2023年12月30日(土)大井10R 東京シンデレラマイル(SⅢ・牝馬限定・ダ1600m)の完全無料の全頭追い切り考察と調教評価のブログ更新を無料競馬ブログ【砂の祭典】がお届けします。
冬季の昼開催の大井10Rとなりますので予定発走時刻は 16:30 となっておりますのでお間違えないように!
〈前日12/29(金)東京大賞典(GⅠ)全頭追い切り考察はこちらから〉
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【浅井(おおきづダート)X(旧Twitter)】
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【完全無料】 2023 大井 シンデレラマイル SⅢ 全頭追い切り考察 【調教】
予定出走馬
・ 1.セパヌイール 牝8 矢野 55
・ 2.サーフズアップ 牝3 落合玄 55
・ 3.ラビュリントス 牝3 岩橋 55
・ 4.グランパラディーゾ 牝5 本田正 56
・ 5.フラテルニテ 牝7 的場文 55
・ 6.サダムスキャット 牝6 笠野 56
・ 7.ラブラブパイロ 牝4 西 55
・ 8.サブルドール 牝5 笹川 53
・ 9.ツーシャドー 牝4 和田 55
・10.ラムリケティ 牝4 吉井章 53
・11.スピーディキック 牝4 御神本 57
・12.サルサレイア 牝7 森泰斗 56
・13.パワースレイヴ 牝4 菅原涼 55
・14.ノーブルシルエット 牝5 桑村真 56
・15.レディオスター 牝4 木間塚 55
・16.メイドイットマム 牝3 本橋 55
レース展望
毎年この時期の東京シンデレラマイルはメンバーが揃うのだが…
来年からJRA、地方併せてダート牝馬路線はエンプレス杯(JpnⅡ)を施行時期を変更し春のダート牝馬路線の頂点とする為、
(秋のJBCレディスクラシック同様に将来的にJpnⅠを目指す為もあるだろうが…)
例年1月の大井開催で行われていたTCK女王盃(JpnⅢ)を兵庫の園田へ持って行き施行時期を5月にズラし兵庫女王盃へと変わる影響もあり今年は例年以上の豪華メンバー集結となった。
今年の古馬勢は…
昨年の南関牝馬2冠馬でもあり重賞ダートグレード含め重賞8勝馬の南関牝馬戦線の女王でもある・11.スピーディキックが昨年に続き登場!
別定斤量57キロは実力の証。、
その他古馬勢は・14.ノーブルシルエット、・4.グランパラディーゾ、・6.サダムスキャット、・12.サルサレイア、・1.セパヌイールなどの強豪が揃い。
トライアルレースを勝った・9.ツーシャドーや10.ラムリケティ辺りの上がり馬も挑戦。
3歳勢からは…
桜花賞とロジータ記念を制した・16.メイドイットマム
東京プリンセス賞を制した・2.サーフズアップ
と2頭の南関牝馬クラシック路線を勝って来た世代トップクラスの2頭が参戦。
JRAから3歳春から転入となり盛岡の芝重賞を勝ち前走園田への遠征も好走の・3.ラビュリントスと3頭の有力馬が参戦。
古馬、3歳馬ともに今年もかなりメンバーが揃い楽しみな1戦となる。
大井ダート1600m 特徴や傾向 ダート砂厚など
大井ダート1600mの特徴や傾向に今秋に全面入れ替えしたダートの砂など詳細はこちらから
砂の祭典 追い切り考察の見方
(個人的な見解ですが…追い切り映像がない場合でも普段日々からその個々の馬をしっかり情報を追っている場合は調教パターンや追い切り時計の出し方である程度の状態面の判断は可能だと思いますし私達みたいにトレセンの外から表に出ている情報だけでも判断し予想や馬券に組み込む事も有効だと思います)
個人的に気になった各馬の中間の調整や臨戦過程を考慮しながらの縦の評価を中心に
特に内容が良いと判断した馬を数頭
〈追い切りブログ注目馬〉
として数頭ピックアップしていく更新スタイルとなります。
あくまでも競馬は競馬、追い切りは追い切りなのでその馬のタイプにもよりますが
必ずしも追い切り内容が全ての競馬に繋がる訳ではないですが
