2023 大井 東京大賞典 GⅠ 追い切り考察 【調教】

南関競馬

2023年12月29日(金)大井9R 東京大賞典(GⅠ・ダ2000m)の完全無料全頭追い切り考察と調教評価のブログ更新を無料競馬ブログ【砂の祭典】がお届けします。

 

 

※金曜開催もあり更に追加の追い切りなどもある予定で追い切り映像確認後に更に追記します

NEW追い切り映像確認後追記済み

 

 

発走時刻は12/29(金)の大井9Rで15:40発走となっておりますので

冬季の昼開催になっておりナイター開催では無いのでお間違えないように!

 

 

 

 

 

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【完全無料】 2023 大井 東京大賞典 GⅠ 全頭追い切り考察 【調教】

 

 

 

 

 

 

予定出走馬

 

 

・1.キングズソード 牡4  岩田望 57

・2.ノットゥルノ 牡4  武豊 57

・3.テンカハル 牡5  坂井瑠 57

・4.マンガン 牡6  笹川 57

・5.ウシュバテソーロ 牡6  川田 57

・6.ドゥラエレーデ 牡3  B.ムルザバエフ 56

・7.グロリアムンディ 牡5  マーカンド 57

・8.ミックファイア 牡3  御神本 56

・9.ウィルソンテソーロ 牡4  原優 57

 

 

 

レース展望

 

 

 

暮れの大井の大一番東京大賞典

 

2011年からはレーディング要件を満たしJpnⅠでは無く国際グレードのGⅠ格となってからも数々の熱戦が繰り広げられたが、

最早説明不要の暮れの大井の名物レースではあるが東京大賞典の一文字だけで年末感が漂う冬の風物詩。

3000m、2800mの時代の各地の地方公営の強豪が揃いテツノカチドキ、カウテスアップ、イナリワン、ロジータ、ダイコウガルダン達が先頭で駆け抜けた時代熱かったと昭和の時代から地方公営を見て来たオールドファンからは未だに根強い声もあるが、

1998年から2000mへ変更されて今年で25年目を迎えナイター開催では無く暮れの夕日に照らされて行われる2000m戦のイメージも定着しつつある暮れの大一番となる。

 

 

 

例年JRA勢、地方勢含めて事前の選定前の想定ではダートの王道戦線のトップクラス勢の名前がチラホラ挙がるが例年は蓋を開けて見ると回避馬も多く割とガッカリとする事の多いGⅠでもあるが…

 

さて今年のメンバーは…

 

 

JRA勢は

 

3月のドバイワールドカップをダート開催としては日本調教馬(AW時代は2011年ヴィクトワールピサが制す)としては初となる制覇で偉業を達成した・5.ウシュバテソーロが堂々参戦。

(この馬の参戦の話が早めに報道で出てたのもあり地方勢の参戦が寂しいのもあるが…)

 

 

前走JBCクラシックでJpnⅠ初制覇の・1.キングズソード

 

3歳時はここ大井の2000mのJDDでJpnⅠ制覇の・2.ノットルノ

 

2歳時はJRAの芝GⅠホープフルSを制し前走チャンピオンズカップも3着・6.ドゥラエレーデ

 

ダートグレード通算3勝で前走のチャンピオンズカップ2着の・9.ウィルソンテソーロ

 

今年秋の日本テレビ盃(JpnⅡ)はあのウシュバテソーロの2着・7.テンカハル

 

ダートグレード通算2勝の・7.グロリアムンディ

 

 

と当初BCクラシック2着の3歳馬デルマソトガケも参戦予定であったが整わず回避したが…

ウシュバテソーロ筆頭にある程度メンバーは揃う。

 

 

 

迎え打つ地元南関の地方勢は…

 

ダート三冠シリーズ前の最後の南関クラシックを無敗で制し今年最後の開催となった地方馬の頂上決戦ダービーグランプリでも制し未だ無敗・8.ミックファイアが堂々参戦。

 

無敗の南関三冠馬の参戦やJRA勢の層の厚さで後は・4.マンガンのみの地元参戦となってしまったのは寂しい限りではあるが…

 

しっかりと南関三冠馬がここで古馬との激突についにベールを脱ぐ事となる今年の1戦となる。

 

 

