園田競馬場特徴と距離別傾向 ダートの砂厚

ダートマニアックス

園田競馬場のコース別ガイドを無料競馬ブログ【砂の祭典】が徹底解説。

 

 

2024年のダート三冠シリーズ開始に伴い園田競馬場で行われる兵庫チャンピオンシップ(JpnⅡ)が1400mへの距離変更し3歳ダート戦線の王者決定戦の位置付けを目指したり、エンプレス杯を上半期の古馬ダート牝馬路線の頂点を目指すに伴いそのステップレースだった大井のTCK女王盃が園田へ移転し名前も兵庫女王盃(JpnⅢ)と変更点の多い園田競馬場について解説も兼ねて書き残しておきます。

 

 

 

〈ダート三冠シリーズ関連の更新〉

 

 

 

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【完全無料】 園田競馬場特徴と傾向 ダートの砂厚 

 

 

 

 

 

園田競馬場概要

 

 

 

元々はアングロアラブのみの競馬場で

「アラブのメッカ」と称された競馬場。

 

1999年からサラブレッドを導入し2004年の夏まではアングロアラブ単独のレースを開催していた。

 

園田競馬場、姫路競馬場と2場で兵庫県競馬として開催している。

(長らく姫路競馬は開催休止期間があったものの2020年から開催を再開)

 

 

ナイター照明を完備し期間限定ではあるが毎週金曜は「そのきんナイター」と称しナイター開催される

 

ナイターは例年5月辺りから10月末の開催となっており、

2020年春季からは南関4場で唯一ナイター開催でない浦和競馬(現在はナイター設備があり薄暮開催)開催時はそれに合わせて薄暮開催を実施している。

 

周辺が兵庫県尼崎市のごく普通な住宅地なのもありナイター開催において周辺住民と頻繁にトラブルになっている事もあり了承さえ得られたら通年ナイター開催される日が来るかも知れない

(ナイター設置の経緯なども何度も出ては立ち消えになったりした経緯もあるらしいが通年で開催したい園田の意向もあるが過去のゴタゴタもあるのでその辺地元住民とは昭和の自体の暴動での焼き討ち事件など治安面でも溝が深いので中々理解を貰うのには地元住民との話し合いなど2012年開始する為に約2年ほど地元の周辺住民との話し合いで実現したそうで…)

(引用元:Wikipedia園田事件より)

 

園田園田での突如始まった薄暮開催開始も周辺住民とは一切説明無しで開始するなど未だに周辺住民とは溝は深い…

(参照元:MBSニュース)

 

独特な事情も抱えながら運営を続けている。

 

 

 

・アラブ時代から園田の騎手は積極的に最後まで必死に追うのが特徴的

 

 

 

元々はJRAへ移籍した小牧太、岩田康誠の両騎手を輩出しただけありレベルも高く南関競馬に次ぐ売り上げもあったのではあるが近年はレベル、売り上げとともに高知などの他場に押され気味である。

 

往年のアラブ時代から園田の騎手は全国的に見てレベルが高いとされており

 

過去には1978年から1991年まで14年間園田のリーディングジョッキーの座を守り

1983年全日本リーディングジョッキー優勝や1989年ワールドスーパージョッキーシリーズ準優勝した園田の帝王こと田中道夫元騎手(現調教師)

やその後の小牧太、岩田康誠騎手を筆頭に赤木高太郎元騎手などJRA移籍騎手を輩出。

 

その後も2010年JRA重賞のチューリップ賞ででショウリュウムーンをスポット騎乗で制した木村健元騎手(現調教師)、

 

現在リーディングとして君臨してる吉村智洋騎手、

田中道夫氏の長男で木村健氏と激しいリーディング争いをしていた田中学騎手やダートグレード過去3勝しリーディングジョッキーにも輝いた事もある下原理騎手、

元は笠松のジョッキーであったが還暦を過ぎても乗り続ける川原正一騎手など

トップジョッキー達の腕は全国レベルでもかなりレベルが高いと言われるほどの騎手王国でもある。

 

 

 

完全に余談ではあるが園田競馬時代は現JRAの岩田望来騎手の父である岩田康誠騎手よりJRAの障害専門の小牧加矢太騎手の父である小牧太騎手が園田の名門曾和厩舎所属なのもあり圧倒的な実績があり格も1つ抜けており一時代を築いた頃もある。

 

 

 

 

 

園田競馬場で行われている交流戦重賞(ダートグレード競走)

 

 

 

・兵庫チャンピオンシップ(JpnⅡ)

2024年からダート三冠シリーズ開始など番組改編により施行距離を1400mへ変更し3歳ダート戦線の短距離王決定戦の位置付けへ

 

・兵庫ジュニアグランプリ(JpnⅡ)

2歳限定戦の1400m戦

 

・兵庫ゴールドトロフィー(JpnⅢ)

毎年暮れの12月に行われる1400mハンデ戦重賞

 

・兵庫女王盃(JpnⅢ)

2024年からのダート戦線の番組改編に伴い春の牝馬限定戦の大目標を川崎のエンプレス杯とする事でその前哨戦であった大井のTCK女王盃を園田へ移設される形となり新たに距離を1870mとし園田の新設のダートグレードとなる。

エンプレス杯の開催時期変更に併せ4月上旬に設定される見通しとなっている。

 

 

 

 

 

園田競馬場 コース特徴 ダート砂厚

 

 

 

・右回り1周1051mのかなり小回りコース

 

・最後の直線は213mと短い

 

・向正面は純粋な直線では無く緩やかにカーブしている

(その理由や経緯は後述)

