2023 川崎 神奈川記念 (JRA交流重賞) 追い切り考察 【調教】

南関競馬

2023年12月14日(木)川崎11R 神奈川記念(JRA交流重賞・ダ1600m)の完全無料の全頭追い切り考察と調教評価のブログ更新を無料競馬ブログ【砂の祭典】がお届けします。

 

 

レースは川崎のナイター開催の為予定発走時刻は 20:10 となりますのでお間違えないように!

 

 

 

〈今週土日 朝日杯FS(GⅠ)ターコイズS(GⅢ)事前更新分〉

軽めの更新となってはいますが…毎週週中の定期更新分です。

 

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【完全無料】 2023 川崎 神奈川記念 (JRA交流重賞) 全頭追い切り考察 【調教】

 

 

 

 

 

予定出走馬

 

 

・ 1.ポリゴンウェイヴ 牡3  落合玄 58

・ 2.フォーヴィスム 牡5  笹川 57

・ 3.キャリックアリード 牝4  御神本 54

・ 4.ヴィブラフォン 牝4  H.ドイル 54

・ 5.ユティタム 牡3  川田 55

・ 6.オマツリオトコ 牡3  横山武 56

・ 7.ビヨンドボーダーズ 騙8  桑村真 57

・ 8.バーデンヴァイラー 牡5  西村淳 60

・ 9.インペリシャブル 牡6  矢野 58

・10.マッドルーレット 牡5  森泰斗 57

・11.ニューモニュメント 牡7  小崎 58

 

 

レース概要(神奈川記念は2023年限定の重賞)

 

 

 

今年JRA交流戦重賞ながら格付け無しで開催される理由

 

南関4場は組織的に年度末は3月まででありダート三冠シリーズやダート路線の番組変更などテコ入れされた事により例年1月川崎記念(JpnⅠ)、例年3月エンプレス杯(JpnⅡ)が年度内に行われていたいたが施行時期変更に伴い川崎競馬の2024年度内(3月末まで)に行われない事での臨時的な重賞施行となる。

(所謂売上面での大人の事情)

 

よって神奈川記念は重賞として施行されるがJpnや南関重賞のSの格付けは無しで今年のみの限定開催となる予定。

 

 

 

 

川崎ダート1600m特徴や傾向ダートの砂厚など参考

 

こちらにて川崎ダート1600mの特徴や傾向にダートの砂厚など参考記事更新中

 

 

 

 

 

砂の祭典 追い切り考察の見方

 

 

 

 

(個人的な見解ですが…追い切り映像がない場合でも普段日々からその個々の馬をしっかり情報を追っている場合は調教パターンや追い切り時計の出し方である程度の状態面の判断は可能だと思いますし私達みたいにトレセンの外から表に出ている情報だけでも判断し予想や馬券に組み込む事も有効だと思います)

 

 

個人的に気になった各馬の中間の調整や臨戦過程を考慮しながらの縦の評価を中心に

 

特に内容が良いと判断した馬を数頭

〈追い切りブログ注目馬〉

として数頭ピックアップしていく更新スタイルとなります。

あくまでも競馬は競馬、追い切りは追い切りなのでその馬のタイプにもよりますが

必ずしも追い切り内容が全ての競馬に繋がる訳ではないですが

各馬の状態や仕上げを見る一つの取捨選択の要素と考えてくれれば幸いです。

 

 

 

 

 

追い切り考察 ブログ注目馬ピックアップ

 

 

 

 

・3.キャリックアリード

 

 

 

夏の福島開催で準OPを勝ち上がってすぐに休養に入ってからの休み明けではあるが、

1度10月頭に帰厩してはいたのだが再度ノーザンファーム天栄に放牧、11月末の船橋のクイーン賞もしくは神奈川記念、中山の師走Sと選択肢があった中こちらを選択。

OPに上がったばかりで賞金面から狙ったローテーションの選択や調整が難しいのはやや仕方ないか…今回補欠4番手から回避馬が出て何とか出走が叶う。

(ダートのOP馬の出走する事の難しさを考えると更に番組整備を進めるべきだとは思うが…)

