており今後力のいる馬場で更に勝ち数を伸びしそう)
・今のところ外回りコースよりも内回りコースの成績は良いのも特徴の1つ
・距離はスプリントでも勝ち鞍こそあるが現時点でマイル以上に距離を伸ばすとグッと成績を上げている事から産駒は中距離型が多く今後初年度産駒の番組が中距離以上と距離を伸ばすともっと傾向がハッキリしそう
・負担重量も世代戦内の話ではあるが56キロ、57キロで良績を上げている産駒が多く斤量負けは無さそう
・産駒の芝での道悪適性は不良馬場こそ良績は無いが重馬場時に2勝しており道悪はある程度こなせると見て良さそう
アルアイン産駒 ダート
・JRAではまだダートでの勝ち鞍はないものの着内はあるので出走機会の少なさの問題だと思われる
(アルアインの母系を考えるとダート系の肌馬と相性も良さそうなので)
・距離はこちらもマイルから中距離まで着内歴はあり
・ダートの道悪はサンプル数少なすぎて不明
アルアイン産駒 地方競馬
・今のところサンプル数少ないが勝ち鞍は門別、船橋、大井、川崎、名古屋で勝利歴あり
・地方デビュー馬は肌馬の関係や番組設定の問題だと思うがスプリントからマイル位までで良績あり
・道悪は重馬場まで勝ち鞍があり不良馬場でも入着歴があるので地方所属の産駒はある程度地方の馬場での道悪ダートもこなせそうであるが…
以上が短いながらも種牡馬 アルアイン産駒の特徴や傾向考察となります!!
砂の祭典 その他の種牡馬更新
アルアインと同じ2023年初年度産駒デビュー種牡馬
スワーヴリチャード、ブリックスアンドモルタル、レイデオロ、ニューイヤーズデイ、モーニン、エピカリス、カリフォルニアクローム、シュヴァルグラン、サンダースノー、ロジャーバローズ、ホークビル、アポロケンタッキー、アニマルキングダム
その他種牡馬更新
.