少頭数ではあるがしっかりとメンバーは揃う今年の東京大賞典となった。

 

 

 

大井ダート2000m 特徴や傾向 ダート砂厚など

 

 

 

今秋白砂へ全面入れ替えされた大井ダート2000mの特徴や傾向に入れ替え後のダートの砂厚などの詳細はこちらから

 

 

 

 

 

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砂の祭典 追い切り考察の見方

 

 

 

 

(個人的な見解ですが…追い切り映像がない場合でも普段日々からその個々の馬をしっかり情報を追っている場合は調教パターンや追い切り時計の出し方である程度の状態面の判断は可能だと思いますし私達みたいにトレセンの外から表に出ている情報だけでも判断し予想や馬券に組み込む事も有効だと思います)

 

 

個人的に気になった各馬の中間の調整や臨戦過程を考慮しながらの縦の評価を中心に

 

特に内容が良いと判断した馬を数頭

〈追い切りブログ注目馬〉

として数頭ピックアップしていく更新スタイルとなります。

あくまでも競馬は競馬、追い切りは追い切りなのでその馬のタイプにもよりますが

必ずしも追い切り内容が全ての競馬に繋がる訳ではないですが

各馬の状態や仕上げを見る一つの取捨選択の要素と考えてくれれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

追い切り考察ブログ注目馬ピックアップ

 

 

 

 

・1.キングズソード

 

 

 

前走のJBCクラシックで初のJpnⅠ制覇となったが…

当時を振り返っても追い切りは動いてはいたのだが

〈前走のJBCクラシックの追い切り〉

 

 

短期放牧を入れてからトレセン帰厩後からの初時計は12/3から栗東CWのコース追いと坂路を併用で追われておりこの馬のいつも通りの調教パターン。

また休み明けのJBCクラシックと同等の乗り込み量でしっかりここへ向けて調整される。

 

 

コース追いで速い時計を出す際に9ハロン追いでは無く6ハロンで速い時計を出すこの馬特有のいつもの調整方法と見る。

 

 

12/14の栗東CW時点ですでに道中はじっくり抑える感じも終い重点でラスト1ハロン11.9秒を出しており

 

先週の12/21の栗東CWでは今回コンビを組む岩田望来騎手を乗せてダノンフィーチャー(古馬1勝クラス)と併せて6ハロン追い

4ハロン全体時計 51.6秒

ラスト2ハロン 23.5秒-11.7秒

(11.8秒-11.7秒)

としっかりと加速ラップを踏みながらしっかりと脚を伸ばす。

 

 

実質的な最終追い切りとなった12/25は栗東CWで寺島調教師自ら跨って6ハロンを終い重点で追って

4ハロン全体時計 56.9秒

ラスト2ハロン 24.3秒-11.8秒

(12.5秒-11.8秒)

と道中はかなり控えるもしっかりと最後1ハロンを追った形。

 

陣営のコメントでもメディアで出しているように実質的な最終追い切りはオーバーワークを避ける形で終い重点の意図通りの内容で状態自体も非常に良いとコメントは出しているようにこのひと追いでしっかりと調整されているように感じる。

 

 

以前追い切り考察で書いた事もあったようにダートの中距離戦線走るタイプにしては追い切りは動くタイプであるが…

この秋は更に時計を出せているように半兄のギングズガードが短距離戦線を走る馬でもあったが追い切りも動くタイプだったのもあり血統由来の面もあるかも知れないが元々晩成向きの面もあり更にこれから追い切りも動くタイプとなるだろうが…

前走に引き続き追い切り面でも順調そうに見える。

 

 

【追記】

映像は12/25の栗東CW分を確認。

栗東CWで単走で途中まで手網を抑えて最後少し促しただけでスっと反応しており伸びる。

ラスト1ハロンは外回ったのもあり11.8秒表記ではあるが時計以上のスピード感は感じられる。

 

 

 

 

 

 

 

・5.ウシュバテソーロ

 

 

 

前走は本場アメリカのBCクラシックへデルマソトガケとともに挑戦し5着。

今回は海外遠征帰国初戦となる。

BCクラシック時はアメリカのサンタアニタのゲートのサイズが日本とは違い妙に気にしていたとの話しも出ていたがやや環境の変化は気になるような性格ではあるが…

ドバイはしっかりとこなしており今回は美浦から経験済みの大井なのでその辺の精神的な面は大丈夫かな?とも感じる。

(大井の砂は産地も船橋と同じ砂なのでそこも問題無いように感じる)

