門別競馬場特徴と距離別傾向 ダートの砂厚

ダートマニアックス

北海道の平地競走の競馬場としては残りの1つになった門別競馬場のコース別ガイドを無料競馬ブログ【砂の祭典】が徹底解説。

 

 

 

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【浅井(おおきづダート)Twitter】

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【完全無料】 門別競馬場特徴と距離別傾向 ダートの砂厚

 

 

 

 

 

 

門別競馬場概要

 

 

馬産地北海道もあり2歳の若駒、牝馬の育成に力を注ぐホッカイドウ競馬門別競馬場

 

 

ホッカイドウ競馬はかつては帯広競馬(現在はばんえい競馬のみ)も過去には平地競走も行われており。

比較的近年まで開催されていた競馬場は

 

・岩見沢競馬

(平地競走は1997年まで、ばんえい競馬は2006年まで)

 

・旭川競馬

(ばんえい競馬は2006年まで、平地競走は2008年まで)

 

・ホッカイドウ競馬函館競馬場開催

(1991年までJRA函館競馬場を使用しホッカイドウ競馬で開催)

 

・ホッカイドウ競馬札幌競馬場開催

(2009年までJRA札幌競馬場を使用しホッカイドウ競馬で開催)

 

その他

小樽競馬場(1953年まで)室蘭競馬場(1965年まで)

 

などが行われており道内のホッカイドウ競馬(公営)の競馬開催は主に札幌競馬場、函館競馬場、帯広競馬場、旭川競馬場、岩見沢競馬場の5箇所を巡業し、

馬や厩舎関係者や騎手は順に巡業を巡るスタイルで競馬を開催していたが

1997年限りで函館、岩見沢、帯広の開催を廃止し今の門別競馬場の元となる門別トレーニングセンターを改装し現在の門別競馬場となる。

その後他の開催が休止され

ホッカイドウ競馬の中で唯一残された平地競走の地方競馬場となった。

(一応札幌競馬場での開催権は未だに保持しているので状況次第ではホッカイドウ競馬が再び札幌競馬場で開催される可能性も僅かながら残してはいる)

 

2013年からは場外馬券販売施設として「J-PLACE門別」も開設している。

 

 

入場料無料

駐車場約1000台分 無料

(現在は馬券販売の殆どをネット投票に頼ってはいるが車移動が主の北海道日高の立地的にも駐車場無料や入場料無料と良心的な運営をされている)

 

 

北海道の立地条件から開催期間は4月から11月

 

 

調教施設も敷地内にありウッドチップコース、屋内調教用坂路も併設されているのも大きな特徴

 

門別の坂路は屋根付きで全長は約900m幅員は10mで併せ馬も可能

最大高低差21m勾配は0.5〜5.5%ありハロンタイム測定装置にモニターカメラ付き

 

 

門別競馬は日本一早い能検と新馬戦が行われ早期から2歳馬が門別坂路で鍛えられ2歳重賞は他に無いほど充実しており門別競馬のシーズン途中やシーズンオフに全国に飛び立ち2歳戦で活躍するのも特徴的。

特に2歳の早期育成には定評があり2歳のうちはJRA勢と互角に闘う馬も多い。

(シーズン通して他の競馬場より2歳戦の番組も多い)

 

 

また馬産地北海道だけあり繁殖へ帰って来る牝馬の為にダートグレードも牝馬限定戦にも力を入れているのも特徴。

 

また市場で買い手がつかなった馬を生産牧場が法人名義や関係者の名義で所有する事が多い事から他地区地方競馬よりオーナーブリーダー率が高く馬産地にとってセーフティネットとなっている側面もある。

 

 

2009年からナイター開催(グランシャリオナイター)

 

また重賞競走では北海道静内高校などの吹奏楽部の中高生がファンファーレ演奏をし毎回地元住民や競馬ファンから演奏後暖かい拍手が送られるのも見どころの1つ。

 

また競馬場内でジンギスカンが食べれたりご当地グルメも有名。

 

 

 

 

門別競馬場で行われる交流戦重賞(ダートグレード競走)

 

 

 

 

・JBC2歳優駿(JpnⅢ) ダ1800m

(前身は北海道2歳優駿を2020年から持ち回りのJBCを2歳優駿のみ門別で固定開催)

 

・エーデルワイス賞(JpnⅢ)ダ1200m

(2歳牝馬限定)

 

 

・ネクストスター北日本 ダ1200m

(2024年新設 3歳限定 水沢との持ち回り開催)

 

 

・北海道スプリントカップ(JpnⅢ) ダ1200m

(3歳以上)

