一昔前のオールカマーと言えばマツリダゴッホのオールカマー三連覇やバランスオブゲームみたいな中山スペシャリストの為のレースのイメージが強いが、
今年は三冠牝馬のデアリングタクトを筆頭に豪華なメンバー構成となり大変楽しみな一戦となった。
■中山11R オールカマー GⅡ 芝2200m
今回メンバーを見て相当悩んだのだが…
この馬から馬券的に入りたい。
◎・5.ヴェルトライゼンテ
前走が右前屈腱炎の長期休養明け復帰戦となった鳴尾記念は早い時計での復活の勝利。
1年4ヶ月振りのレースで2着馬と半馬身差とは言えその走りは完勝と言えるレースっぷりを評価。
中山の実績もホープフルS(GⅠ)2着、スプリングS2着、故障前の中山2200m同舞台のAJCCでも2着と実績面は申し分なく、
外厩のノーザンFしがらきから8/17から帰厩後はまだ脚元の問題もあるのか坂路オンリーの乗り込みではあるが最終追い切りは栗東坂路で全体時計51.1秒 ラスト1ハロンを11.7秒もマークしているのならば十分過ぎると見ている。
秋の大目標はまだ先であろうが今後のローテーションを組む事を考えてもここで賞金加算を狙うのは当然であり脚元の事もあるが飛躍の秋となりそう！
2歳時ホープフルSで勝ち馬コントレイル0.2秒差2着と早くから素質の片鱗を見せていた逸材だけに勝ち負けまで期待したい！
他に個人的に気になった馬は(人気馬含む)
・2.ジェラルディーナ
・3.ウインキートス
・8.デアリングタクト
(故障復帰後のヴィクトリアマイル、宝塚記念のパフォーマンスを見たら絶対的人気でも馬券としては抑えておくのは仕方ない)
・10.テーオーロイヤル
・12.フライライクバード
この辺りを絡めて◎ヴェルトライゼンテともに馬券を組む。
ヴェルトライゼンテの父ドリームジャーニーは全弟に三冠馬オルフェーヴルがいるが自身も朝日杯FS、宝塚記念と有馬記念の同一年グランプリ連覇とGⅠを3勝しながらもステイゴールド譲りの気性の激しさに加えて体高の低さもあり種付けが全然上手くなく自身の種牡馬生活は今は開店休業状態であり実質ほぼ社台SSの功労馬に近い形ではあるが…
数少ない産駒の中から誘導馬となったミライヘノツバサやトゥラヴェスーラなど輩出しておりヴェルトライゼンテが実質血を繋げる後継者としての期待もあり、
屈腱炎明けからも今後も素晴らしい走りを見せてくれればと願う！
馬券はギャンブルでもあるが競馬は血を繋いで行くブラッドスポーツでもある
夢への旅路 の続きへ…
〈引用元:関テレ競馬公式YouTube 2009年有馬記念 ドリームジャーニー〉
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