 

流石にサンタアニタ滞在したBC前の追い切り考察を書いてはいないが参考までに2走前の国内の船橋の日本テレビ盃前の追い切り考察も添付しておく

 

 

 

今回検疫を終えての美浦トレセン帰厩後の初時計は12/7の坂路からいつも通りにコース追いと坂路を併用し乗り込まれる。

 

元々坂路を併用し乗り込むタイプだけに秋から美浦の坂路も改修工事も終わりこの馬も通常通りの調教パターンへ完全に戻っている今回の中間となる。

 

今回も水曜追い、日曜追いの調教の曜日のパターンも固定のままで挑む1戦。

 

12/10、13、17と続いて美浦南Wコースで負荷を掛けて徐々に速い時計をやってはいたが…

 

先週の12/20は美浦南Wコースで4ハロン追いで完全に終い重点で単走で追い切り

4ハロン全体時計 56.1秒

ラスト2ハロン 25.7秒-11.6秒

(14.1秒-11.6秒)

と完全に終い重点の最後の1ハロンのみ強めに追ったが11.6秒をマーク。

 

これが実質的な最終追い切りとなった12/24の日曜追いはホウオウカラーズ(古馬準OP)を先行する形で6ハロンを併せ馬し

4ハロン全体時計 52.5秒

ラスト2ハロン 23.8秒-11.6秒

(12.2秒-11.6秒)

とラストは追って同入ではあるが好時計をマーク。

元々の調整方法がそこまで4ハロンで全体時計を出していかず終い重点で仕上げるパターンなので問題無いようには感じる。

 

ドバイやBC遠征前も在厩でしっかりとコース追いをやっていたりと流石のダートの高木厩舎と言った調整力を見せられたが…

いつものパターンなら今回も大井の輸送前に15-15位のペースで坂路を1本追加で入れて来そうではあるが…

既に乗り込み量は豊富でしっかりとここへ向けて調整されている印象を受け

 

海外遠征帰り初戦ではあるが追い切りを見ても好状態では無いだろうか?

 

 

【追記】

映像確認は12/24の美浦南Wコース分。

併せ馬で外から促され良い前進気勢を見せ更に鞭2発もしっかりと力強いフットワークで伸びる。

首の使い方の感じを見ても前進気勢を強く感じ併せてしっかり伸びている点からもこれなら競馬へ行っても大丈夫そうには感じる気配。

追った際の馬体のフォルムからも力強さを感じ充実しているように感じる。

元々が実戦タイプもあり直前でこれだけの動きを見せるのなら良い状態と映像からも感じる。

 

 

 

 

 

 

 

・8.ミックファイア

 

 

 

ダービーグランプリ後JBCクラシックへ向けて調整されてはいたが輸送の影響で減った馬体の回復を待ってから立ち上げたものの状態がJBCへ間に合わないと判断し2週間前に早めに回避するコメントは出されその後のプランにもあったJRA中京でのチャンピオンズカップも回避しここへ向けてじっくりと調整される。

 

先週の12/16はいつもの南関の認定外厩でもあるミッドウェイファームの坂路で追い切りアロンバローズの勝った東京ダービー時に3着だったブライトフラッグ(B2)と併せて

37.8秒-24.6秒-12.1秒

としっかりとラスト追われる。

 

 

その後外厩ミッドウェイファームから大井へ戻してから実質的な最終追い切りとなった12/24は大井の外回りコースで元々JRAで2勝クラスにいたサトノワールド(B2)との併せ馬をし

65.8秒-52.3秒-38.3秒

と4ハロン併走し最後は強めに負荷を掛けられて0.8秒しっかりと千切って先着。

 

ミックファイア自身大井の馬場が白砂になってから今回ここが初の追い切りとはなったので前走以前より時計比較は出来ないが…

(前走のダービーグランプリ前の最終追い切りは外回りコースで49.8秒-36.7秒出してはいたが)

 