 

 

・ブリーダーズゴールドカップ(JpnⅢ)ダ2000m

(3歳以上牝馬限定戦)

 

 

 

 

門別競馬場 コース特徴 ダート砂厚

 

 

 

・右回り1周1600m(外回り)の平坦コース

(内回りは1376m地方競馬として1周1600mは大井、盛岡とともに地方競馬では大きな競馬場)

 

・地方競馬では大井競馬場に並び内回りコース外回りコース両方を施行している

 

・最後の直線 外回り330m 内回り218m

 

 

・ダートの砂厚は基本は12cm

2023年からオーストラリア産の白砂を使用

(船橋、大井、園田と全く同じ砂を使用しているが門別の立地条件や気候的な問題からか道悪になると多少滑るとも言われるのが特徴)

 

 

 

 

門別1000m 特徴と傾向

 

 

・ワンターンコース

・スタートしてから最初のコーナーまでは270m程

・数字のデータ上では内枠有利ではあるものの外枠もそう悪くは無いフラットなコース

・距離的にも逃げ、先行が有利

 

 

 

 

門別1100m 特徴と傾向

 

 

現在新馬戦未勝利戦のみ使用されるコースで極端に施行数は少ない。

 

 

 

門別1200m 特徴と傾向

 

 

 

・スタート位置はバックストレッチ側の2コーナー終わりの引き込み線からスタートするワンターンコース

 

・最初のコーナーまで470mほどあり1000mと比べると強引に位置をとりに行く逃げ、先行馬の脚が最後鈍り差し勢の台頭する事も増える

 

・外枠の成績が良く展開次第では外差しが決まるのも特徴

(特に2歳戦のダートグレードでは逃げ先行で粘るのは門別の砂質、砂厚を考えるとJRAの馬場と比べタフなコンディションになる事が多くパワーを要求される)

 

 

 

 

門別1500m 特徴と傾向

 

 

・ホームストレッチ側からスタートしグルりと馬場1周し内回りコースを使用

・スタートして最初のコーナーまで194m程しか無く逃げ先行有利

・内回りコースの為最後の直線は218mと短いので注意

・内枠は弱冠不利傾向

・年間を通してそこまで施行回数は多くない

 

 

 

門別1600m 特徴と傾向

 

 

・ホームストレッチ側内回りのコーナー終わり辺りからスタートしコースを1周し内回りコースを使用

・スタートしてから最初のコーナーまで294m程あるので1500mに比べるとやや先行争いは激しくならない傾向でスローペースが多い

・逃げ先行有利

・内回りコース使用の為最後の直線は218mと短いので注意

・最内枠の1枠のみ極端に成績は悪い

 

 

 

門別1700m 特徴と傾向

 

 

 

・ホームストレッチ側中央付近からスタートし外回りを使用コースを1周する

・スタートして最初のコーナーまで170mほどでは無いのでポジションを取りづらいので波乱傾向

・外回りコース使用の為最後の直線は330mと長くポジションを取れなかった馬が差し脚を伸ばせるコースでもある

(2歳戦ではポジションをとれなかった逃げ先行馬が思わぬ終いの脚を急に見せ付けるのもこの1700mが多く波乱傾向)

 

 

 

門別1800m 特徴と傾向

 

 

 

・ホームストレッチ側中央やや後ろからのスタートで外回りコースを使用し1周するコース

・1700mよりも後ろからのスタートなので最初のコーナーまでは270mほど余裕はあるが施行条件的にポジション取りたい馬が多いのかやや内目の枠が窮屈になる場面が多い

・逃げ、先行有利も外回りコースの為差し追い込みも決まる

 

 

 

 

門別2000m 特徴と傾向

 

 

 

・施行回数は少ないがブリーダーズゴールドカップ(JpnⅢ)でも使用される

・ホームストレッチ側ポケット地点からのスタートし外回りコースを使用しグルりと1周するコース

・最初のコーナーまでは470mほど十分な距離があるにも関わらず内枠の出脚悪い馬が被される事が多いのか数字上では内枠はやや不利傾向とされる

・最初のコーナーまで距離があるのでペースは落ち着き易い

・外回りコース使用で最後の直線は330mあり力関係がしっかり出易く逃げ、先行やや有利で差し追い込みも決まる良コース

 

 

 

 

門別2600m 特徴と傾向

 

 

 

2015年を最後に施行されていなかったが2021年久々に施行されたがレア条件の為データが無さ過ぎるので今回は除外

 

 

 

 

今回の競馬場更新は以上となります!!

 

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