2023年6月14日(水)南関競馬 川崎11R 関東オークス(JpnⅡ・ダ2100m)の追い切り考察と調教評価ブログ更新をダート専門無料ブログ【砂の祭典】がお送りします。
予定発走時刻はナイター開催なので水曜の20:10となっております！
2023年 川崎 関東オークス JpnⅡ 追い切り考察 【砂の祭典】
出走予定馬
・ 1.ワイズゴールド 牝3 達城 54
・ 2.サーフズアップ 牝3 御神本 54
・ 3.クレメダンジュ 牝3 和田竜 54 JRA
・ 4.フークエンジェル 牝3 矢野 54
・ 5.スギノプリンセス 牝3 森泰斗 54
・ 6.ベストホリデー 牝3 町田 54
・ 7.マルグリッド 牝3 今野 54
・ 8.コアリオ 牝3 菅原涼 54
・ 9.メイドイットマム 牝3 本橋 54
・10.パライバトルマリン 牝3 戸崎 54 JRA
・11.メイショウオーロラ 牝3 横山典 54 JRA
・12.マインドユアミモザ 牝3 櫻井 54
・13.フェブランシェ 牝3 ルメール 54 JRA
以上が出走予定馬となります！
レース展望
【JRA勢】
今回は交流戦重賞では珍しく横山典弘、和田竜二両騎手がわざわざ川崎まで乗りに来て居るのが大変珍しい。
実績上位は
園田での兵庫チャンピオンシップを牝馬ながら3着入着した
・11.メイショウオーロラが筆頭候補でメイショウの松本オーナーの馬に横山典弘騎手を前走から引き続き乗せて川崎に参戦と何だか違和感は感じるが、
とても楽しみな一戦に挑む。
南関東所属時代川崎巧者だった戸崎騎手は今回・10.パライバトルマリンと初コンビ。
以前更新した【3歳ダート世代考察】のブログ更新でピックアップした一頭でもあり東京マイルから川崎2100mと一気に距離延長がどうか？ではあるが…大変楽しみな一戦。
ルメール騎手と継続でコンビを組むのは・13.フェブランシェは兄にはシェダル、姉にはスルーセブンシーズ、パッシングショットがいるノーザンファーム生産の良血馬。
前走の牡馬との混合の1勝クラスを勝ってここへ駒を進めたのは・3.クレメダンジュもノースヒルズ生産で父ラニで母のシェルエメールからはコルテジア、ハイエストポイントなどを輩出しており良血で血統構成も面白い。
【南関勢】
迎え撃つ南関勢であるが…
2019年 トーセンガーネット
2020年 アクアリーブル
2021年 ケラススヴィア
2022年 スピーディキック
と4年連続で南関牝馬二冠馬が三冠目の関東オークスで三冠を目指したがJRA勢にあと1歩のところで返り討ちにあっていたが
(3着、2着、2着、3着)
南関東の三冠は牡馬牝馬ともに3戦目がJRAとの交流戦重賞の為鬼門とも呼ばれるが…
今年は二冠馬不在ではあるが世代レベルは低くは無いと見ているが…
今年は…
一冠目の浦和の桜花賞2着、二冠目東京プリンセス賞1着・2.サーフズアップ
桜花賞1着、東京プリンセス賞3着・9.メイドイットマムの2頭の二枚看板で迎え撃つ。
桜花賞は4着のものの水沢の重賞に遠征し圧倒的なパフォーマンスで制し重賞ウィナーとなって参戦・1.ワイズゴールド
桜花賞3着、東京プリンセス賞5着の・4.フークエンジェル
5.スギノプリンセス、6.ベストホリデーなど伏兵も構える。
今回兵庫からの遠征馬・7.マルグリッドも佐賀の重賞へ遠征して重賞勝ち歴もあり園田の騎手ではなく南関 川崎騎手会長の今野騎手を確保して色気十分。
と以上のメンバーでの2023年の関東オークスとなります。
例年はJRA勢はこの時点では能力比較付き難い馬も多く出走して来る事も多いが今年は例年より早い時期から注目された馬や実力馬もおり楽しみな一戦となる。
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砂の祭典 追い切り考察の上手な使い方
個人的に気になった各馬の中間の調整や臨戦過程を考慮しながらの縦の評価を中心に
特に内容が良いと判断した馬を数頭
〈追い切りブログ注目馬〉
として数頭ピックアップしていく更新スタイルとなります。
あくまでも競馬は競馬、追い切りは追い切りなのでその馬のタイプにもよりますが
必ずしも追い切り内容が全ての競馬に繋がる訳ではないですが
各馬の状態や仕上げを見る一つの取捨選択の要素と考えてくれれば幸いです。
追い切り ブログ注目馬 ピックアップ
・2.サーフズアップ
始動は2月のユングフラウ賞から使って4戦目であるのもあり前走の制した東京プリンセス賞前と比べるとややソフトな仕上がりとはなっているものの…
最終追い切りが船橋外回りコースで
65.1秒-49.4秒-37.0秒
とそこまで促していない割には6ハロンを50秒ゆうに切って来たところを見ると状態維持と見て良さそう。
〈追記〉
最終追い切りやや仕掛けた感じであるが気を抜かせないように促した程度であるが推進力を感じる良い動き。
・5.スギノプリンセス
東京プリンセス賞前は1回叩いた後で時計面はその日の馬場次第な面の強い川崎調教場(小向)で時計は出ていなかったものの脚取りは良化には見えたが色々難しかったのか？
敗因は少し不明ではあったが…
今回は不良馬場の中外を回して小向で
66.3秒-50.7秒-37.7秒