砂の入れ替えで時計掛かる事やそこまで道中飛ばさずラストの終い重点なのもありそこまで時計は出てはいないがしっかりと間隔をとりしっかりとここまで乗り込まれており好状態と推測する。

 

後は競馬へ行っての11月に全面入れ替えされた大井の白砂(オーストラリア産)の砂がこなせるかどうか?かが大きな鍵。

〈大井の新砂など詳細はこちらから〉

 

 

 

【追記】

映像は12/24の大井外回りコース分を確認。

併せ馬で離れた外から追走しやや手網は抑え気味で最後は軽く促された程度で脚をしっかりと伸ばす。

最後までほぼ馬なり状態ではあったがこの追い切りが大井の新砂が初めてとなり馬場見せも兼ねてはおり追われてからの脚運びや反応を見る感じは苦にはしてるようには見えなかったが、

先週ミッドウェイファーム坂路でしっかりやった後なのもあり最終追い切りはかなりソフトな感じで済ましたので馬体が沈み込む感じは見られなかったが出来ればしっかり追った際のフォームを確認したかったのが本音ではあるが…

ここへ来て3歳春まで散々悩まされて来た爪の不安も解消されたらしくこれまでは接着装蹄だったのを爪が伸びて蹄鉄を打てているとの事で脚元の不安は解消。

ここへ向けて順調に来たのではないだろうか?

 

 

 

 

 

 

以上がブログ注目馬ピックアップとなります!!流石に少頭数の9頭立てもありこれ以上は指名出来ないが…

その他各馬は以下で更新!

 

 

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その他各馬追い切り考察

 

 

 

 

・2.ノットゥルノ

 

 

 

この秋は南部杯、JBCクラシック、チャンピオンズカップと賞金持ちなのもあり可能な限りの定量戦を渡り歩くローテーションでコンスタントに詰めて使われる。

元々追い切りから格段に動くタイプでは無いか前走時は栗東CWのコース追いで2歳馬のサンライズジパング(追い切り動くタイプだが)と併せて遅れてはいたが…

 

今回の実質的な最終追い切りとなった12/24の栗東坂路で再びサンライズジパングと併せて

全体時計 53.2秒

ラスト12.1秒

と今回は坂路だったのはあるがラストの2ハロンは25.0秒-12.1秒(12.9秒-12.1秒)としっかりと追われて先行しクビ差先着する。

短期放牧を挟んでるとは言えこの馬なりに良い状態に見え追い切りの内容も栗東CWでコース追いを重ねながらしっかりと時計を出しており状態面で前走以上にあると見る。

(ちなみに併せたサンライズジパングは12/28のホープフルS(GⅠ)への登録がある)

 

 

【追記】

映像は12/24の栗東坂路分を確認。

坂路でサンライズジパングと併せられて2歳馬と古馬の違いが一目でわかるほどしっかり集中しての登坂。

最後は首もしっかりと沈み込み力強さは感じる。

 

 

 

 

 

・3.テンカハル

 

 

 

前走の浦和記念からの東京大賞典への参戦。

参考までに前走の浦和記念前の追い切り考察を添付しておく。

 

母は米GⅠ6勝のジンジャーパンチの子ながらも(上にルージュバックやポタジェ)元々追い切りがそこまで動くタイプでは無く毎回追い切りでは悩まされる馬ではあるが…

 

今回も追い切りはいつも通りに栗東CWのコース追いと坂路併用ではあるがいつもと変わらず追い切り自体な地味ではあるが…

先週の12/21の栗東CWでワイワイレジェンド(2歳1勝クラス)と併せて9ハロンを追い

4ハロン全体時計 53.5秒

ラスト2ハロン 24.7秒-12.3秒

(12.4秒-12.3秒)

と2歳馬相手に先行しクビ差遅れたとは言えこの馬にしてはある程度の時計は出た。

 

 

12/24の坂路でも強めに追って

全体時計55.6秒

ラスト12.9秒

と普段坂路は15-15ペースで追う馬にしては強めに負荷は掛けて来たようには感じるが…。

 

コンスタントに使って来てる割にはしっかりと時計を出しておりそこまで状態が悪いようには感じないが…。

 