各馬の状態や仕上げを見る一つの取捨選択の要素と考えてくれれば幸いです。
追い切り考察ブログ注目馬ピックアップ
・2.サーフズアップ
前走の園田の重賞楠賞への遠征であったが輸送考慮してか?馬場へ出て時計を出す追い切りは1本のみであったが金沢、園田と長距離遠征が続いてる割には馬体はそのまま保てていた印象であるが…。
今回は短期放牧を挟んでからここへ向けてじっくりと調整される。
最終追い切りとなった12/25の船橋の外回りコースでの追い切りは単走で追われ
49.6秒-37.4秒
としっかりと時計を出す。
1週前追い切りも長めの距離を追っており実質しっかり追ったのは4ハロンではあるがこれで十分な調整に見える。
陣営の山下調教師もこの距離や船橋と同じ大井の新砂にも自信を見せておりこの辺りも問題無くこなせると見る。
・6.サダムスキャット
この馬についてはJRA時代から良く触れてはいたが短距離色が強いタイプで追い切り自体は動く方ではあるが…
南関東転入後はしっかりと船橋の馬場で調整されて距離も多少は持つようになったのは大きい。
今回はトライアルの前走後からしっかりとここへ向けて乗り込まれており1週前追い切りから強めに負荷を掛けてまずまずの時計はマーク。
最終追い切りは船橋外回りコースで一杯に追われて
63.8秒-49.1秒-36.7秒
と豪快に脚を伸ばして好時計をマーク。
中間がこの動きなら内回りコース使用のコーナー4つの大井のマイル戦でも引き続き楽しみではある。
・7.ラブラブパイロ
この馬に関しては近走で言えばJBCレディスクラシックでも出走した際触れており、
2歳の東京2歳優駿牝馬出走時から追い切り自体は動くタイプであって相変わらず今回も追い切りは動いているが…
パイロ産駒だけあり気難しい感じはある印象が強い馬であるが
今回1週前追い切りは小林の外回りコースでゴールデンヨシノ(B2)と併せて
65.1秒-48.9秒-35.8秒
とラストかなり追って0.6秒程先着をしており稍重の中とは言えど35.8秒の上がりの脚を見せる。
最終追い切りは小林の外回りコースで馬なりで流した程度であるが先週にあれだけ強くやれており好時計マークなら人気は無いだろうが状態自体は良く面白い存在と見る!
・11.スピーディキック
前走のJBCレディスクラシックは終いの脚に賭けたが4着となりJRA勢とのトップクラスと闘うとなれば1800mは1ハロン分長い印象であったが…
今回JBCレディスクラシック後のダメージも気になるが。
1週前追い切りは浦和調教場(野田)で一杯に追われて
70.2秒-51.8秒-38.3秒
最終追い切りも浦和調教場(野田)で実質追ったのは4ハロン分であるが終い重点で
50.9秒-36.6秒
と好時計をマークしラストの1ハロン分は推定11.7秒と素晴らしい伸び脚を見せる。
正直このクラスの馬となって来ると出そうと思えばある程度時計は出るとは言え狭い野田トレセンでラスト3ハロン全体時計36.6秒は脅威の猛時計をマーク。
藤原調教師も厩舎の担当者が年間通して今が一番良い状態とのコメントも出ているのは心強い。
・16.メイドイットマム
前走のロジータ記念前は馬なり重点で乗り込んでおり軽視していたのだが…
流石の素質馬で距離延長も難無くこなして圧巻のパフォーマンスを見せた。
実績のあるこの距離帯へと戻る今回
1週前追い切りは船橋外回りコースである程度強めに追って
64.4秒-49.4秒-36.8秒
最終追い切りは終始馬なりで最後やや促した程度に
66.3秒-51.7秒-38.2秒
と1週前追い切りはかなりビッシリやっており好時計をマークしており最終追い切りは流す程度にしっかりと調整される。
この馬の場合昨年末の2歳末に東京2歳優駿牝馬をこの大井のマイルの舞台で圧倒的パフォーマンスで制しており右回りのマイルでも問題無く、
大井の新砂も船橋馬なので久々の大井の馬場でも普段の調教が同じ白砂の船橋の馬場でやっているのもあり問題無いように感じる。
以上がピックアップ馬となります!!
