2023 白山大賞典 ウィルソンテソーロ 回顧兼忘備録

ゆるーく振り返り【回顧】

2023年の金沢の白山大賞典(JpnⅢ・ダ2100m)の回顧兼忘備録の更新となります。

 

日々ブログ更新してる側としては全く需要が無いの承知ではあるが一部のコアなファン向けの更新となる。

(佐賀のサマーチャンピオンから更新が滞ってましたので追い付く為に回顧の更新連発してしまい申し訳ないです)

 

同週行われた船橋の日本テレビ盃(JpnⅡ)の方も同時更新しています

 

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〈2023年白山大賞典に関する更新〉

追い切り考察や当日の【穴目の極み】

 

〈着順など結果〉

(参照元:netkeiba.com)

 

 

馬場状態は良馬場

勝ち時計は 2:11.0

レース上がり

4F 48.5

3F 36.7

 

2022年の白山大賞典の勝ち馬ケイアイパープルが良馬場で勝ち時計が2:13.1でレース上がり(3F)39.1秒だった事を考えれば時計水準は昨年より速くメンバーレベルも高かったのも考慮する必要がありそう。

2021年のメイショウカズサ(2着ミューチャリー)が不良馬場の中で出したレコードは1:10.3だった事を考えると2022年のメンバーレベルを疑った方が良さそうで今年はそう考えると良馬場の中ではかなりレベルの高い1戦と捉えた方が良さそう。

 

レースラップで見てラスト4ハロン48.5秒3ハロン36.7秒なの事とレース展開を映像で照らし合わせてもかなりのロングスパートで持久力問われる展開となったとも見てとれるので今後の古馬王道路線を評価する際毎年の事であるが金沢の白山大賞典組はあまり評価され難い傾向があるが2023年の今年の白山大賞典はメンバーレベルレースの質ともに評価した方が今後のダート戦線の予想の助けとなりそう。

 

 

1着 ウィルソンテソーロ

 

 

名古屋のかきつばた記念では1500mで、盛岡のマーキュリーカップでは2000mで連勝し今回は100m更に距離延長し挑んだ1戦を単勝1.2倍の圧倒的人気に応えての勝利。

 

連勝や圧倒的な人気にかき消されてレースの本質を思い出す為に先にネガティブな事を書く。

パドックでは落ち着いていたように見えたが返し馬後の輪乗りでは首を大きめに振ってややテンションは高い。

ゼッケン下も発汗の跡が僅かに見えたがこれは季節的な物だと見たのでそこは気にしないで良いかな?と言った評価に落ち着いたがどんなレース振りを見せるのか?と思ったが直前テンションが上がってたのもあり1周目少し騎手が宥めるように内を入れたのが印象的。

少し掛かりそうになっていたように見えるが2週目に入りやや隊列落ち着いたのもあるが、

当日の馬場と展開(前に行った馬有利になろうとしていた)ところを向こう正面早めに進出開始して勝利までこぎつけた感じはしたが…

 

戦後のSNSなどで見た一般ファンの意見的には

「最後の手応え見てると距離が少し長い」

「1800mベストだろう」

「JBCの2000mは長い」

など良く見掛けたが

珍しくネガティブな内容から入ったのでこの馬の今回のポジティブな面を書いていきたい。

 

前述したようにやや危なげの感じるような今回の直前やレースでの要素もあったのではあるが…

追い切り面でもウィルソンテソーロについては過去の追い切り考察でも良く書くが、

転厩後は美浦でそんなに速い時計をバンバン出すスタイルでもないので追い切り面では中々評価が難しい馬となってしまったが…

 

そんな中で今回離れた5番手追走し進出開始し始めたのは残り5ハロン過ぎた辺りで仕掛け始めて

実質3ハロン(600m)分のロングスパートを見せての勝利であり

鞍上の川田騎手が前届かないと判断してか?早めに強気で仕掛けたのも好騎乗であるのは事実ではあるがかなり長い脚を繰り出して掴みとった勝利とも言える

 