【追記】

映像は12/21の栗東CW分を確認。

栗東CWで併せ馬の内からの映像でやや追い切りは重たさを感じ併走し遅れる事はいつもの事ではあり、

時計は出ないタイプなので毎回追い切り映像も重たさを感じるタイプだけにそれもいつも通りと感じる。

 

 

 

 

 

・4.マンガン

 

 

 

ミックファイアとともに南関勢の出走が少なく寂しい中前走の勝島王冠から間隔詰まっている中ではあるが…

12/25に船橋外回りコースでしっかりと追って

65.3秒-51.0秒-37.8秒

としっかりと時計を出しており前走より時計面の水準で言えば出しては来たが…どこまでやれるかが鍵。

 

 

【追記】

映像は12/25の船橋外回りコース分を確認。

映像を見るとブリンカー着用でその分いつもより前進気勢は出ている印象。

(その分いつもよりは時計面も速い)

本番でそのままブリンカー着用するのかまでは不明ではあるが数少ない地元南関勢もあり何とか頑張って貰いたいが…

 

 

 

 

 

 

・6.ドゥラエレーデ

 

 

 

 

前走チャンピオンズカップからやや間隔は詰まる今回。

(参考までに前走のチャンピオンズカップ追い切り考察を添付しておく)

 

前走時の追い切り考察を見てもわかるように前走のチャンピオンズカップ時は調教パターンを変えて来て面白い追い切りを試したが今回は1度使ったなので8本栗東CWと坂路で乗り込むが…

実質的な速い時計を出したのは12/25の栗東CWのみではあるが単走で栗東CWで6ハロン追って

4ハロン全体時計 54.7秒

ラスト2ハロン 23.0秒-11.6秒

(11.4秒-11.6秒)

と最後は0.2秒分脚は鈍ったとは言えある程度の水準の時計を出して来る。

最終追い切りはいつも軽めに抑えるのでラストもそこまで手網を押した感じでも無く抑えてこの時計なら上々ではないだろうか?

 

今回も追い切りを見て面白いなと感じるのはその前日の日曜は馬場へ出ての追い切りはしていないが2日前に軽めとは言え栗東CWで乗られている点。

先週は坂路で鞍上のムルザバエフ騎手が跨ったが感触確かめる程度にラストのみ促して12.1秒出した程度に留めたりと中々他で見ない追い切りをして来てはいる。

 

前走のチャンピオンズカップに引き続き追いパターンがその都度変えて来るので中々意図が見え辛いのはあるが何かしらこの馬に合わせて調教して来る馬でもあり今回のこの追い切りがどう出るか注目の1頭と言える。

今回有馬記念への出走プランもありながらこちらを選択しており競馬に行くと如何にもダート向きのワンペースな面があるが今回は間隔詰まってるのもあり実質的な最終追い切りはややソフトにしたと思われる。

 

 

【追記】

映像は12/25の栗東CW分を確認。

単走で追われ終始手網は抑え気味なのだが時計はしっかり出ており最終追い切りは負荷を掛けずに軽めでもこの時計なら上々に感じる。

芝重賞前の追い切りなどこれまでこの馬を見て来ているが…

今回の追い切りの動きからも気温が低い時期の方がコンディションが上がるタイプなのかも知れない。

映像で見ると印象は良い意味で更に変わって来た1頭。

 

 

 

 

 

・7.グロリアムンディ

 

 

 

前走のチャンピオンズカップでは韓国への遠征帰りとは言えしっかりと調整されてた印象で筆者自身も一発無いか?と期待はしていたがレースへは結び付かずの1戦。

前走後からもしっかりと多少の坂路を挟みながらも栗東CWでのコース追い中心に乗り込まれる。

先週の12/14の栗東CWで抑えながらもラスト12.2秒出しており、

12/20は引き続き栗東CWで小崎騎手が乗りエメラルドビーチ(古馬1勝クラス)と併せて9ハロンしっかりと追って

4ハロン全体時計 50.9秒

ラスト2ハロン 23.5秒-12.0秒

(11.5秒-12.0秒)

と4ハロンから50.9秒-36.9秒-23.5秒-12.0秒としっかり出して行った割には0.3秒遅れてるとは言えしっかりと12.0秒に留めているのはしっかりと粘りのある脚は使えているようには感じる。

 

