2024年4月3日(水)川崎11R 川崎記念(JpnⅠ・ダ2100m)の完全無料全頭追い切り考察と調教評価のブログ更新を無料競馬ブログ【砂の祭典】がお届けします。
なおレースはナイター開催の川崎11Rの為予定発走時刻は 20:15 となっておりますのでお間違えないように!
〈今週末JRA 桜花賞(GⅠ).阪神牝馬S(GⅡ).ニュージーランドトロフィー(GⅡ)分追い切り考察〉
〈前日4/2(火)川崎11R クラウンカップ(SⅢ) 全頭追い切り考察〉
〈4/4(木)園田兵庫女王盃(JpnⅢ)全頭追い切り考察〉
〈先週のブログ注目馬結果詳細〉
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【浅井(おおきづダート)X(旧Twitter)】
【完全無料】 2024 川崎 川崎記念 JpnⅠ 全頭追い切り考察 【調教評価】
予定出走馬
・ 1.シルトプレ 牡5 石川倭 57
・ 2.セラフィックコール 牡4 ムルザバエフ 57
・ 3.キャッスルブレイヴ 牡5 西 57
・ 4.ノットゥルノ 牡5 武豊 57
・ 5.エブリワンブラック 牡7 藤本 57
・ 6.グロリアムンディ 牡6 坂井瑠 57
・ 7.アイコンテーラー 牝6 松山 55
・ 8.グランブリッジ 牝5 川田 55
・ 9.ディクテオン 騙6 本田 57
・10.ライトウォーリア 牡7 吉原 57
・11.デルマルーヴル 牡8 山崎誠
レース展望
国内のダートの番組改革により今年から4月へ移動した川崎記念(JpnⅠ)
2024年からは1着賞金1億円に引き上げられて更に2028年には国際グレードであるGⅠ取得を目指しレーディングも意識するとの事。
今回のメンバーは…
JRA勢は…
昨年は芝からダート転向3戦目でJBCレディスクラシック(JpnⅠ)の牝馬ダート戦線の頂点に立った7.アイコンテーラー
3歳時にJDD(JpnⅠ)を制してから暫く勝ち星から遠ざかっていたが前走佐賀記念(JpnⅢ)で久々の勝利4.ノットゥルノ
デビューから無傷の5連勝で重賞勝利しチャンピオンカップでの敗戦の不安を前走のダイオライト記念(JpnⅡ)で払拭2.セラフィックコール
2年連続JBCレディスクラシックは2着と悔しいを思いしたものもダートグレード4勝の牝馬8.グランブリッジ
昨年秋は初制覇から連勝もしたダートグレード2勝馬の9.ディクテオンは今回も鞍上は船橋の本多正重騎手を起用
昨年は韓国遠征も経験こちらもダートグレード2勝6.グロリアムンディ
迎え撃つ地方勢は…
南関東の今回の筆頭はJRA時代ダートグレードこそ手に届かなかったが南関転入後は古馬勢の中で上位にいる10.ライトウォーリアはしっかりと前哨戦の重賞を制してここへ挑む!
門別からは2022年ホッカイドウ競馬二冠馬でありダービーグランプリ馬でもある1.シルトプレ昨年末はレース中大きな事故などもあったが道営記念を制し堂々と門別代表し挑む!
