2024 川崎 エンプレス杯 JpnⅡ 全頭追い切り考察 【調教評価】

南関競馬

2024年5月8日(水)川崎11R エンプレス杯(JpnⅡ・牝馬限定・ダ2100m)の完全無料全頭追い切り考察と調教評価のブログ更新を無料競馬ブログ【砂の祭典】がお届けします。

 

 

 

 

 

 

レースの予定発走時刻はナイター開催の川崎11R 20:10 となっておりますのでお間違えのないように!

 

 

 

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【完全無料】 2024 川崎 エンプレス杯 JpnⅡ 全頭追い切り考察 【調教評価】

 

 

 

 

 

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予定出走馬

 

 

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・ 1.キャリックアリード 牝5  御神本 55

・ 2.グレースルビー 牝7  達城 55

・ 3.アンティキティラ 牝5  多田羅 55

・ 4.グランブリッジ 牝5  川田 55

・ 5.ライオットガール 牝4  岩田望 55

・ 6.コスモポポラリタ 牝5  笹川 55

・ 7.アイコンテーラー 牝6  松山 55

・ 8.マルグリッド 牝4  今野 55

・ 9.スノーパトロール 牝4  小林捺 55

・10.オーサムリザルト 牝4  武豊 55

・11.マテリアルガール 牝4  吉原 55

・12.アーテルアストレア 牝5  菱田 55

 

 

 

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レース展望

 

 

 

 

施行時期変更され上半期のダート牝馬路線の頂点を決めるレースと変わったエンプレス杯

 

これまでダートの牝馬路線は各公営がダートグレード乱立させていたような状態であったがダート番組改革によりダート牝馬路線も春はこのエンプレス杯、秋はJBCレディスクラシックを頂点とする番組変更が2024年から開始される事となる。

 

 

JRA勢は…

 

 

 

昨年の芝からダート戦線に矛先を変えて破竹の勢いで一気にJBCレディスクラシック(JpnⅠ)を制した女王7.アイコンテーラー

 

これまでJBCレディスクラシックは2年連続の2着前走の川崎記念含めればJpnⅠを3連対のダートグレード3勝昨年の当レース覇者の4.グランブリッジ

 

昨年の3歳時に牡馬相手にレパードS(GⅢ)で牡馬相手にダートグレード初制覇後はダート牝馬路線一線級と闘い続け通算ダートグレード3勝と4歳シーズンは飛躍の年へ5.ライオットガール

 

昨年当レース4着も秋は飛躍の年とかりJBCレディスクラシック3着ダートグレード2勝の12.アーテルアストレア

 

新馬から前走のアルデバランS(OP)まで無傷の5連勝でこの舞台へ10.オーサムリザルト

 

 

 

まさにダート牝馬路線の頂上決戦に相応しいメンバーが揃う。

 

 

地方勢は…

 

 

ここが南関転入3戦目となるダートグレード入着実績のあるJRA時代の神奈川記念からの御神本騎手とコンビ継続の1.キャリックアリード

 

 

3歳時は東京プリンセス賞ではスピーディキックのクビ差まで迫り長距離戦線では実績のある6.コスモポポラリタ

 

近走は名古屋、笠松と2走続けて他地区重賞へ遠征し重賞連勝中の2.グレースルビー

 

南関では準重賞勝ち止まりではあるが昨年秋のロジータ記念前哨戦サルビアカップでメイドイットマムを下したポテンシャルを持つ11.マテリアルガール

 

 

体重調整が難しい体質ではあるが追うフォームは美しく騎乗技術は定評のある川崎の女性小林捺花騎手は9.スノーパトロールとのコンビ。

 

他地区から遠征馬は2頭

 

高知からの遠征馬は他地区重賞で実績のあり堂々の参戦3.アンティキティラはいつも通り多田羅騎手とのコンビで。

 

今回兵庫園田からは3歳時の関東オークスでは5着の実績のある8.マルグリッド

 

 

 

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川崎競馬場ダート2100m特徴や傾向 ダート砂厚

 

 

 

川崎競馬場のダート2100mの特徴や傾向にダート砂厚などはこちらにて纏めてあります

 