実質的な最終追い切りは12/25の栗東CWでは単走ながらも引き続き9ハロンを追い

4ハロン全体時計 54.3秒

ラスト2ハロン 24.5秒-12.1秒

(12.4秒-12.1秒)

と終い重点ながらもしっかりと最後は脚を伸ばしており前走と違い11秒代をマークしている訳ではないが詰めて使って来た割には状態面はそこまで落ちてはいないようには感じる。

 

 

【追記】

12/25の栗東CW分の映像を確認。

栗東CWで単走で追われる。

映像で見るとマルタンガール着用し風でなびいてビブス部分が馬体に当たり重なって見えてる映像箇所もあり馬体のフォルムの全容は見え難いものの…

良い意味でも悪い意味でも前走から変わって来た感じはしないが…

詰めて使って来たのも影響あるのか?やや脚運びは重さを感じられる。

動きからも前走から大きな上積みと言う点ではあまり大きくは無さそうではあるが…。

 

 

 

 

 

・9.ウィルソンテソーロ

 

 

 

前走のチャンピオンズカップ時も書いたが美浦の小手川厩舎転厩後は普段から速い時計を出す時計では無くほぼ馬なり基本の時計を出すスタイルへ変わったのだが…

前走時のチャンピオンズカップでは1週前、最終追い切りともに強めに追って時計を出して来たので本気度は高いと書いたがその通りに競馬へ行きこの馬のパフォーマンスはしっかりと見せ付けた結果となった。

(前走時の追い切り考察)

 

今回は間隔詰めているので少し控えるか?と思われたが…

 

12/20の美浦坂路で武士沢騎手が跨りキーチズカンパニー(古馬1勝クラス)と併せ

全体時計 53.5秒

ラスト12.4秒

と体重の軽い騎手騎乗で時計は出るのは当然であるが…

この馬としてはしっかりと時計は出しており、

勾配など変わり時計の掛かるようになった美浦新坂路でこの時計なら水準以上の時計を出す。

 

12/23に4ハロン分のみではあるが美浦南Wコースでのコース追いを馬なりで追ってからの実質的な最終追い切りとなった12/24の坂路では原騎手が跨って単走で

全体時計 56.7秒

ラスト 12.3秒

を終い重点であるがしっかりと最後は強めに追ってマーク。

転厩後もウィルソンテソーロに関しては強めに追わなかった厩舎の追い切りスタイルであったがここ2走続けて強めに負荷を掛けており、

9頭立てで流石にピックアップ馬4頭にするわけは行かないので…

今回も〈次点候補〉とするが調教の順調度合いや馬の充実度に関しては上位のピックアップ馬達と何のヒケもとらないと判断して良さそう。

前走に引き続き強く追って来たので馬券的にも要注意。

 

 

【追記】

映像は12/24の美浦坂路分を確認。

しっかりと単走で外埒近くで追われ最後軽く促されるとしっかりと力強く加速。

各競馬メディアの寸評的には強め表記であったがそこまで強めにラスト追っている訳でも無くこの加速なので好調状態は維持と見て良さそう。

 

 

 

 

以上が今年の東京大賞典の追い切り考察のブログ更新となります!!

レース当日もいつも通り見解付きでレースブログ更新しますのでお楽しみ!

【前日夜更新済み】

 

 

 

12/30(土)東京シンデレラマイル(SⅢ)追い切り考察、12/31(日)東京2歳優駿牝馬(SⅠ)追い切り考察 更新分

 

 

 

12/30(土 )大井 東京シンデレラマイル(SⅢ) 全頭追い切り考察

例年1月のTCK女王盃が開催場と時期変更し園田へ移った影響もあり今年のシンデレラマイルは例年以上にメンバーが揃う

12/31(日)大井 東京2歳優駿(SⅠ) 全頭追い切り考察

 

 

 

砂の祭典 最近のブログ更新分

 

NEWニューイヤーズデイ産駒特徴更新

 

NEW〈マインドユアビスケッツ産駒特徴更新〉

いきなり初年度産駒からデルマソトガケを輩出したマインドユアビスケッツの詳細更新

〈先週の名古屋グランプリ(JpnⅡ)、兵庫ゴールドトロフィー(JpnⅢ)回顧兼忘備録で振り返り更新しております〉

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