2022年 根岸S(GⅢ)追い切り特集

追い切り考察.調教評価

ダート専門ブログがお届けする2022年1月30日(日)の東京11R根岸ステークス(GⅢ・ダ1400m)の追い切り更新ブログとなります。

今回も熱をこめてしっかりと書きました。

※今回は枠順馬番確定前の状態の為出走馬は五十音順表記となりますのでご了承下さい
出走予定馬(五十音順)

・エアアルマス  ルメール 57

・オメガレインボー  横山和 56

・オーロラテソーロ  秋山信 56

・サクセスエナジー  石川裕 58

・ジャスティン  坂井瑠 57

・ジャスパープリンス  川田 57

・スリーグランド  岩田望 56

・ソリストサンダー  戸崎 57

・タイムフライヤー  M・デムーロ 56

・タガノビューティー  津村 56

・テイエムサウスダン  岩田康 57

・トップウイナー  横山琉 56

・ヘリオス  武豊 56

・〔地〕モジアナフレイバー  真島大 56

・リアンヴェリテ  国分恭 56

・レピアーウィット  大野 57

以上の出走メンバーで確定しました。




今回も個人的に気になった各馬の縦の比較を中心に、
中間の調整や臨戦過程を考慮しつつ
いつもと変わらず数頭ピックアップしていく更新スタイルです。

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追い切りブログ注目馬ピックアップ

※実績、能力、適性よりも追い切り更新なので各馬自身の過去との縦の比較に重点置いております

・オメガレインボー

〈外厩先1/4 山元トレセンから帰厩〉

1/19 栗東坂路 良 調教師 馬なり

54.5-39.7-25.8-12.9

1/21 栗東CW 良 横山和J 一杯

83.0-66.7-51.0-36.0-11.1

1/26 栗東CW 稍重 横山和J ゴール前仕掛ける

71.1-54.2-38.7-11.6

ドンナセレーノ(古馬2勝クラス)馬なりの内を約1.0秒追走し0.1秒遅れ

 

前走のダ1200mのカペラSから1F分の延長も元々は1600m〜1800m辺りの距離をメインに使っていただけにこの距離辺りには前走は距離大幅短縮もありよりスピード寄りの調整で坂路を二本入れてから最終追い切りはいつものようにコース追いを入れて来ていたが今回は元のパターンに戻して来た。

(前走のカペラS3着時の追い切り更新)

2021 カペラS 追い切り特集
ダート専門無料ブログがお届けする2021年12月12日中山11RカペラS(G3・ダ1200m)の追い切り更新ブログとなります。出走馬は1.リュウノユキナ 石橋脩2.ゲンパチフォルツァ 武藤3.アポロビビ 吉田豊4.ダンシングプリンス ...

今回は鞍上の美浦所属の横山和生騎手がわざわざ栗東まで追い切りを付けに来ているが、栗東近辺にウィークリーマンションを借りてるとの噂の父横山典弘騎手がいる影響ではなく元々乗鞍がもっと少ない時代からローカルの小倉開催などで関西馬の依頼のある時はたまに栗東へ追い切り付けに来てた事も知っているので特に珍しい事でもなくお手馬や乗り馬へ対しては昔から結構貪欲に稽古も跨るタイプの騎手ではある。

パターンを変えたり変化を付けに来る方の安田翔厩舎ではあり、調教師自ら跨るのは珍しくは無いがこの馬に関しては基本的な調教の軸的なものは変えてこないのでいつもと変わらない事は別に悪い事でも無く、寧ろ良いとは見る。

体重軽い騎手騎乗なので時計が出るのは当然ではあるが(普段良く追い切り時は岡田騎手が跨る事も多いが)時計面でもある程度数字は出ており終いの脚はしっかりと伸ばせているので前走同様引き続き好調と見る。

最終追い切り併せ馬にて最後仕掛けてやや口向きは少し気になり遅れこそはとったが…やや騎手騎乗でエキサイトした分もあるかも知れない。

1600m、1700m、1800mに前走の1200mと様々な適性で能力を発揮出来ているだけにスプリントに近い距離ではあるが東京ダ1400mの普段からとは異質なコースに備えて敢えていつもの距離帯の追い切りや調整方法に戻して来たのは厩舎力高さ故なのか凄く興味深い。


・ソリストサンダー

〈12/25 外厩先吉澤ステーブルWESTから帰厩〉

1/19 栗東CW 良 鮫島良J 一杯

(7F) 96.0-65.4-51.8-37.5-12.3

1/23 栗東坂路 良 助手 馬なり

55.4-39.7-25.8-12.9

1/26 栗東坂路 良 助手 馬なり

55.2-40.2-24.7-12.1

騎手を背にしややオーバーアクションで追われた1/19(水)の長めの距離を追った栗東CWの時計面は間隔の開きを感じさせない良いフットワーク。

その一週前の1/13(木)にも栗東CWにて前半ゆったり入りながらも、ラスト1Fは11.7秒の終いの伸び脚を見せており帰厩後の12/26から時計を出す追い切りをしており乗り込み本数は十分乗り込まれており、初戦から力を出せる仕上がりに見える。

