ダート専門無料ブログの【砂の祭典】がお送りします。
2023年6月1日(木)北海道競馬門別11R 北海道スプリントカップ(JpnⅢ・ダ1200m)の追い切り考察のブログ更新となります。
ナイター開催のためレース発走時刻は20:10となりますのでご注意下さい。
同日木曜 浦和11R(薄暮開催の為夕方)
武蔵国オープン(準重賞)追い切り考察こちらから
〈水曜 南関浦和のさきたま杯(JpnⅡ)の追い切り考察はこちらから〉
予定出走馬
・ 1.ケイアイドリー 牡6 藤岡康太 56
・ 2.ジャスティン 牡7 坂井瑠星 58
・ 3.スペシャルエックス 牡3 岩橋 53
・ 4.ダンシングプリンス 牡7 落合玄 59
・ 5.フジノパンサー 牡10 石川倭 56
・ 6.スティールペガサス 牡6 桑村真 56
・ 7.アイオライト 牡6 岩田望来 56
・ 8.スマートアヴァロン 牡11 服部茂 56
・ 9.ホッコーライデン 牡9 小野楓 56
・10.ジャスパーシャイン 牡6 阿部龍 56
レース展望
【JRA勢】の筆頭は昨年は遂にJBCスプリント(JpnⅠ)を制覇し海外遠征のサウジアラビアでのリヤドダートスプリント(GⅢ)も制した上昨年のこのレースの覇者でもある・4.ダンシングプリンスが別定戦59キロを背負ってでもの登場に鞍上は地元北海道競馬の若きプリンス落合玄太騎手を背にするこの馬が人気の中心となりそう。
7歳となったが今年は2年振りにサウジアラビアとドバイの海外遠征も元気にこなしておりまだまだ能力は一線級で交流戦重賞含む過去重賞3勝の・2.ジャスティン
JRAオープン3勝で前走の大井での東京スプリントでは勝ち馬のリュウノユキナに0.1秒差2着と着実に成長を見せ続ける・1.ケイアイドリー
オープン昇級後はリステッド3勝、昨年秋の2000mの浦和記念(JpnⅡ)3着も近走はスプリント路線へ転向してもしっかりと力を見せつけている・7.アイオライト
【地方勢】
迎え撃つ地方勢は北海道スプリントカップは3歳でも出走出来るが今年はデビューはここ門別ながらも2歳時から南関の重賞戦線を果敢に挑戦兵庫ジュニアグランプリ(JpnⅡ)2着と統一ダートグレードでも実績もある地元期待の星とも言える・3.スペシャルエックス
は昨年末の全日本2歳優駿でともに走っていたのが後に本場アメリカのケンタッキーダービーに挑戦するデルマソトガケなど早い時期から国内一線級と触れて来た。
こちらも3歳時は南関に在籍し優駿スプリントも善戦した実績もあり地元に戻ってからは着実に力を付け昨年はついに強豪馬達を押し退け道営スプリントを制しアザワク引退後の門別のスプリントを背負う存在となった・6.スティールペガサスがしっかりとここでJRA勢を迎え撃とうとしてる点は普段地方競馬も見ているファンからしたら楽しみなメンバーでもある。
過去にJRA所属時代にオープン昇級は2016年末から2021年年始辺りまで末永くオープンクラスの短距離でいぶし銀の存在だった・8.スマートアヴァロンも11歳となるが、
未だに門別では力を発揮しており2、3歳時闘ったのがホワイトフーガやブルドッグボスだった事を思い出すと感慨深いものがある。
・5.フジノパンサーも元々はJRAにいたが今では地元の短距離戦線で10歳となったが沸かし続けており
昨年末までJRAの準オープン(3勝クラス)にいた・9.ホッコーライデン
もともに出走。
こうやって見ると地方勢もかなり面白く今年も楽しみな一戦となる。
※後述するが…
今回は少々JRA勢の中間が考察し難い状況でもある。
以上が今回の出走メンバーと展望になります!!
