2023年のレパードS(GⅢ・ダ1800m)の回顧兼忘備録更新となります。
筆者自身が元々はダート贔屓で【砂の祭典】自体が同時運営していた〈芝ブログ〉と統合する前までは長年ダート専門ブログとして運営していた名残りもありJRAもダートに関する更新は積極的に致します。
世間でもダート三冠が新設されるなどこれから盛り上がっていく中「ダートはよくわからない」そんな方にも少しでもタメになればと思います。
〈2024年からのダート三冠特集〉
路線図やコースの特徴など普段地方競馬を見られない方なども今回のJRAとの交流化を機会にわかりやすく纏めてあります。
〈過去の忘備録更新はこちらから〉
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【浅井(おおきづダート)Twitter】
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〈今回のレパードS関連の更新〉
〈2023年ダート3歳世代考察〉
第1回更新は2023年3月、第2回の追記は2023年6月時点の考察となります
含水率低めの良馬場で行われた今年のレパードS。
勝ち時計は 1:50.8
勝ち時計から私個人が長年集計している平均コースタイムや土日2日間のダートの時計の出方や相手関係を比較しても勝ち時計から上位3頭は例年のこのレース水準レベル以上の可能性
レースラップ
12.5-10.9-12.3-12.6-12.2-12.7-12.0-12.4
前半1000m地点は 60.5
特別速いラップを刻んだ訳ではないものの淀みのないラップを先行勢が刻みながら後方勢は追走でジリジリと脚を使わされた形。
(ラップから見るとミドル判定も出来るがハイペース寄りと見た方が今後良さそう)
前がそのまま突き抜ける余力を作ったのは最後のコーナー地点での12.7-13.2とグッとペースダウンし上手く息が入りここからの決め手比べとなっており、
この展開ではある程度前へポジションをとれつつこの流れでの耐性がないと中々難しい展開。
今回後方のまま終わった各馬も展開が向かないので上手く能力を発揮出来ていない馬も多々いると思われそれだけ前に付けた馬に展開利があったと考えた方が良さそうなので別の舞台設定でこの着順を額面通りに受け取るのは少々危険かな?と感じる。
1着ライオットガール
前走の中京のマレーシアカップ(3勝クラス・ダ1800m)ではハンデ戦の中51キロと斤量の利はあったもののスローペースの中を外外回らされた事が敗因ではあったが、
今回はスタートは横のクレメダンジュと軽く接触もそれほど大きな不利ではなく好位番手を内目でとれたのが大きな勝因。
先行馬多くペースが上がった中でも更にパフォーマンスを上げたのが印象的でハイペース耐性は高いと見て良さそう。
岩田望来騎手の早めに仕掛けたのがこのペースの中で功を奏した。
ラストも2着馬オメガギネスを振り切る勝負根性を見せており気持ちの面も強そう。
今後牝馬限定の地方交流戦重賞でもこのラップで勝てたのは大きそう。
混合戦ではどうか?ではあるが牝馬限定戦なら平坦の小回りの地方のコースは更にポテンシャルを発揮しそうだ。
2着オメガギネス
2023年ダート3歳世代特集でも初回更新時から取り挙げ、当日ブログで〈ブログ注目馬〉とともに人気処でと少し触れて推したが…
今回長期休養明けにしては見事な走り。
道中力んだ感じのフットワークだったのは休み明けの分か?次走もう少しリラックスして走れたら。
3着ルクスフロンティア
返し馬も先出ししてたので少々気性面が難しいのかな?と言った印象を受ける。
スタートも上手くポンと出て何が何でも逃げるとハナを主張。
このラップを自ら緩急を作って最後まで渋とく粘り通した。
自分でこのペースを作り出した操縦性の高さはかなり光るものがあり今後単騎で逃げれるとコース問わず渋とく粘れるのは今後も覚えておきたい。
出して行った割には最後ここまで粘れているのは地力の高さと見るが直線逆手前のままで手前を替えていないので今後上のクラスで闘って行く上でその辺は課題ではある。
4着エクロジャイト5着マオノアラシ6着マテンロウガイ7着ツウカイリアル
この辺りは上位3頭とから5馬身離された僅差入線組。
内をとれてスムーズだったり行きたくても先手主張出来なかったりの中の各馬であったが、
エクロジャイトは出鞭入れてまでハナ狙いに行ったが結局は3番手付近を追走もコーナーでラップが緩んだ際少々反応が遅れた印象でこの感じからすると次走以降はハナにこだわらなくとも逃げ馬が平均辺りの一定ペースで流れを作った場合やれそうと見る。
自分の形ではないものの大きくは崩れていなかったので格好は付けた。
今回は負けたものの予想する側から見ると大きな収穫。
10着クールミラボー
チーク着用で自分の競馬に徹したものの流れや馬場が合わないのか?パサパサ過ぎる良馬場は向かない印象。
新潟のコーナー角度もこの馬からすると脚は溜まり難いのか?
12着ソッコータルマカ
今回の【ブログ注目馬】であったが、プラス10キロと少々太めに見えたが…
ゲートは普通に出たが前半の追走で後手早々と向こう正面で鞭が入ったものの反応悪く見せ場なく。
タイプ的に位置をとれた上揉まれずに追走まで持っていかないとこの舞台では少し荷が重かったか?
参考にならず申し訳ない。
体型的にいつもパドックで少し太めに見えるタイプではあるが次走以降はもう少し絞れて来たら。
14着ミスティックロア
今回1番人気も1コーナーの入りで外に膨れ、勝負処の3、4コーナーでも膨れ気味で追うのもままならず…精神的な幼さとコーナーワークでの課題が出てしまった。
砂被りも良くないので首を上げてしまう場面も相変わらず。
過去走からコーナー張るような仕草は見られたが道悪の馬場とポテンシャルで上手くカバーしてたようだが今回の課題と思われたパサパサの良馬場は大丈夫そうだが大きい舞台ではまだキャリア不足は否めない印象で自己条件から。
今回は短いながらも以上となります!!
〈同日のエルムS(GⅢ)分の回顧も更新中〉
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