JRA時代は名古屋グランプリ(JpnⅡ)や兵庫ジュニアグランプリ(JpnⅡ)を制しJDD、全日本2歳優駿2着など実績馬11.デルマルーヴルはJRAから高知にそして今年南関へ転入
その他はキタサンブラック全弟の
5.エブリワンブラック、3.キャッスルブレイヴが参戦。
これは完全に余談ではあるが…
今開催から川崎競馬場のナイター照明は完全にLED化との事。
川崎競馬場ダート2100m特徴や傾向 ダート砂厚など
川崎競馬場ダート2100mの特徴や傾向にダート砂厚などこちらにて纏めております
砂の祭典 追い切り考察の見方
個人的な見解ですが…
追い切り映像がない場合でも普段日々からその個々の馬をしっかり情報を追っている場合は調教パターンや追い切り時計の出し方である程度の状態面の判断は可能だと思いますし私達みたいにトレセンの外から表に出ている情報だけでも判断し予想や馬券に組み込む事も有効だと思います)
個人的に気になった各馬の中間の調整や臨戦過程を考慮しながらの縦の評価を中心に
特に内容が良いと判断した馬を数頭
〈追い切りブログ注目馬〉
として数頭ピックアップしていく更新スタイルとなります。
あくまでも競馬は競馬、追い切りは追い切りなのでその馬のタイプにもよりますが
必ずしも追い切り内容が全ての競馬に繋がる訳ではないですが
各馬の状態や仕上げを見る一つの取捨選択の要素と考えてくれれば幸いです。
追い切り考察ブログ注目馬ピックアップ
・2.セラフィックコール
前走後はノーザンファームしがらきへ短期放牧へ出してしっかりケアをしてから3/21に帰厩後栗東CWのコース追いで初時計をマーク。
前走時もある程度帰厩後在厩の期間は短かったが…
〈前走時追い切り考察〉
しっかりと時計は出しており今回更に在厩期間は短くほぼ10日競馬に近い形ではあるが…
実質的な1週前追い切りは帰厩後の初時計の3/21にあたるが…
先週の3/27に不良馬場の栗東CWで小崎騎手を背にグランアルティスタ(3歳未勝利)と併せ馬で
4ハロン全体時計 52.6秒
ラスト 11.0秒
0.7秒離れた位置からラストは強めに追って22.5秒-11.0秒(11.5秒-11.0秒)としっかりと伸びるも最後0.1秒程遅れてはいるが、
最後追うまではほぼハロン15秒ペースで流しながら追走しておりラストから3ハロン目のラップが14.8秒から一気に11秒代まで加速した事を考えるとこの遅れはそこまで気にしなくて良さそう。
実質的な最終追い切りは3/31の日曜の栗東坂路で
全体時計 58.8秒
ラスト 12.5秒
馬なりでサラッと流した感じではあるが前走時同様に最終追い切りに坂路を入れて来ており調教パターンは変えておらず在厩期間短いとは言え放牧先ではしっかりとケア出来たものと見て良さそう。
・6.グロリアムンディ
前走東京大賞典からの休み明けの一戦となる今回。
前走時の東京大賞典では韓国遠征帰りもあり追い切りはそこまで動いてはいなかったが…(意図してそこまで動かしていなかったような内容だったが)
〈前走時の追い切り考察〉
ブログでも度々触れてはいるが元々芝戦線を走って来た馬でもあり追い切りは追えば追うだけ動くようなタイプではあるが…
トレセン帰厩後の初時計は3/8の栗東坂路からで坂路6本、栗東CWでのコース追い11本の計17本かなり入念に日々乗り込まれる。
※今回休み明けもあり乗り込み本数は多く何を〈1週前追い切り〉〈最終追い切り〉扱いにするか悩むところではあるが実質表記にするが…
実質的な1週前追い切りは3/21の栗東CWで坂井瑠星騎手が跨ってチュウワノキセキ(古馬準OP)と併せ馬で長めに9ハロン追い
4ハロン全体時計 52.3秒
ラスト 11.3秒
内から0.5秒程度離れた位置を追走しかなり追っているがラスト2ハロン 22.8秒-11.3秒(11.5秒-11.3秒)としっかり加速し最後同入。
最終追い切りは3/29の金曜に不良馬場の栗東CWで荻野琢真騎手を背にチュウワハート(準OP)と長め9ハロン追い
4ハロン全体時計 51.9秒
ラスト 11.9秒
0.7秒離れた位置から追走し最後は0.8秒先着しかなり着差は千切っている。