 

 

 

 

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砂の祭典 追い切り考察の見方

 

 

 

 

個人的な見解ですが…

追い切り映像がない場合でも普段日々からその個々の馬をしっかり情報を追っている場合は調教パターンや追い切り時計の出し方である程度の状態面の判断は可能だと思いますし私達みたいにトレセンの外から表に出ている情報だけでも判断し予想や馬券に組み込む事も有効だと思います)

 

 

個人的に気になった各馬の中間の調整や臨戦過程を考慮しながらの縦の評価を中心に

 

特に内容が良いと判断した馬を数頭

〈追い切りブログ注目馬〉

として数頭ピックアップしていく更新スタイルとなります。

あくまでも競馬は競馬、追い切りは追い切りなのでその馬のタイプにもよりますが

必ずしも追い切り内容が全ての競馬に繋がる訳ではないですが

各馬の状態や仕上げを見る一つの取捨選択の要素と考えてくれれば幸いです。

 

 

 

 

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追い切り考察ブログ注目馬ピックアップ

 

 

 

 

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・4.グランブリッジ

 

 

 

前走は川崎記念からここへのローテーション。

〈前走時追い切り考察〉

 

 

 

1週前追い切りは4/24の稍重の栗東CWで競馬学校実習生の見習い騎手が跨りボイラーメーカー(3歳未勝利)と併せ馬

4ハロン全体時計 54.2秒

ラスト 12.6秒

 

1.2秒とかなり離れた位置から追走するも一杯に追うも0.8秒遅れ。

 

 

最終追い切りも栗東CWで競馬学校実習生の見習い騎手が跨りオルノア(古馬1勝クラス)と併せ馬で

4ハロン全体時計 52.9秒

ラスト 11.5秒

 

0.4秒程先行する形で相手馬なりの中を最後こちらは一杯に追って同入。

 

 

 

1週前追い切りは随分遅れ最終追い切りの坂路は一杯に追った中格下馬に並ばれはしているがその辺はキャリアはほぼ無い競馬学校の実習生が跨っているので判断の難しさはあるが…

(前走時も見習い騎手がずっと跨っており判断に悩み次点候補までに留めたが…)

それでも最終追い切りはラスト2ハロン23.5秒-11.5秒(12.0秒-11.5秒)と先行してしっかりと脚は伸ばせており前走時は馬体は絞ってしっかり造って来ていたが続けてこれだけ負荷を掛けられている点は好印象。

 

少し年齢を重ね毎に調教パターンは変わっては来たが状態面は良いと判断する。

 

 

 

 

 

 

・5.ライオットガール

 

 

 

前走は大井のTCK女王盃から施行時期変更し園田になった兵庫女王盃からのローテーション。

〈前走時の追い切り考察〉

 

1週前追い切りは日曜追いで栗東CWで単走で9ハロンの長めを追い

4ハロン全体時計 54.3秒

ラスト 12.2秒

 

 

その後木曜追いに栗東CWで15-15で1本入れて実質的な最終追い切りとなった5/4の栗東坂路では単走で一杯に追われて

全体時計 53.8秒

ラスト 12.6秒

 

 

前走前に結構負荷を掛けて併せ馬で追ってたが今回は2週前に2歳馬と坂路で軽い併せ馬を1本やっている程度で主に単走メインでの調教パターンとなる。

 

時計面では横の比較では目立たないように感じるかも知れないが…

前走時坂路で全体時計自己ベストをマークするなど昨年の秋に比べれば追い切りも動くようになっており1週前追い切りは折り合いもしっかり意識しておりこの馬なりにしっかりと時計も出しているのでこの舞台でも問題無い仕上がりと捉える。

 

 

 

 

 

 

・7.アイコンテーラー

 

 

 

前走は牡馬相手の川崎記念(JpnⅠ)からのローテーション。

〈前走時の追い切り考察〉

 

 

実質的な1週前追い切りは5/1の栗東CWでやや馬なりで単走で9ハロン長めに追って

4ハロン全体時計 55.2秒

ラスト 11.6秒

 

