ダート専門ブログがお届けする2021年9月22日(水)の金沢8R白山大賞典(Jpn3・ダ2100)の追い切りブログ更新となります。
今回のJRA勢は
・マスターフェンサー
・ヒストリーメイカー
・ヴェンジェンス
・スワーヴアラミス
・メイショウカズサ
と実績馬多数。
迎え撃つ地方勢は地元金沢のシルポート産駒ハクサンアマゾネス(牝4歳)が出てきてたら盛り上がっていただろうが…
今年はJBCが金沢開催と言う事で牝馬と言う事もあり、そちら優先なのか?やや小粒なメンバー…
しかし今年はJBC金沢開催を見据えて南関の船橋からミューチャリーが金沢の吉原騎手を確保してまで遠征して来たので盛り上がりそうです!
今回も中間や臨戦過程からの調整度合いを加味し、
個人的に気になった馬を数頭ピックアップして行きます!
今回もダート専門ブログらしい有意義な役に立つ情報を届けれたらと思います。
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2.ヴェンジェンス
9/5 栗東坂路 稍重 助手 馬なり
60.8-44.5-29.3-14.6
9/9 栗東坂路 不良 幸J 強め
52.9-38.1-25.2-12.9
9/17 栗東坂路 良 幸J やや一杯
51.2-37.0-24.3-12.6
前走は一年以上の故障休養明けでの出走ながらそう大きくは負けて無く…
一戦叩いて今回交流戦重賞に挑む事となる。
前走前は1ヶ月以上栗東で坂路とCW中心にじっくりと乗り込まれてはいたが今回追い切りを見ると時計面等でも故障前と近いレベルまで仕上がりつつあり復調気配が見える。
幸Jも故障前同様に頻繁に追い切りに跨っており今回手応えはありそう。
直前追い切りは坂路でさらに上昇ムード。
期待したい!
4.スワーヴアラミス
9/9 栗東CW 不良 松田J 強め
97.6(7F)-66.3-53.0-39.8-12.4
馬場中央付近をレベランス(古馬1勝クラス)一杯の内を1.8秒追走3F併せ0.7秒遅れ
9/12 栗東坂路 良 助手 馬なり
57.3-42.1-27.4-13.9
9/16 栗東CW 良 松田J 一杯
81.1-65.0-50.8-37.7-12.7
馬場中央付近ステラヴェローチェ(古馬OP)一杯の内を0.8秒先行3F併せ0.1秒遅れ
9/9の追い切りで松田Jが跨りながらも格下馬に随分遅れをとっていて大丈夫なのか?と心配はしていたが…
直前追い切りでは今年の皐月賞、ダービー3着のステラヴェローチェ相手の併せ馬でここまでやれて0.1秒遅れなら上々の内容とも言える。
但し追い切りやレースでもモタれるまでは行かないがそういった素振りを見せる面もあるのでその辺が心配とも言えるが
今回この距離をしっかり意識しての長めの距離追えているのは良さそう。
5.マスターフェンサー
9/8 栗東CW 良 助手 一杯
83.0-67.3-52.5-38.7-12.4
馬場外めをシックザイン(2歳未勝利)一杯の内を0.5秒追走0.1秒先着
9/12 栗東坂路 良 助手 馬なり
58.7-42.3-27.6-14.3(2回走り)
9/18 栗東CW 不良 一杯
81.7-66.6-52.2-38.9-12.4
前走のマーキュリーカップでは58キロの斤量背負い貫禄勝ちだった。
去年のこのレースの勝ち馬でもあるマスターフェンサーであるが…
休養明けとは言え帰厩後比較的早めに次走予定でここが上がっており入念に乗り込まれ追い切りから推測する状態面は流石と思わされる追い切り内容。
坂路2回走りに、最終追い切りでは馬場が不良で時計も出ない栗東CWで一杯に追ってこの時計と文句無し。
状態はいつもの休み明け以上に良く更に成長も感じる。
乗り方一つだろう。
7.メイショウカズサ
9/1 栗東坂路 良 助手 強め
54.4-39.6-26.1-13.3
9/8 栗東坂路 良 助手 一杯
52.2-38.4-25.7-13.3
9/17 栗東坂路 良 助手 一杯
53.7-38.9-25.3-12.6
以前からこのブログでもこの馬の追い切りについて取り上げた事もあったが、良く新聞に書かれる〈実戦向き〉と言われるタイプの馬だった。
デビューから今年夏まではレースで見せる能力や敗戦しても時折見せる秘めたポテンシャル自体は相当なものだったが、
追い切り面では失礼な言い方だが正直どこをどう見て走る馬なのかさっぱりわからず時計も全く出ず全然動いて来ないと言うのがこの馬の追い切りのタイプだったが…
今年の夏の小倉での代替開催となったプロキオンS(G3・ダ1700)から追い切りでも動く様になり本格化の気配。
今回もこの馬にしては状態はかなり良さそうではある。
レースになると気性面でアテにしずらい面はかなり大きいが今回も状態面で順調そう。
期待したい!