この馬のみラスト3ハロン上がりは35.9秒で上がっており最後の手応えがやや苦しく見えたのは仕方ないと言えるが本当ならレースの展開や最後の直線の攻防を見てもメイショウフンジンが勝っていて不思議ではないレースだったとの見方を強めて良さそう。

 

現役のダート馬でこのレベルで速い脚を持続出来るタイプはテーオーケインズ、クラウンプライド辺りがタイプが違えどトップレベルの脚とともに持久力も併せ持つと見ており今回のウィルソンテソーロが見せた脚はそれらのクラスに匹敵するポテンシャルと捉えて差し支えのないように感じる。

 

回顧とは言えあくまでも個人的な考察も混じってはいるがこの秋から更に楽しみで素質的にも更に大きいところを狙える馬と見る。

 

距離はこれだけの長い脚を使えるので中距離に関して不問と言って良く、使うかどうかは現実的な話では無いが何なら船橋の国内ダートグレード最長の2400mのダイオライト記念でも問題無いと見る

地方の競馬場での開催では馬柱の都合上レコードが記載される事が少ないのだがウィルソンテソーロについて忘れがちではあるが前走のマーキュリーカップではレースレコードをマークして勝利しており

(盛岡2000mのコースレコード自体は2014年のJBCクラッシックのコパノリッキーなので強調される事が少ないが)

世間が思っているより強くこれからのダート戦線のトップを争う存在となっても不思議では無い馬となった。

 

 

 

 

2着 メイショウフンジン

 

ウィルソンテソーロの欄でも触れたが今回メイショウフンジンが勝ってても何の不思議の無いレース運びであった。

 

〈マーキュリーカップ後の忘備録〉

前回も書いたが昨年秋より高いメンバーレベルで走り続けており着実と成長している印象で。

今回かなり苦しい中無理矢理出して行って単騎逃げに持ち込めた面もメイショウフンジンに向いたのはあるだろうがあの流れの中を最後直線でも1回差し返しを見せたのも今回は大きな収穫と言える。

 

成長力を感じ世間の競馬ファンが思っている以上の能力を秘めており今回の2着は大きく評価

 

この馬の少し難しいところは追い切りが下手な2歳の芝馬よりも動かないところで今後も追い切り面で中々評価しづらく状態面を掴み難いのが玉に瑕。

もっと大きいメンバー揃ったところでは現状は逃げれるのかどうか?となるがもう交流戦重賞でももっと人気しても良くしっかりとやれる。

(単騎で逃げるか番手に行けそうなメンバーなら狙い易い)

 

 

3着 ペイシャエス

 

別定57キロを背負っているとは言え追い切りも動いていたので状態は良かったのだろうが終始3、4番手内を進めたが最後は上がり2位の36.4秒を繰り出したものの、

展開と他馬との斤量差を考えればここまでが限界か。

ただ斤量差あるとは言えしっかりと格好を付けており定量戦の更に大きいところなら今回の上位メンバーと差は無いどころか逆転も可能と見ても良い。

 

 

4着 ケイアイパープル

 

終始無理に番手をついて回ったが見事に最後は垂れた分は現状の力は位は出せてるとは思うが今後も周りのメンバーレベルに左右はされそう…。

 

 

5着 ライトウォーリア

 

JRA時代から自分の競馬に持ち込めないと厳しいタイプでありながら外目の3番手で喰らいつくも最後の失速はこの馬の現状のダートグレードはこれが限界と見る。

もう少し楽に単騎逃げもしくは好位先行でペースが落ち着いた時に狙いたい。

 

6着 セイカメテオポリス

 

普段530キロ代で安定していた馬が今回マイナス15キロで519キロでの出走が全てと見ている。

追い切りは特にやり過ぎは感じなかったが長距離輸送が今後の課題

完全に輸送でパドックでも活気を感じなかったので南関間の短い輸送ならこなしてるだけに今後は関東から遠く離れる際は少々評価を控えた方が良さそう。

 

 

7着 ゴライコウ

 

3歳馬の51キロであったが道中追走にも苦労しており古馬との初対戦で実力差がハッキリと出たように見えた。

元々ムラッぽいところもあるがJRAのOP特別からかな?と見る。

 

 

 

〈過去の回顧兼忘備録はこちらから〉

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