 

実質的な最終追い切りは5/5の日曜に栗東坂路でサラッと終い重点で

全体時計 55.2秒

ラスト 12.0秒

 

 

今年の始動戦は2月阪神の仁川S(L)のハンデ戦から始動しJpnⅠ覇者なのでハンデの斤量は当然のように牝馬の57キロと見込まれて背負った1戦からしっかり春はここを目標に仕上げられており、

今月の4/21の栗東CWではラストの脚は鈍っていたがこの2本の追い切りで1週前追い切りの栗東CWではラスト2ハロン23.2秒-11.6秒(11.6秒-11.6秒)としっかりと11秒代のラップを持続出来ているのが印象的で、

最終追い切りの坂路も幾分終い重点なので全体時計は目立たないとは言えラスト2ハロン24.9秒-12.0秒(12.9秒-12.0秒)としっかりと加速ラップを刻む。

 

この時計ならここも好勝負可能の中間と見てよさそうで陣営の厩舎コメントも河内調教師も良い状態を保ててるとの事。

この追い切りの感じで今回だけでは無くダメージが無ければ帝王賞の参戦もあるのでは?と感じる好仕上がりと判断したい。

 

 

 

 

 

 

・10.オーサムリザルト

 

 

 

前走は2/3京都のアルデバランS(OP)からひと息入れてここへのローテーション。

 

実質的な1週前追い切りは4/24の稍重の栗東CWで水口騎手が跨ってクレギウム(3歳未勝利)と併せ馬で

4ハロン全体時計 51.7秒

ラスト 11.6秒

 

0.9秒程離れた位置から追走し併せた相手もラストは一杯同士で追って0.8秒先着としっかりと千切る。

 

 

実質的な最終追い切りは5/1に稍重の栗東CWで引き続き水口騎手が跨りバハルダール(古馬OP)と併せ馬で

4ハロン全体時計 51.4秒

ラスト 11.0秒

 

併せた相手は一杯追う中を0.8秒程離れた位置から追走しほぼ馬なりで最後は0.1秒差先着。

 

 

ここでは書き漏れてはいるが2週前追い切りの4/17の栗東CWでは終い重点でラスト2ハロン 22.6秒-11.1秒(11.5秒-11.1秒)としっかりと加速ラップで脚を伸ばしており入念に乗り込まれており、

最終追い切り後も土日に坂路で2本入れており間隔開いた分しっかりと乗り込まれている。

 

 

陣営コメント的には実質的な最終追い切りの5/1の栗東CWでは動き過ぎたともう少し抑えたかった意図はあったようではあるが動けるだけ状態は良いと判断して良さそう。

競馬歴古いほどダート馬の連勝馬の初OPや初重賞は疑う事になるのだが…

状態そのものはしっかりとここへ出て来ても申し分無い程上々と見た方が良さそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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以上が追い切りからのピックアップ馬となります!!

以下その他各馬追い切り考察!

 

 

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その他各馬の追い切り考察

 

 

 

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・1.キャリックアリード

 

 

〈前走時の追い切り考察〉

 

前走時同様に南関認定外厩のミッドウェイファームからの直行はいつもの事。

外厩調整の為中間は不明ではあるが…

 

最終追い切りはミッドウェイの坂路でデュアルテイルズ(B2)と併せ馬で

37.9秒-24.5秒-12.1秒

 

0.6秒程追走し強めに追って最後同入。

追い切り時計はこの馬の水準レベルで出てはいるが今回川崎の2100mへの対応が鍵か…。

 

 

 

 

・2.グレースルビー

 

 

ここ2走は他地区遠征ながらも連闘で使っての連勝であったがここへ向けて馬なり重点とは言え本数多めに乗り込まれる。

 

最終追い切りは稍重の小林の外回りコースで単走で馬なり

67.9秒-50.6秒-36.8秒

とほぼ馬なりでラスト仕掛ける程度にしては上々の時計ではある。

 

 

 

 

・3.アンティキティラ

 

 

