2023 ユニコーンS GⅢ 追い切り考察【調教】

追い切り考察.調教評価

2023年6月18日(日)東京11R ユニコーンS(GⅢ・ダ1600m)の追い切り考察と調教評価のブログ更新をダート専門無料ブログ【砂の祭典】がお送りします。

 

枠順確定前更新(木曜午後時点)の為全頭五十音順表記で更新させて頂いております

 

 

2023年 東京 ユニコーンS GⅢ 追い切り考察



 

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出走予定馬

 

・アイファーテイオー 牡3 藤懸 56

・オマツリオトコ 牡3 Mデムーロ 56

・カレンアルカンタラ 牡3  津村 56

・グレートサンドシー 牡3 川田 56

・コパノパサディナ 牡3 未定 56 〈回避〉

・サンライズジーク 牡3 三浦 56

・ジャスパーバローズ 牡3 丸山 56

・ニシキギミッチー 牡3 武豊 56

・ニシノカシミヤ 牝3 永野 54

・ハードワイヤード 牡3 菅原明 56

・ブライアンセンス 牡3 横山武 56

・ペリエール 牡3 ルメール 56

・ベンダバリラビア 牡3 未定 56 〈回避〉

・ヘンリー 牡3 松山 56

・メイショウモズ 牡3 戸崎 56 

・ラフエイジアン 牡3 田辺 56

・ワールズコライド 牡3 大野 56

 

フルゲート16頭 登録頭数17頭 (抽選対象2頭1/2)

出走確定 15頭 (フルゲート割れ)

 

レース展望

 

 

ダート三冠整備の為今年が最後の6月開催のユニコーンSとなります(来年から5月開催)

 

 

人気の中心はUAEダービーは日本馬上位独占の4着であったものの同舞台のヒヤシンスSを征している・ペリエール

 

2歳時兵庫ジュニアグランプリ(JpnⅠ)覇者で続く全日本2歳優駿(JpnⅠ)はデルマソトガケのアタマ差2着の・オマツリオトコも芝レース挑戦後ここを使う。

 

新馬勝ち依頼のヒヤシンスSは4着であったがその次戦の昇竜Sで出遅れから3馬身半差と脅威の末脚を発揮の・グレートサンドシー

5月の兵庫チャンピオンシップ(JpnⅡ)は4着であったが巻き返し狙う・サンライズジーク

昇級初戦の1勝クラスハナ差で負けた相手は先日関東オークス(JpnⅡ)を制したパライバトルマリンでありその次走でしっかりと評判馬プレイゼストを撃破でここに乗り込む・ブライアンセンス

 

と実績上位や人気上位馬は以上のこんな感じとなる。

ダートの3歳世代特集のブログ更新で取り扱った馬も複数登場しておりそちらを見て貰ったら今年の3歳ダート戦線がしっかりと把握出来ると思う。

 

砂の祭典 追い切り考察の上手な使い方

 

個人的に気になった各馬の中間の調整や臨戦過程を考慮しながらの縦の評価を中心に

 

特に内容が良いと判断した馬を数頭

〈追い切りブログ注目馬〉

として数頭ピックアップしていく更新スタイルとなります。

あくまでも競馬は競馬、追い切りは追い切りなのでその馬のタイプにもよりますが

必ずしも追い切り内容が全ての競馬に繋がる訳ではないですが

各馬の状態や仕上げを見る一つの取捨選択の要素と考えてくれれば幸いです。

 

 

追い切り ブログ馬注目馬 ピックアップ





【枠順確定前更新の為 五十音順表記】

 

美浦トレセンでは坂路コース改修工事の影響で閉鎖中なので調教メニューにも各馬やや変子が出ております

〈同時運営している芝ブログの方でその事について考察しております〉

 

 

 

・オマツリオトコ

 

実績に対して今回はヒヤシンスSでの敗戦もありやや人気を落としそうな1頭であるが…

1頭唯一58キロを背負ったものなのでそこまで気にしなくて良いとは思うが、

その後芝のニュージーランドTを挟んでここへ向かうが陣営もしっかりと仕上げて来た感あり勝負気配漂う印象。

割と普段から馬場真ん中辺りで追い切りするタイプで時計も出て当然なのだが元々追い切りは動くタイプだったが今回更に動いて来ており

1週前は美浦南Wコースで4ハロン全体51.3秒

最終追い切りはブリンカーを付けて4ハロン全体50.7秒

と今までの4ハロン52秒代だったがそれを切って来たのは追い切りからも良化をしっかり感じられる内容

そしてラスト1ハロンはどれも11秒代に纏めて来ておりしっかりラップ推移を見ても伸びており楽しみな仕上がり。

 