8.ミューチャリー
9/4 船橋外回り 不良 ゴール前強め
68.1-51.1-37.2
9/11 船橋外回り 重 強め
63.7-48.6-36.6
ギャルダル(船橋A1)ゴール前仕掛けて同時入線
9/18 船橋外回り 良 一杯
61.5-48.5-37.1-12.0
ハクサンストロング(船橋C2)一杯の外を3F併走1.9秒の大差で先着
去年の秋以降、交流戦重賞の追い切りブログでミューチャリーが出走する度に追い切りブログで取り上げるほどとにかく追い切りも良く動き、本格化したと見ているが交流戦重賞になってJRA馬と混じるといつも後一歩の戦績ではあるが…
今回も追い切りは抜群と言えるほど動いており状態は凄く良さそう。
今年はJBCを金沢で行われる事で敢えてここをローテで選んでおり、デビュー以来ずっと御神本Jが全てのレースで手網をとって来たが今回地元金沢のトップジョッキーであり南関でも度々短期騎乗で来ていた吉原Jを起用して来ており(次走も確約済か?)陣営の本気度もかなり高い。
・ヒストリーメイカー
9/12 栗東坂路 良 助手 馬なり
58.2-42.1-26.3-13.0
9/15 栗東CW 稍重 小崎J 馬なり
85.4-68.0-52.1-37.6-11.9
馬場中央付近ユウファースト(古馬1勝クラス)一杯の内0.2秒先着
9/19 栗東坂路 稍重 調教師 馬なり
55.6-39.5-24.9-12.4
軽めの調整であまりピンと来ないかもしれないが…いつもは強めに調整するので時計で評価し易い馬でもあるが今回は所々でそれが隠れており調教時計で判断するライト層は見落としてしまう様な内容ではあるが私は個人的に評価はする。
前走前の中間で栗東坂路で自己ベストとなる全体50.8を叩き出しビッシリやれているので今回は軽めの調整となるが気配は更に良化したと見る。
先週の栗東CWで格下馬相手で鞍上は体重の軽い騎手が跨ったとは言え長めの距離をあれだけの距離追走してしっかりと馬なりで先着し、もう態勢整ったと判断しての最終追い切りでは新谷調教師自ら跨って感触を確かめたと推測する。
これまで以上に過程に厚みが出た上で今回本番金沢だのJBCを意識してか地元金沢の青柳正義Jを起用し、
(元々青柳Jはヒストリーメイカーが金沢在籍時の主戦だった。カゼノコが勝ったJDDでケージーキンカメで交流戦重賞を乗りに来ていた)
ミューチャリー同様こちらも次戦もしっかりと見据えた調整過程であり、JBC本番へ実を結ぶ様に陣営も真剣なのだ。
是非この過程をJBC本番までに覚えておいて損は無い。
以上少し多めの頭数となりますが追い切り更新になります!
レース当日はこちらにて取り上げさせて頂きます!
翌日(木曜・祝)浦和のオーバルスプリント(Jpn3)の追い切り更新はこちらから
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