以下その他各馬追い切り更新となります。
その他各馬追い切り考察(短評程度に)
・1.セパヌイール
大井の外回りコースで前走後からじっくり乗り込まれる。
時計面は目立たないが先週は2歳のスピニングガールと併せ馬で長めの距離をある程度負荷を掛ける。
最終追い切りは大井外回りコースで
53.9秒-38.9秒
と時計面は地味ではあるがこの馬なりに前走かなり久々に使われてから状態は上げているようには感じる。
・3.ラビュリントス
認定外厩のミッドウェイファームからの直行の為中間の時計は手元に無いので不明も
最終追い切りはスノーファンタジーとミッドウェイファーム坂路で併せ馬で
37.9秒-24.5秒-12.3秒
と馬なりながらも前走時より3ハロン全体時計は詰めており順調と見た方が良さそう。
また前走園田でシルトの粒の大きさはやや違いがあるとは言え大井と同じの産地の白砂を経験したのも大きい。
しかし陣営コメントは割と弱気。
・4.グランパラディーゾ
この馬もいつも通りの認定外厩のミッドウェイファームからの直行組の為中間の過程は不明も。
最終追い切りはミッドウェイ坂路で
37.9秒-24.5秒-12.1秒
と前走並の時計は出している。
・5.フラテルニテ
前走後からも意欲的に先週、今週と続けて大井の外回りコースで追われる。
最終追い切りは大井の外回りコースである程度負荷を掛けられて
66.4秒-54.0秒-40.7秒
と時計面は2週続けて追ってる割にはかなり地味。
大井の新砂の影響も多少あるが追い切り自体動くタイプでは無く判断が難しい。
・8.サブルドール
前走後から時計を出したのは最終追い切りの船橋外回りコースの1本のみ。
66.6秒-52.1秒-39.6秒
とかなり軽めに流しただけで前走のダートグレードのクイーン賞(5着)前にかなり強めに追っていたので状態を維持する事を優先したような調整となった。
・9.ツーシャドー
前走後は一旦外厩に戻して坂路で乗り込んでから浦和調教場(野田)へ戻して1週前追い切りは馬なりでかなり軽めに留める。
最終追い切りはわざわざ浦和の本場コースで負荷を掛けて追い切っており
66.6秒-50.5秒-36.7秒
と浦和競馬場の馬場でラスト3ハロンを36.7秒出しており陣営の調整の過程を見ても本気度は感じる。
これだけの終いの脚を使えているのなら状態面は良さそうだ。
・10.ラムリケティ
普段から馬場に出て時計を出して調整では無く軽めに中間は追ってレースを使いながら仕上げるタイプだけに追い切りからは判断よりも当日のパドックでの馬体を見た方がアテになるタイプではあるが…
参考までに最終追い切りは大井の外回りコースで3ハロン分だけ強めに追って全体時計40.3秒に纏める。
・12.サルサレイア
前走のダートグレードのクイーン賞では離されたとは言え地方馬最先着の4着と健闘で船橋の1800mの適性の高さを見せたが…
今回は前走後から軽めとは言え本数は乗り込まれる。
最終追い切りは小林の外回りコースでスプル(C1)と併せ馬で
68.2秒-50.8秒-37.3秒
をマークしているものの過程を見ると前走前に仕上げ過ぎてるのも感じ上積みまでは厳しいか…。
・13.パワースレイヴ
1つ気になったのは12/8の大井の外回りコースで51.3秒-37.4秒とこの馬にしては好時計マークをしているが…
そこから馬場へ出て時計を出したのは12/22、と12/26と少し開くのが気掛かり…。
参考までに最終追い切りは大井外回りコースで
69.1秒-54.7秒-40.1秒
と馬なりでサラッと流した程度。
何か頓挫があったのかそれとも本来は他を使いたかったのか?不明ではあるが…
状態面な少し疑っているのが本音。
・14.ノーブルシルエット
この秋はレディスプレリュード、JBCレディスクラシック、クイーン賞とコンスタントにダートグレードを使われる。
今回馬場へ出て時計を出したのは最終追い切りのみで
大井外回りコースで
64.4秒-51.4秒-37.4秒
と割と一杯に追ってこれをどう見るか…?ではあるが南関転入後少し馬場に馴染めていないのとこれだけコンスタントに使って上積みは少し疑問。
・15.レディオスター
前走後からここへ向けてしっかりと調整されて来た当馬。
昨年に続いてのこのレース出走となるが。
最終追い切りは船橋外回りコースで馬なりで
68.2秒-51.0秒-37.2秒
と最後はしっかりと脚は伸ばす。
この秋かなりコンスタントに使われているのもあり馬なり軽めとは言え時計面は上々で状態そのものは良いのでは無いだろうか?
以上が今回の東京シンデレラマイルの全頭追い切り考察となります!!
レース当日もいつも通りレースブログ更新しますのでお楽しみに!!
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