追い切り映像は最終追い切り分しかなかったものの3頭併せ外から喰らい付いてしっかりを脚を伸ばして力強さを感じる。

この馬の場合は近走では全日本2歳優駿前は坂路中心の追い切りにしてた位で普段から美浦坂路の閉鎖でも負荷を掛けて速い時計を出すのはコース追いでやっていたので坂路を使えない事についてはそこまで影響は大きく無さそう。

前走時から永野騎手とコンビであるが元々2歳時から普段から追い切りで永野騎手が跨って厩舎と一丸となってこの馬と関わっているのも追い切り欄から見て来ているのでこの馬とのコンビで競馬に行ってコンタクト面で困る事も少なそう。

ダートに戻った今回初めてのブリンカー装着も追い切りから効いてるように見え人気の面含めて楽しみであり巻き返しあって不思議ではないと見る!

 

 

 

・グレートサンドシー

 

1週前は川田騎手を背に9ハロンをジワっと追って最後しっかりと促されての追い切る。

ラストの4ハロン分は

54.5秒-37.9秒-22.8秒-11.0秒

(16.6秒-15.1秒-11.8秒-11.0秒)

とラップ面で見るとラストの2ハロン分は

脅威の連続して11秒代マーク

と追い切り時計だけ見れば圧巻の印象は受けるが…

時計は出ているものの映像ではやや首の高さが目に付いたが…

最後はしっかり追ってくれと指示が出てたものと思われるが…

これがこの馬にとって順調なのか?納得いってないのか?は不明だが…

日曜追いの坂路と最終追い切りは中内田調教師自ら跨り追い切った。

日曜の坂路は全体時計で53.0秒マーク、

実質的な最終追い切りも9ハロンをしっかりとCWで追って4ハロン分で見ると

52.3秒-37.2秒-23.0秒-11.5秒

(15.1秒-14.2秒-11.5秒-11.5秒)

と1週前に比べると最後の脚はやや落としたが騎手と調教師との差はあるだろうがしっかりと持続してまたも11秒代を連続してマーク

首使いなど少し改善しておりこのひと追いで変わって来そう。

日曜は競馬場に行く前とは言え中内田調教師が助手に任せず自ら跨っておりその辺の期待度は大きいと感じる

(調整があまり思うに行ってないとも見受ける事も出来るが)

状態面と人気面で馬券を買うには馬券妙味との相談は必要そう。

また休み明けもあり当日のパドックで馬体重の数字上での増減どうこうでは無く締まっているか緩んでいるのか前走時や個体特徴含めて馬体のチェックはしておいた方が良さそう。

レース面の不器用なところや追い切りでの走りもまだまだ荒削りな面も多々見られるがこの追い切りを見る限り軽視し難い。

ポテンシャルは高く中間も出来る事はやっていると見る。

 

 

 

・サンライズジーク

 

稽古は目立って動くタイプではないのである程度促しても時計面は出ないタイプで追い切り時計としては平凡で1週前は坂路で一杯に追って全体時計53.1秒マークもラストは13.5秒とズブズブで更に併せたのが古馬準OPのタイセイグラシアだったのもあり0.5秒分大きく遅れてもいるが…

追い切りの映像は最終追い切りのみだったがかなり頭数の多い時間の坂路の登坂であり実質坂路で3頭併せになっており興味深い。

前の集団から少し離れているとは言え混雑時の栗東坂路で他もいる中坂路で3頭併せに近い形をとったのを見て矢作厩舎の調教助手の方達の技術や世界の矢作厩舎と呼ばれる厩舎力を感じさられる今回の追い切り。

時計面で見ると評価の分かれそうな1頭でもあるものの追い切り映像の実際の走りでは良化した印象も受けるしこの馬にしては最終追い切りの坂路で終いは12.1秒と伸ばせており全体時計以上の良さは感じる内容。

元々ポテンシャルは高いのもあったが今回の追い切り内容は興味深く面白い。

人気はしないだろうがこの中間は頭には入れておきたい。

 

 

 

・ブライアンセンス

 

 

この馬自体新馬、未勝利の頃から稽古は動くタイプで毎回人気は過剰人気だと感じていたのだが走る度にそのパフォーマンスで個人的に毎度再評価し直して来た経緯もあり、

馬名の通りセンスの塊のような馬と言った印象が特に強い。

 