 

 

 

この馬の場合は11月末に再度帰厩後も美浦の坂路と南Wコースでのコース追い併用で更に乗り込まれており、

1週前追い切りは美浦南Wコースで2歳新馬相手ではあるが離れた位置から追走し

4ハロン全体時計51.4秒

ラスト2ハロン 23.7秒-11.9秒

(11.8秒-11.9秒)

と最後は11秒代のラップを続けてしっかりと同入まで持って行く。

ラストこそ0.1秒分ラップは落としてはいるが気にするレベルでは無く少し追って11秒代が出るなら状態自体は良さそうに見える。

 

最終追い切りも美浦南Wコースで馬なりで追って

4ハロン全体53.8秒

ラストは12.4秒

とサラッと流した程度であるがローテーション定まらなかったのもあり一度天栄に戻してもずっと調整されてた事を思うと休み明け感も無く動けている印象で、

春辺りは美浦南Wコースでラストは12秒代だった事を思うとしっかりと調整されているように感じる。

 

 

 

 

 

・5.ユティタム

 

 

 

前走のJDD4着以来となった福島民友カップ(L)6着が案外であったが今回は坂路を絡めずに栗東CWのコースのみで乗り込みを重ねられる。

 

11/30の栗東CWで

4ハロン全体時計52.2秒

ラスト2ハロン 23.2秒-11.6秒

(11.6秒-11.6秒)

と終い重点でしっかり時計を出しており、

 

更に12/6の実質的な1週前追い切りでは酒井学騎手を背に栗東CWでラケダイモーン(2歳1勝クラス)と併せ馬で

4ハロン全体時計 51.6秒

ラスト2ハロン 22.8秒-11.3秒

(11.5秒-11.3秒)

としっかりと時計を出してかなり離れた位置から追走して2歳馬相手とは言え1.0秒程突き放す。

 

最終追い切りは12/10の日曜追いで栗東CWで5ハロン追いのみであったが

テンから飛ばして行き

5ハロンから4ハロン全体時計は68.3秒-50.4秒

ラスト2ハロン 23.1秒-11.6秒

(11.5秒-11.6秒)

68.3秒-50.4秒-36.1秒-23.1秒-11.6秒

 

と今回の川崎の1600mを意識してか?しっかりとテンから飛ばす追い切りでしっかりと閉める。

 

正直ユティタムの過去のレースぶりを見るとコーナー角度やレースの質など川崎のマイルはどうか?とは思うがしっかりとそこは意識して調整はされている印象。

前走の小回りの福島民友カップが案外だとしてもこれだけ小回りである程度テンから飛ばす追走も意識した追い切りをして来たのもあり軽視は禁物と見ても良さそう。

 

 

 

 

 

・6.オマツリオトコ

 

 

 

追い切り内容とレースぶりが結び付かず難しい馬ではあるが…

ひと息入れた後11/23からしっかりと美浦の坂路と南Wコースのコース追いを混じえて乗り込まれる。

 

 

実質的な1週前追い切りとなった12/6の美浦南Wコースでもタイセイジャスパー(古馬2勝クラス)と併せ馬で永野騎手を背に

4ハロン全体時計 52.2秒

ラスト2ハロン 24.5秒-11.9秒

(12.6秒-11.9秒)

と稍重の中を離れた内から追走し同入まで持って来ており、

馬場の事を思うとラストの時計面以上に伸びてはいる。

 

最終追い切りは12/10の日曜追いを美浦南Wコースで行い併せたのはスーパーリベロ(古馬1勝クラス)も

4ハロン全体時計 52.3秒

ラスト2ハロン 12.7秒-12.2秒

と4.5秒程離れた位置から追走を始めて終い重点で追われてラストの直線で併せ馬の形になるようにして同入まで持って行っている事を考えると順調に調整出来ているように感じる。

 

伊藤圭調教師も具合は良いとコメントも出ており追い切りの内容からも状態面は良さそうに感じる1頭。

 

 

 

 

流石に11頭立てもありピックアップはこの3頭までに留めます。

以下その他各馬考察。

 

 

その他各馬追い切り考察(短評程度に)