(前走1着武蔵野S中間の追い切り更新はこちらから)

2021 武蔵野S G3 追い切り特集
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休み明けだったMCS南部杯の直前は坂路重点だっただかに今回このコースでの乗り込みがどう出るかが面白いと思う一頭。

この馬の場合あくまでも目標は本番フェブラリーSであるだろうが…

昨年は賞金的には目処立ってたが敢えてフェブラリーS前に斤量58キロを背負っても門司Sを叩いた時の中間もコース追いで強めに追っておりその時のパターンを持って来たのはある程度初戦から動ける体勢を整えて来たのでは?  

と個人的には睨む。

休み明けから注目したい一頭ではある。

・モジアナフレイバー

1/14 小林外回り 重 馬なり

85.2-69.1-53.8-39.9

1/24 小林外回り 稍重 馬なり

83.7-65.7-50.6-37.3-11.5

オーシャンバローズ(南関B3)一杯の外を3F併せた後0.3秒先着

二年前の2020年のフェブラリーS挑戦をし6着をマークしその後ダート短距離〜マイル戦線で南関所属馬ながら地方交流戦重賞でJRA勢相手に善戦し続けてる当馬は、今回は前哨戦の根岸Sから参戦。

(前走時の南関重賞ゴールドカップ(S1)クビ差2着時の中間更新こちら)

2021 浦和 ゴールドカップ 追い切り特集
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前走時はある程度強めに追ってはいて仕上がってたイメージではあるが今回は馬なり続きとは言えいつものように小林の外回りコースでしっかり乗り込まれており併せ馬でも水準レベルの時計を出しており地方所属馬で人気しない戦前の雰囲気ではあるが警戒すべき存在であると見る。

陣営もオールダートコースの東京ダ1400mを狙って来たように真剣さはしっかりと伝わって来る。

楽しみな一頭となる。

・レピアーウィット

1/20 美浦坂路 良 助手 馬なり

56.7-41.6-26.6-13.1

1/23 美浦南Wコース 良 助手 馬なり

72.2-56.9-41.0-13.2

1/26美浦南Wコース 稍重 助手 馬なり

82.7-66.4-51.5-37.3-12.0

(馬場中央内寄り)ゼーゲン(古馬準OP)強めの内0.5秒追走0.1秒先着

前走は1/9の中山でのポルックスS(OP)を59キロを背負っての出走し9着からのここを使って来た。

元々が間隔を詰めて使わないようなローテーションだったがここで詰めて使えるのは明けて7歳ようやく体質も強くなって来たのか心配性な堀厩舎がここに出して来たのは使っても大丈夫な明確な理由があると睨む。

砂を被るとやめようとする面や揉まれてもそこまで強くなく、左回りコースは右にモタれる癖もある色々と条件が難しいタイプの馬ではあるが散々今までは陣営が砂を被せてみたり馬具を工夫してみたりと試行錯誤をして来た過去がある馬でもある。

今回の最終追い切りは併せ馬とは言え美浦南ウッドコースを内で走らせ左回りを意識してか内へ内へこの馬だけ意識して寄せていたように見える。(併せたのはラストのみ併せ馬の形で脚を伸ばす)

いつもは砂を被せたりとしていたが今回は馬群(うまごみ)から敢えて離して追走し馬を気持ち良く伸ばすスタイルと見る。

追い切り映像一つで厩舎サイドの普段からの地道な努力が垣間見れるので追い切り映像を見れる環境にある方は映像を是非見ていただいてレースに対してイメージして貰いたいと思う。

好走条件に色々注文が付くタイプで枠次第な面も強いが

それでもこの間隔で追い切りの攻めは強化されており状態面こそ良いと見る。

 

 

以上がブログ追い切り注目馬ピックアップとなります。

さすがに重賞ともなればどの馬も横比較などではどの馬も良いのは良いんですが…

いつもの個人的な縦比較での点ではなく線で繋ぐ見方ではこのピックアップ馬となりました。

他にも次点候補とする馬はいますが今回はこのピックアップで行きたいと思います。

もちろんレース当日はこちらにて見解付きでブログ注目馬を推させて頂きますのでレース(予想)更新をお楽しみに!

【前日にレース更新追記しました】

穴目の極み【場所別注目馬】
「穴目の極み【場所別注目馬】」の記事一覧です。

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