笠松競馬場特徴と距離別傾向 ダート砂厚

ダートマニアックス

名馬・名手の里 ドリームスタジアムの愛称で知られる岐阜県地方競馬組合の笠松競馬場のコース別ガイドを無料競馬ブログ【砂の祭典】が徹底解説。

 

 

 

 

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【完全無料】 笠松競馬場特徴と距離別傾向 ダートの砂厚

 

 

 

 

 

 

笠松競馬場概要

 

 

 

 

冒頭に紹介した〈名馬・名手の里 ドリームスタジアム〉の愛称は2004年から使われて来た愛称ではあるが、

騎手は地方競馬からJRAへ移籍第1号となったアンカツの愛称でお馴染みの安藤勝己騎手が在籍していた競馬場でもありその他には安藤勝己騎手の兄でもある安藤光彰騎手(大井所属の安藤洋一の父)や柴山雄一騎手もJRAへ移籍している。

 

所属馬としては昭和から平成にかけては「怪物」フェートノーザン、「名馬」オグリキャップ、「女傑」マックスフリートや

トミシノポルンガ、オグリローマン、ライデンリーダー、レジェンドハンター、ラブミーチャンなどを輩出した競馬場でもある。

 

現在の笠松競馬場は1934年に開設されたものである。

 

現在の笠松競馬場の厩舎地区は競馬場から離れた位置に存在し調教やレース際は歩いて、または馬に跨り移動し公道を一度横断しなければならず横断歩道には馬に跨ったまま押せるように高い位置に押しボタンが設置されていたり、

道路には「馬横断注意」の標識など設置されている。

 

 

パドックが日本で唯一コースの内馬場にある競馬場としても有名。

 

 

これまで赤字による廃止危機や土地施設賃貸借問題、ハロー車侵入、度々の競走馬脱走や逃走に接触事故、競馬法違反や不祥事など大きい事件などもあったりと開催自粛などの期間はあったがそれを払拭しようと立ち直り運営している競馬場でもある。

 

 

 

 

笠松競馬場で行われる交流戦重賞(ダートグレード)は現在無しではあるが…

 

 

 

現在開催されるダートグレードは無しではあるが過去にはオグリキャップ記念はダートグレードであったり

(現在は地方所属馬のみの全国地方交流重賞)

とダートグレード競走を行っていた実績もあった。

現在2歳戦にはネクストスター笠松が2023年新設、3歳戦はネクストスター中日本2024年新設(名古屋と金沢との持ち回り開催)が始動しており、

今後ダート三冠シリーズや番組改編でグレード取得する可能性も大いに有り得る。

 

 

 

 

笠松競馬場 コース特徴 ダート砂厚

 

 

 

・右回り

 

・1周1100m小回り

 

・平坦と思われがちだがバックストレッチは13m程続く下り坂となっているのも特徴で多少勾配あり

 

・最後の直線は201mと短い

 

・ダートの砂厚は平均9cm

水はけが良いのも笠松競馬場の砂の特徴的でもあり白砂ではあるが

笠松競馬場で使っている砂は愛知県瀬戸市の砂を使用。

(同じ白砂の門別、船橋、大井、園田のオーストラリアの西オーストラリア州アルバニー産の海砂とは全くの別物である)

 

 

 

 

名古屋競馬と笠松競馬の関係性やタイム差目安

 

 

 

同じ東海地区にある名古屋競馬と笠松競馬場で人馬ともに交流のある二場ではあるが以前はどちらも1400m戦主体で時計比較は簡単だったのだが

現在名古屋競馬場は弥富の新競馬場へ移転した為1500m戦主体と変わったのでややこしいくなったが

 

名古屋1500mから-6.5秒

笠松1400mから+6.5秒

 

する事でおおよその各所属馬の時計比較が出来るので早見表として覚えておいて損は無いと思う。

(但し当日の馬場状態や時計水準を考慮)

 

 

 

 

滞在型交流と笠松競馬と金沢競馬の関係性

 

 

全国でも珍しい滞在型交流を実施。

名古屋、笠松とともに冬季開催休止する金沢競馬場所属馬が所属を変更せずに馬房に滞在しレースに出走する事でも有名。

馬だけで無く調教師や厩舎スタッフに騎手も滞在してレースに参加する事も特徴的。

 

 

 

 

笠松800m 特徴と傾向

 

 

 

・施行回数の頻度は少なめ

・向こう正面2コーナー終わりからスタートするワンターンコース

・スタートから最初のコーナーまで287m程しか無くスタート後すぐに緩い下り坂が続くのでスピードで押し切れるのも特徴的

・逃げ、先行圧倒的有利

・何故か最内枠のみ成績は落とすがそれ以外はフラット

 

 

 

 

笠松1400m特徴と傾向

 

 

 

・多くのレースがこの1400m戦の為笠松競馬場の基本コースとも呼ばれる

・4コーナー奥のポケットからスタートしコースをグルり1周するコース

・スタートしてから最初のコーナーまでは337m程あり笠松にしては長めで各馬各鞍上戦略が立て易いコース

・以前は外枠有利だったが近年は馬場改修もありそこまで枠の有利不利は無い

・向こう正面の下り坂をどう仕掛けて使うかも一つのポイントとなる

・笠松の特性上逃げ、先行有利

 

 

 

 

 

笠松1600m 特徴と傾向

 

 

 

・3コーナー奥にある引き込み線ポケットからの発走し4コーナーへ斜めに向かって行き馬場を1周半するコース

 

・引き込み線から斜めに発走し最初のコーナーまで200mしかないのが特徴的

 

・あまり知られてないがスタートの位置も含めて先行争いや馬場1周半の距離に笠松の向こう正面の下り坂含めて見応えのあるレースとなる事も多い

 

・最初のコーナーまで距離が短いのもあり内枠の先行馬の成績は良い

 

・スピードとスタミナも問われる為差し脚決まる事も他の距離に比べて増える

 

 

 

 

笠松1800m 特徴と傾向

 

 

 

・向こう正面途中からスタートし1周半するコース

・最初のコーナーまでは187mしか無いのが特徴的

・残念ながら施行回数は年間通して少ないものの枠の有利不利は数字が偏るので割愛

・逃げ先行有利

 

 

 

 

笠松1900m 特徴と傾向

 

 

 

・2コーナー終わりからスタートし1周半するコース

・最初のコーナーまで287m程と十分距離があり笠松競馬場の中では長距離戦に分類されるのでそこまで先行争いは激しくならない

・残念ながら年間通して施行回数は少なく枠の成績は偏るので割愛

・逃げ先行有利

 

 

 

 

笠松2500m 特徴と傾向

 

 

・現在は年1回のみ行われる笠松の重賞オグリキャップ記念専用の距離設定

・枠順は外枠有利とは言われているがこちらも年1回のみの開催の為割愛

・参考までに逃げ、先行有利傾向ではあるが長距離戦の為他地区の中、長距離戦を走って来た差し勢が台頭し易いコース

・南関東からの遠征馬有利傾向

 

 

 

 

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