2023年の牡馬クラッシック皐月賞は重馬場の中キタサンブラック産駒ソールオリエンスが圧倒したパフォーマンスで栄冠。
この世代が産駒2世代目となるが今日はキタサンブラック産駒の活躍馬の血統構成や産駒傾向について【独自研究】ながら少々書き綴りたい。
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〈浅井(競馬総合)Twitter〉
勝ち馬のソールオリエンスも4コーナー17番手からのVは勿論素晴らしいのですが重馬場の皐月賞の結果でこれまたダービーは更に難解になって来ましたね…
今年は青葉賞がかなりメンバー揃いそうで混戦の年ほど予想や考察するのが面白いですね。
— 浅井おおきづダート【芝】 (@azaiwest) April 16, 2023
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あくまでも私の個人的な偏見ではあるが父ディープインパクトに持つ種牡馬は母系米血統のストームキャットとの相性が良かったのもありややパワー型に出ている印象であるがディープインパクトの全兄のブラックタイド産駒のキタサンブラックの産駒はサンデーサイレンスらしいキレ味が出ている印象。
(あくまでも現時点の印象で書かせて貰います)
・イクイノックス
〈血統表参照元・netkeiba.com〉
キタサンブラック自身がリファール(Lyphard)の5×5のインブリードに加えて母父のキングヘイロー側にも入っておりリファールのインブリードは5×5×4となっており、
キングヘイローの母であるグッバイヘイローの父はヘイロー(Halo)でありヘイローのクロスが4×4となっているのが大きな特徴。
母系にはトニービンも入っておりカタカナ表記が多いものの欧州色強い血統構成となっている。
走りや実績については詳しい説明は不問だろうが父キタサンブラックのイメージもあり自身がGⅠに届いたのは3歳秋なのでやや遅めの仕上がりイメージではあるが…
2歳時の東スポ2歳Sでのパフォーマンスがかなり抜けていたのを考えても春2戦も枠の問題がかなり大きかったのもある。
デビュー時は体質面はかなり陣営も気になったが天皇賞・秋、有馬記念、そしてドバイシーマクラシックのパフォーマンスとローテーションの過程見ると年齢とともにしっかりとして来た。
・ソールオリエンス
〈血統表参照元・netkeiba.com〉
キタサンブラック自身がリファール(Lyphard)の5×5のインブリードを持っているがそれ以外では5代血統表内にはインブリード無し。
母のスキアは父Motivatorは父父モンジュー、2代母のLight Questの父系はクエストフォーフェイム(Rainbow QuestーBlushing Groom)のラインそして3代母は(デインヒル-Danzig)とノーザンダンサーも内包で欧州血統。
馬体の特徴としては首が起き上がったシルエットや体高を見ると後肢がスラッと長かった父キタサンブラックの特徴はしっかり受け継いでいる印象。
その他には…
・ガイアフォース
〈血統表参照元・netkeiba.com〉
母父クロフネ(フレンチデピュティ)と欧州血統ではあるが母系にダンスインザダーク(サンデーサイレンス)やノーザンテーストを内包し、
サンデーサイレンス3×4、ノーザンテースト5×4と日本でお馴染みの血統構成が入っている点が夏の小倉で見せた高速馬場へのパフォーマンスの高さにも繋がったのだろうか?と思わされる。
〈過去のブログでも取り上げてます〉
毛色が芦毛に出ており馬体的な特徴はややクロフネ(フレンチデピュティ)の筋肉質な感じも出ており馬体だけ見れば短距離でも走って来そうな印象はする
(次走はマイラーズカップとの事で距離をマイルに大幅に短縮して来るのでその辺りも注目)
・ジャスティンスカイ
〈血統表参照元・netkeiba.com〉
母系にミスプロ持ちではあるがニジンスキー(Nijinsky)にヌレイエフ(Nureyev)とノーザンダンサー(Northern dancer)の5×5のインブリードがリファール(Lyphard)のインブリードでノーザンダンサー色を更に色濃く出ており
ブラッシンググルーム(Blushing Groom)を持っていたりスペシャル(Special)の牝系のインブリードが4×5とよりスピードを強調されたのかマイル付近でのパフォーマンスを見れば納得させられる。
・コナコースト
〈血統表参照元・netkeiba.com〉
こちらは母父キングカメハメハではあるが母系がクロフネを経由しないフレンチデピュティに4代前母は父サドラーズウェルズ(Sadler’s Weiis)のフサイチコンコルドやアンライバルドを出した名牝バレークイーンがいるのも特徴。
この血が入ってる事で仕上がりの早さでより早期デビュー出来ている可能性まである。
自身も勝ち鞍は新馬勝ちのものの桜花賞2着、チューリップ賞2着と牝馬の筆頭格であるがこちらは初年度デビューの全姉のコナブラックがデビュー戦でダノンスコーピオンの3着時から早くから動けると評判だったので馬体も似ている事からどんなものか?と思っていたが姉とは違った成長曲線となっているのが興味深い。
何を付けてとダート馬が出るような繁殖ヤマトオリオンに付けるとしっかりと
・マリオロードみたいな典型的なダート馬を出しており、
Uncle Moと母系にフレンチデピュティを掛け合わしてアメリカ色強い牝馬からは
・ウィルソンテソーロが出ている点もかなり興味深い。
・ダンシングブレーヴを初めとしたリファール系との組み合わせは現時点でニックスと言えるかも知れない好相性。
軽く血統的な面にだらだら触れたて来たがGⅠを制したような大物はより欧州色が強いのかな?と言った印象でまだまだ現2歳含めてまだ3世代なので何とも言えないが…
1口馬主の出資馬検討にこれを応用するにはぼんやり過ぎて流石にもっとしっかりとした書籍などで検討した方がいいが…
特にまだ種牡馬傾向や育成の方向性も固まってないので今年デビューの2歳馬の考察に
キタサンブラック産駒の母系欧州色強めの血統
はより一つのキーポイントとなって来そうでこれからの日々の予想や馬券検討の考察に何か使えましたら幸いです。
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