ずっと追い切りは最終追い切りにある程度負荷を掛けており今回はそのパターンを変えて来たのは少々気にはなるがそれは美浦坂路が使えない影響と考える。

坂路を挟んでいた頃と比べその分コースで乗り込み量を増やして坂路で追っていた分はオーバーワークとならないように4ハロンにし普段コース追いしてた曜日は6ハロンにしそこで補ってる印象で負荷掛けてと追った際は

ラストはしっかりと11秒代を出せており

追い切り映像は最終追い切りのみであったが併せた相手 がコーナーで酷く掛かって釣られて気を抜かないか?と心配にはなったが何とか集中しグッと馬体を沈めて軽快に末脚伸ばす。

最終追い切りもラストの1ハロンは11.5秒マーク口元やや気になったが想定の範囲内と見る。

状態面は高いレベルで安定してるのかな?と見る。

 

 

 

・ワールドコライド

 

 

追い切り映像は美浦南Wコースでの最終追い切りのみであったがややフワッとする面も見られたが3歳のこの時期で仕方なさもあるが、

外目から力強く伸びる。

9ハロン追ったが4ハロン分の全体時計も秀逸で50.6秒で纏めており

ラストの2ハロンは

22.7秒-11.2秒(11.5秒-11.2秒)マーク

1週前にも同様に6ハロン追ってラストの2ハロンを23.3秒-11.5秒(11.8秒-11.5秒)と11秒代で伸び続けており更に攻めを強化しここへ挑む。

 

人気はそこまでかも知れないが状態面は良さそうな1頭。

 

 

 

次点候補やピックアップ漏れ馬の追い切り考察

 

・カレンアルカンタラ

 

騎手騎乗とは言え栗東坂路で1週前は51.1秒マーク

追い切りは映像は先週分しかなかったがそれでも坂路で集中した力強い走り。

最終追い切りでも全体時計を50.8秒といずれもラストは12.2、12.3秒と12秒代であるが流石に無視出来ない時計であり時計面だけで見ても〈次点候補〉として良さそう。

近年ダート戦線で頭角を表した新谷厩舎であるが馬に合わせた多彩な調教パターンをして来るところは厩舎力の高さを感じ流石角居厩舎所属で(解散済み)で腕利きの助手からの調教師転向と思わされる。

(坂路時計だけを見たら森厩舎や音無厩舎だったっけか?と思わされる)

この攻め強化が良い風に出れば!

 

 

・ニシキギミッチー

 

最終追い切りは美浦の芝コースでコーナー途中まではバラけた3頭併せでラストは11.1秒マーク。

芝コースで追ったのは美浦の坂路コース閉鎖の為どこかである程度負荷を掛けたい意図と思われる。

コーナーから直線に手前替えこそなかったものの脚捌きは軽快。

ヘニーヒューズ産駒ではあるが芝も出走させる程の短距離のスピードタイプなので芝でラスト追えばこれくらい(または更に)時計は出るのだろうがこの調整は面白いと思うし本番結果にどう変化してくるか?

レースの展開や問われる質が短距離寄りになればこの中間の気配だと楽しみでもある。

 

 

・ペリエール

 

海外遠征明けで帰厩は5月中旬で5/19から坂路で時計を出し始める。

この馬も途中から美浦は坂路閉鎖してコース追いに切り替えコースで乗り込みを重ねる。

最終追い切りは美浦南Wコースを6ハロン2頭併せで内からグッと伸びて

ラストの2ハロン 23.5秒-11.5秒(12.0秒-11.5秒)をマークして仕上がりの良さは感じる。

5/31にも6ハロン追ってラスト2ハロンを23.7秒-11.6秒(12.1秒-11.6秒)マークしており

海外遠征帰りの休み明けとは言え追い切り時計で見ても成長は感じる。

海外遠征帰りもあり当日の馬体を見てみないと何とも言えない面も多く

(せめてもう1本分追い切り映像を見たかったのが本音で)

敢えてピックアップには入れなかったが〈次点候補〉扱いとしても良さそうな1頭。

 

 

・ヘンリー

 

追い切りは特に動くタイプではないが注目される存在となりそうなので取り上げておく。

日曜追いした坂路で全体時計52.6秒マークでこの馬としてはかなり動いて来た印象。

追い切り映像もややフットワークがのめった感じでありまだしっかりと走れていない印象を受けるが現状これくらいやれてるのは素質の高さだと思うのでこれからもっと良くなりそう。

 

 

以上となります!!

レース当日はもちろんこちらにて見解付きで穴目の一頭厳選しピックアップしますのでお楽しみに!

【更新済み】

2023年 ダート3歳世代特集

2月に更新分を大幅にアップデートして再更新しております!

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