 

・僅かではあるが3コーナー付近だけ多少勾配になっている

 

・3、4コーナーのみスパイラルカーブ採用でこの直線の短さでも意外と差しも届く

 

・全体的に内枠よりも外枠有利

(ただし1400m時の外枠はスタート時滑り易いと言われておりある程度園田での騎乗経験はあるに越した事は無い)

 

・ダートの砂厚は11cm【旧基準】

 

〈2024年3月19日開催から〉

内ラチから

1mまでの区間 13cm

そこからグラデーションをし

3mまでの区間 12cm

5mまでの区間 11cm

7mから10m区間 10cm

(と2024年3月から大きな馬場変更が行われる)

 

JRAの砂厚は9cm  

2021年から以前までの道悪になればぬかるむ馬場は事故などの危険を高いのもありナイター照明に映えるようにオーストラリアの白砂に変更して使用しており

他の地方競馬で導入されている〈門別、船橋、2024年11月からの大井〉などと同じオーストラリア産西オーストラリア州産と同じ砂。

(同じ白砂でも笠松のみ愛知県瀬戸市の砂を使用しており別物)

 

 

・インコースの砂は深くないがかなり小回りの為アウトコースから捲り気味に進出して行くのが園田競馬場の王道パターン

 

 

・番組編成の基本は1400m戦が多い

 

・独特な距離設定

(施行距離設定が820m、1230m、1400m、1700m、1870m)

 

園田の他では見ない独特な距離設定となっている。

その理由としては1999年のサラブレッド導入に合わせてスパイラルコーナーを採用し1周1100mに改修を行う予定であったが3コーナー付近の猪名川の自然林が国有林の為用地買い上げの実現不可能なのが判明しやむを得ず1周1051mとして無理矢理拡張させ向正面も直線では無く緩やかにカーブしているのは無理矢理拡張工事をした時の名残りでもある。

 

前述した暴動の園田事件はともかく…

周辺住民一切無視の薄暮開催見切り発射開始からの住民反対運動や用地買い上げ失敗でのコース改修や、

1230mコースを新設しスプリント戦が出来るようになれど最初の直線距離が規定に足りずダートグレードで使用出来ない

など定期的に競馬場運営でやらかしているのも園田競馬独特のイメージでもある。

(園田競馬ファン的にはそんな事が定期的に起こりながらも笑いのネタとしながらも地元の競馬ファンに愛されるおっちょこちょいネタとの事)

 

 

 

 

 

園田820m 特徴と傾向

 

 

 

・2コーナー奥のポケットからスタートするワンターンコース

 

・2歳新馬戦や地方交流戦スーパースプリントシリーズの園田FCスプリントなどの限られたレースでしか使用されないコース

 

・1、2枠が強い傾向(後は大外は良い)

 

 

 

 

 

園田1230m 特徴と傾向

 

 

 

・4コーナー終わりからスタートしグルっと1周する

 

・1200m代ながらかなりの小回りコースなので園田ではコーナー4つ回るレアコース

 

・短距離なのもあるが逃げ先行が圧倒的有利

 

・1、2コーナーから外枠の馬が捲り気味に上がって主導権争いに加わるパターンも多く展開予想や騎手の乗り方や個性にも注意は必要

 

・枠の有利不利は内枠(1.2番枠)か外枠(7.8番枠)と極端

 

 

 

 

 

園田1400m 特徴と傾向

 

 

 

・園田のメインコース

 

・4コーナー奥のポケット地点からスタートしコーナーを4つ回るコース

 

・意外にも最初のコーナーまでは380m弱と長くコーナーが急で向正面も純粋な直線で無い事から先行争いは熾烈になりやすくテンからは速くなりやすい

 

・先行争いに後手に回った馬は2コーナーから向正面に入る辺りで早めに仕掛けて捲りが入る場合は荒れ傾向

 

・4.5.6枠の真ん中辺りが傾向的には成績上位

 

・外枠有利の園田にしては1700mほどではないが外枠がやや成績は落とす

(前述した1400mの外枠からのスタートは滑り易いのでスタートに失敗する場合も多い事を考慮)

 

・白砂に入れ替えてからはスタート時の馬場のヌメりは改善したとの事

 

・脚質は逃げ、先行は有利

 

 

 

 

 

園田1700m 特徴と傾向

 

 

 

・向正面からスタートしコーナーを6回回るコース

 

・前述したように3コーナー付近は僅かではあるが勾配がありスタートしてから約143mでコーナーを迎える為総合力が試されるコース

 

・スタートや先行力にパワーも必要とされるあまり知られていないが癖が強い名コース

 

・外枠から先行力の無い馬はスタートが決まらなければかなり厳しい展開となってしまう事が多い

 

・逃げ、先行は有利

 

・4.5枠が有利傾向で1700mでの外枠はかなり成績は落ちるのも特徴

 

 

 

 

 

園田1870m 特徴と傾向

 

 

 

・園田のチャンピオンコース

 

・兵庫ダービーや兵庫大賞典などが行われる(JBC開催ではクラッシックで使用)

 

・2コーナー奥のポケット地点からの発走しコーナー6回をまわるコース

 

・スパイラルカーブを2回こなすのもあり序盤からペースは落ち着き易い

 

・枠は数字上はフラット

 

・逃げ先行有利

 

 

 

 

 

 

園田2400m 特徴と傾向

 

 

 

・ほぼ六甲盃専用コースでデータは少ないので割愛

 

・逃げ馬はやや不利傾向

 

 

 

 

 

今回の更新は以上となります!!

 

 

 

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