 

 

 

・1.ポリゴンウェイヴ

 

 

前走は大井でのオープン出走予定であったが電気系統のトラブルで開催中止でその後土曜へ順延し取り消ししてこちらに仕切り直しの1戦となるが…。

浦和へ帰り野田では無く浦和の本場コースで追い切り

65.6秒-51.0秒-38.0秒-12.1秒

と時計面はまずまずなのだが開催中止になる前の最終追い切りが浦和本場コースで4ハロン50.6秒出ていただけにやや抑え気味の調整となったが…

今回別定58キロに加えて変則的なローテーションで調整面やコンディション面がどうか?

 

 

・2.フォーヴィスム

 

 

今回JRAから南関に転入し初戦を迎える。

認定外厩ミッドウェイファームからの直行の為中間の調整は不明も

最終追い切りは坂路で

37.8秒-24.4秒-12.1秒

とC級の馬と併せてはいるが…内田調教師もJRA時代はOPである程度やれてる実績からはヒケは取らないとコメントはしているが…

 

 

・4.ヴィブラフォン

 

 

元々追い切りから動いて時計を出すタイプでは無いので判断が難しいタイプではあるが…

 

前走前は美浦南Wコースでのコースを1本入れて終い11秒代の時計が出ていたので判断し易かったのだが…

今回は坂路のみであまり時計を出さず週1回頻度で1日2回追いなどして来ており速い時計は出していないとは言え状態面は良さそうではあるが判断に悩む1頭。

参考までに最終追い切りは12/10の日曜追いで坂路で

全体時計55.2秒 ラスト12.8秒とラストだけ追った程度。

 

 

・7.ビヨンドボーダーズ

 

 

(陣営は割と前向きなコメントを出してはいるが…)

今回馬場入りして時計は出しておらず手控えているので追い切りでは判別不能。

 

 

・8.バーデンヴァイラー

 

 

昨年の事を考えると今年は使われているローテーション的にもやや迷走している感が否めないが…

先日使ったところなのもあり今回は坂路のみでかなり軽めで基本的には15-15ベースでの乗り込みのみ。

最終追い切りの12/10も栗東坂路で

全体時計54.0秒 ラスト12.1秒

と終い重点には追ってはいるが今回ローテーション詰めているのと60キロを背負う負担を考えてこの追い切りのみ負荷を掛けている印象。

多少1度使った上積みはあるだろうが…これだけ詰めて使ってまともな速い時計がこの1本のみだと評価が難しい。

 

 

・9.インペリシャブル

 

 

今年4月以来のレースとなるので川崎調教場(小向)でかなり追われて先週好時計マークはしてはいるが…

最終追い切りは川崎調教場で

65.7秒-51.5秒-39.6秒

と、1度使われてからでは?とは感じる。

 

 

・10.マッドルーレット

 

 

今回馬場入りして時計を出したのは1本のみではあるが…

船橋外回りコースで一杯に追って

65.8秒-49.9秒-37.2秒

と近走の中でもかなり負荷を掛けて時計を出して来たのは好感を持つ。

後はこのメンバーでどこまでやれるか?が鍵。

 

 

・11.ニューモニュメント

 

 

元々坂路重点で速い時計を出すタイプでは無いので判断に悩む馬ではあるが…

今回直前の12/6、12/10と小崎騎手自ら調教に跨っており

先週の12/6は2歳の新馬相手に遅れたりするのはこの馬は珍しい事では無いので気にしなくて良さそうだが

全体時計52.1秒 ラスト12.6秒

とこの馬にしては追われて時計もある程度出ており状態そのものは悪くないはず、

最終追い切りはいつも通りサラッと流す程度ではあるがラストも12.8秒とこの馬なりに出ており

時計はいつも出ないので判断は難しい馬ではあるがこの馬なりに今回はある程度終いの脚は伸びれており〈次点候補〉でも良いのでは?とは感じる。

 

 

 

以上が今回の追い切り考察のブログ更新となります!

レース当日もいつも通りブログ更新しますのでお楽しみに!

 

〈前日夜に更新済み〉

 

 

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