ならラスト37秒代は東京2歳優駿以来出ているので使い込んだ方がパフォーマンスを発揮し易いタイプと見込んでピックアップ入りする。
血統的にも使い込んで良くなる産駒も多い父ダンカークであり牝馬ながら500キロ近い馬格もあり今春3戦目で良化と見る。
・10.パライバトルマリン
5/21から馬場入りししっかり乗り込む美浦トレセンは現在改修工事の影響で坂路閉鎖中であるが
(同時運営の芝ブログにて詳しく考察しています)
パライバトルマリン自身そこまで坂路で速い時計を出すタイプではないものの普段多少は坂路を挟んでコース追いを中心にするタイプだけに坂路の変わりに今回はコース追いを本数乗り込んで来た。
5/31の馬場入り時点で美浦南Wコースで
ラストの2ハロン 23.4秒-11.5秒
(11.9秒-11.5秒)
とかなり鋭い脚で伸びておりこの時点で十分整ったと判断。
その後乗り込みを重ねて最終追い切りのコース追いのみゆったり入っての
ラストの1ハロンは11.2秒マーク
と申し分のない仕上がりに見える。
〈追記〉
映像は最終追い切りの本当の最後の部分だったので何とも言い難いのが本音ではあるが…
最後グッと首を出して伸びている点は状態は良さそうだが。
・11.メイショウオーロラ
3月の未勝利戦でデビューしてから1ヶ月刻みで使われており今回多少は追い加減を緩めて来るか？
と思っていたが今回もかなり強めに追っている本数も多めなところを見ると疲労は問題無さそうと見て良い。
週2本はしっかりと栗東CWで9ハロンしっかり追えており
負荷を掛ける時はしっかりとラスト1ハロンは11秒代をマーク
園田の遠征も栗東からだと阪神へ輸送するよりも近く連続しての輸送もそこまでダメージは無さそうで好調維持と見る。
初のナイターや関東圏の輸送を無事クリアさえ出来れば。
〈追記〉
単走の映像であったがしっかりとしたフットワークで脚を伸ばす。
走りには力強さは感じるが首の感じを見ているとややハミ受けに課題はあるのかな？とは見えるが見た感じはリングとかでは無くノーマルのハミに見えるのでこの馬の癖的なものだと思うのでそこまで気にしなくて良さそう。
(競馬に行くと前走もグッと沈んだフォームにもなっていたのもあり特別気にしなくて良さそう)
・13.フェブランシェ
この馬も前述したパライバトルマリンと同じ美浦所属で割と以前まで坂路中心に軽めに乗り込んでコース追いで速いところを追うタイプだけに判断は悩んだが…
それでも美浦坂路閉鎖後は2.3日頻度で美浦南Wコースで追っており強めに追った際はしっかりと
ラストを11秒代をしっかりマークしているのもあり調教パターン変えて来たとは言え少し間隔開いたがしっかりと乗り込まれてはいる。
〈追記〉
舌を出していたが単なる納まりどころの問題でしっかり気を抜かず走れているのでそこは無視する。
しっかりと脚を伸ばせており好印象。
今回は美浦トレセンの坂路閉鎖の件もあり相当悩み、
ピックアップ馬5頭は少し多いが…追い切りブログ注目馬は以上となります！
ピックアップ漏れ馬 見解や次点候補
・3.クレメダンジュ
前走から間隔が短い事もあり坂路で5本のみでそのうち4本が15-15ペースなので判断に悩む。
追い切りも動くタイプではないが最終追い切りで全体時計53.9秒出てる事思えば状態維持と見て良いとは思うがレース間隔的に悩んだので今回はピックアップまでには挙げなかった。
〈追記〉
最終追い切りの栗東坂路の映像では首使いが気になりやや左へモタれる癖があるのか？と言った印象。
少しまだ子供っぽさは感じる…
・4.フークエンジェル
元々そこまで追い切り動くタイプではないので追い切り面で中々評価は難しいが…
それでもこのレース間隔でしっかりと強めに追えているのは良い。
1月から途中他地区水沢遠征も挟んでここで6戦目ではあるが状態は悪く無さそう。
〈追記〉
やや促されるも追い切り動かないタイプなのとやや首の高いのがやや気になる…。
・9.メイドイットマム
最終追い切りの船橋外回りコースで強めに追って63.3秒-49.6秒-37.0秒なら時計面だけなら前走以上なのだが前走時そこまで促さず馬なりに近かったのでその辺どうか？
しっかり2本時計は出してはいるが…
〈追記〉
最終追い切りはこれでもかと追われ鞭も入れられており気合い乗りは良い。
事前では馬なりの情報であったが強め越えて一杯と言って良さそう…しかし陣営はここへ本気度は見える。
私の場合…
追い切り注目馬として5頭もピックアップしてる上に追い切りも事前更新しており今更
「映像が思ったり良かったので評価上げピックアップ入りさせます！」じゃ読者へ対しての裏切りとも言えるのでそれはしないが
(自分でも交流戦ダートグレードでさすがに5頭は挙げ過ぎだと思っているので…)
これを読んでくれてるファンは取捨選択は自由なので素直にメイドイットマムの評価を上げて良いと思います。
レース当日のブログ更新は…
勿論こちらの【穴目の極み】で見解付きで妙味のある一頭をピックアップしますのでお楽しみに！
火曜 川崎11R 川崎スパーキングスプリント(SⅢ) 追い切り考察も更新中
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