前走の佐賀ヴィーナスカップへの遠征前は時計を出していたのだが…

長距離遠征を考慮して馬場へ出て時計を出す追い切りはしていないので判断不能。

 

 

 

 

・6.コスモポポラリタ

 

 

前走から間隔は詰まっている割にはここ2週しっかりと馬場入り。

1週前追い切りは重馬場の大井外回りコースで単走強めに追って

51.0秒-37.5秒

 

最終追い切りは重馬場の大井外回りコースでほぼ馬なりでラスト脚を伸ばして

67.3秒-52.0秒-37.7秒

 

普段から追い切りは特別動くタイプでは無いので判断に悩むところ…。

陣営コメントでは使った上積みはあるとはコメント出してはいるがどこまでやれるか…

 

 

 

 

・8.マルグリッド

 

 

兵庫からの遠征馬。

1週前追い切りは重馬場の園田本場で馬なりで

54.4秒-39.5秒

 

最終追い切りは稍重の園田本場で強めに追われて

67.7秒-51.9秒-38.4秒

 

最終追い切りに強めに負荷を掛けて追うパターンは昨年の関東オークス前と同様ではあるが…

兵庫は今年の姫路開催から園田へ戻って来る前に園田の砂厚の規定を変えてしまっているので単純比較は難しいのだが…

それでももう少し以前は強めに追えば時計は出ていたので今回は見送りたい。

 

 

 

 

・9.スノーパトロール

 

 

ここへ向けて直近2本は追われてはいるが…

 

最終追い切りは稍重の川崎調教場(小向)でクロニオス(C1)と併せ馬で

67.2秒-52.3秒-39.6秒

 

ともに一杯同士追って最後は同入。

 

格上挑戦で特別追い切りも動いている訳でも無く…

今回は追い切り面から見ても見送りたい。

 

 

 

 

・11.マテリアルガール

 

 

ここへ向けて入念に調整されて直近は馬場へ出て2本時計を出す追い切りはしている。

 

1週前追い切りは浦和調教場(野田)で単走馬なり

57.1秒-41.3秒

 

最終追い切りも浦和調教場(野田)で単走馬なり

55.2秒-40.1秒

 

陣営コメントで小久保調教師はここでもヒケはとらないと前向きなコメントは出しているが…

前走時も馬なり1本で今年に入りそんなに強めに追う事は無いタイプだけにこれくらいで十分なのだろうが…

判断に悩む1頭となる。

 

 

 

 

・12.アーテルアストレア

 

 

 

前走兵庫女王盃からのローテーション。

〈前走時の追い切り考察〉

 

実質的な1週前追い切りは4/30に栗東CWで16-16、15-15ペースで1日2本追いしており

 

実質的な最終追い切りは5/2に稍重の栗東CWで菱田騎手を背にセレクティオ(古馬1勝クラス)と併せ馬で

4ハロン全体時計 50.7秒

ラスト 12.7秒

 

0.5秒程離れた位置から追走し一杯追って最後は0.2秒先着。

 

前走時の追い切り考察でも触れたが

この馬の調教パターン的はトレセン全休日以外はほぼ馬場入りし軽めに時計を出すパターンが印象的で日によれば15-15ペースで1日栗東CW2回追ったりもする

 

この馬の調教パターンを継続はしているが実質的な最終追い切りの5/2に栗東CWでテンから飛ばして行ってラスト2ハロン 24.8秒-12.7秒(12.1秒-12.7秒)と随分ラストの脚を鈍らせたのは気掛かり。

 

元々追い切り自体動く馬では無いのは承知ではあるが

昨年秋3戦してから今年は2月の船橋のクイーン賞(こちらも施行時期変更)から始動しここで3戦目前走の兵庫女王盃前ひと息入れて使って内容的にピックアップ馬として推すのは難しい。

 

一応5/2の最終追い切り後土日続けて坂路入りし15-15ペースで乗り込まれてはいるが…

 

 

 

 

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以上が2024年の川崎エンプレス杯(JpnⅡ)分の全頭追い切り考察のブログ更新となります!

いつも通り見解付きでレースブログも更新しますのでお楽しみに!

【レースブログ更新済み】

 

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