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最近は週中も先週レースの回顧更新や当週の追い切り考察など精力的に更新中
当ブログの追い切り考察の生かし方
個人的に気になった各馬の中間の調整や臨戦過程を考慮しながらの縦の評価を中心に
特に内容が良いと判断した馬を数頭
〈追い切りブログ注目馬〉
として数頭ピックアップしていく更新スタイルとなります。
あくまでも競馬は競馬、追い切りは追い切りなのでその馬のタイプにもよりますが
必ずしも追い切り内容が全ての競馬に繋がる訳ではないですが
各馬の状態や仕上げを見る一つの取捨選択の要素と考えてくれれば幸いです。
※今年の北海道スプリントカップJRA所属各馬中間追い切りに関しての必読事項※
今年のJRA所属馬は海外遠征帰り2頭もいる事や軽め調整や元々追い切り時計が出るタイプなど状態面で判別不能な馬多数なのでそれを考慮した上でお読み下さい。
追い切り ブログ注目馬 ピックアップ
※実績、能力、適性よりも追い切り考察なので各馬自身の過去との縦の比較に重点を置いております。
・1.ケイアイドリー
前述した通りJRA所属馬の中でケイアイドリーは村山厩舎独特の調整方法もありあまり強く追い切る事の少ない馬であり、
毎回時計面は速いところを出して来る訳ではないが…
今回もいつも通り栗東坂路のみの追い切りではあるが前走の大井から馬体の回復を待ってから再び在厩でしっかりと乗り込みを重ねる
ほぼ毎日の様に坂路入りしており乗り込み量は十分で
5/14(水)の2週前の坂路で
この馬にしては珍しい
ラストの1ハロンを11.9秒をマーク
厩舎カラーからも毎回坂路の全体時計を速めに纏めて来るタイプではないが
2月の大和Sから毎月の様に使っているとは言え今回は少しばかり間隔は開き
状態面は好調と見て良さそう
先週ちょうどエスポワールシチー産駒のブログ更新したところでありケイアイドリーもエスポワールシチーなので良かったらこちらもどうぞ
〈エスポワールシチー産駒特徴〉
・3.スペシャルエックス
この馬は南関挑戦した初戦の鎌倉記念(昨年10月)からずっと追い切りを見ていたが前走休み明け初戦の地元重賞のエトワール賞前の最終追い切りでは2歳時では見られなかったが、
門別の坂路でラストの1ハロンを11秒代を出していた事から2歳時と比べ成長を感じられる。
今回も最終追い切りを門別坂路で
34.9秒-23.3秒-11.8秒
をマークしてるのなら一戦使って更に状態面は上向きと見ても良さそう。
・6.スティールペガサス
前走の地元重賞のエトワール賞では古馬の意地を見せて前述のスペシャルエックスを0.5秒の2馬身1/2差に差し切った。
昨年の道営スプリントを制した後は笠松の笠松グランプリへ遠征し勝ち馬南関のルーチェドーロから0.2秒差、アポロビビ、ベストマッチョから0.1秒差の4着と南関の短距離トップクラスともやり合うだけの力はある当馬。
休み明けの前走前もしっかりと乗り込んだ上に
(本場コースでもコース追いもしていた)
時計もある程度出てはいたが、
今回は時計はやや抑え気味で乗り込むも最終追い切りは門別の坂路で
36.5秒-23.9秒-11.9秒
と速い時計をやってこの1本で変わって来そう。
以上が〈追い切りブログ注目馬〉ピックアップとなります!!
参考ながら次点候補や他の各馬の短いながらも見解だけでも
・2.ジャスティン
海外遠征帰りで外厩である程度乗り込んで挑むのは承知ではあるが北海道の門別への輸送もあり栗東トレセン入りせずでそのまま解放されているJRAの函館競馬場入りし軽めにウッドコースで時計を出したのみで判断し難い。
夏の北海道の公営での交流戦重賞へは良くトレセンから長距離輸送するよりは北海道の二場のJRA競馬場内に入厩する事で負担を軽減させる一つの必勝パターンでもあるが…
今回は海外遠征帰りからの外厩でのケアと乗り込みを終えてからこのパターンを使われると状態面の考察はかなり困難となる。
・4.ダンシングプリンス
海外遠征の為今回5月上旬にトレセン入りするも殆どが15-15ベースの坂路の乗り込み中心。
全体時計で目を惹かれるのは2週前の5/18(木)の坂路での51.7秒ではあるが
内訳は51.7秒-37.8秒-25.4秒-13.1秒と12秒代へ連続して時計を上げて最後は失速している点が気になる。
ポテンシャルで圧巻も考えられるが少し状態面と斤量で割引く必要はありそう。
・7.アイオライト
前走の栗東S(L)を勝利後馬体の回復を待ってなのか?
今のところ馬場で時計を出した追い切りは美浦の坂路でかなり馬なりで全体時計58.3秒では前走前ある程度乗り込んでいたが時計を出す追い切り1本のみでそれも軽めでは判別し難い。
【追記】
先に門別入りし坂路1本も馬なりで時計を出すも15-15のペースでラスト1ハロンは14.4秒とこれまた評価に悩む
個人的な考えとしては…
これからJRA、地方公営が一体となってダート三冠やダート路線の番組を行っていこうとしてる中でとりあえず賞金上位馬が賞金出走手当を獲れるので出走して来るのは良いが…
中間あまり調整せずにとりあえず一戦使う感じで今回の北海道スプリントカップのようにJRA勢がファンから見る中間の調整を見ても不透明な部分が多く不信感を抱く事は少しでもこれから減っていき日本のダート界のレベルをもっと底上げしていって欲しいと一人の競馬ファンとしては願います。
今回はJRA勢の調整度合いがかなり特殊な状況であり中々追い切りから伝わるものは少ないですが以上となります!!
レース当日も勿論こちらのブログにて見解付きでレース更新しますのでお楽しみ!!
同日木曜 浦和11R(薄暮開催の為夕方)
武蔵国オープン(準重賞)追い切り考察こちらから
〈水曜 南関浦和のさきたま杯(JpnⅡ追い切りはこちらから)〉
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