ラスト2ハロンは23.3秒-11.9秒(11.4秒-11.9秒)と鈍らせてはいるが不良馬場の中を1週前追い切りより序盤から追って出して行っている影響も大きく休み明け初戦もありしっかりと負荷を掛けて来たのは好印象。
その後3/31の日曜も馬場入りし15-15ペースながらも栗東CWで時計を出す。
休み明け初戦からしっかりと負荷を掛けて乗り込まれており好印象。
・7.アイコンテーラー
牝馬ながらも芝時代から割とコンスタントに競馬に使われている印象ではあるが…
前走の仁川S(L)ではハンデ戦でもあるが牝馬で57キロで休み明け初戦で勝ち馬からクビ、クビ差0.1秒差の3着とは恐れいったのだが今回は更に在厩で入念に乗り込まれる。
実質的な1週前追い切りは3/21の栗東CWでアスクオンディープ(古馬準OP)と併せ馬で長め9ハロン追われ
4ハロン全体時計 54.7秒
ラスト11.3秒
0.6秒離れた位置をほぼ馬なりでゆったり追走しラストの2ハロン分のみかなり追ってラスト2ハロン 23.2秒-11.3秒(11.9秒-11.3秒)としっかり加速ラップを踏みたがら伸びて最後は同入。
その週の日曜追いも栗東CWでコース追いしある程度の時計を出し
実質的な最終追い切りは3/29の金曜の不良馬場の栗東CWで9ハロン追われ
4ハロン全体時計 53.4秒
ラスト 11.4秒
とここでも終いをしっかりと伸ばし好時計をマーク。
その後3/31の日曜追いで坂路入りしており馬なりとは言え時計を出しており態勢は整う。
この時計なら今から陣営コメントを見るのが楽しみである!
・9.ディクテオン
毎回追い切りそのものは動かないタイプで判断に悩むが…
〈前走時追い切り考察〉
前走時はかなり乗り込み量豊富で珍しく栗東CWのコース追い1本入れていたが今回は坂路重点の追い切りに戻す。
基本的に坂路でハロン17秒代から入り14〜15秒辺りでサラッと乗り込むのがこの馬の調教スタイルでもあるが
実質的な1週前追い切りは3/23の栗東坂路で
全体時計 57.0秒
ラスト 13.8秒
とサラッとやりその4日後3/27水曜に不良馬場の栗東坂路でケイアイアニラ(古馬準OP)と併せ馬で
全体時計 54.1秒
ラスト 12.4秒
0.6秒先行する形で最後は同入も追い切り動かないタイプにしては先行する形で併せ馬で不良馬場の中を最後まで粘りきった事を思うと前走よりは反応は良いと判断。
最終追い切りは3/30の土曜に栗東坂路でエリカエレガンテ(3歳未勝利)と併せ馬で
全体時計 54.5秒
ラスト 12.7秒
今回も0.6秒程度先行する形で最後同入。
今回良馬場の中で併せたのは3歳の未勝利馬相手ではあるがしっかり粘れている点を思うと仕上がりは上々と見る。
以上が今回の追い切りからのピックアップ馬となります!!
以下その他各馬の追い切り考察!
その他各馬追い切り考察
・1.シルトプレ
今回は前走の年末の道営記念からの休み明けの一戦となる。
1週前追い切りは稍重の門別の内回りコースで
51.1秒-37.9秒-11.7秒
馬なりでサラッと流し気味もラストは脚を伸ばす。
最終追い切りは門別坂路で追われ
36.2秒-24.1秒-12.4秒
休み明けと考えると上々の時計はマークしており後は輸送を上手くクリアしてくれれば追い切りからも面白い存在。
長距離輸送に関しても昨年は船橋の日本テレビ盃や、若駒の頃は盛岡のダービーグランプリや全日本2歳優駿や鎌倉記念など他地区遠征も何度も経験しているのもありそう大きな心配はいらない。
・3.キャッスルブレイヴ
前走から間隔詰まっているのもあり馬場へ出て時計を出す追い切りをしたのは1本のみであるが…
最終追い切りは稍重の船橋の外回りコースで
66.4秒-49.7秒-36.3秒
一杯に追われたものではあるがしっかり好時計はマーク。
ダートグレードそれもJpnⅠとなるとかなり荷が重いのは確かではあるが追い切りそのものはしっかりと動けている。
・4.ノットゥルノ
前走の佐賀記念でも追い切りはしっかりと動いていたが
〈前走追い切り考察〉
今回も引き続き追い切りは動いている印象で
実績な1週前追い切りは3/20の栗東CWで武豊騎手が跨りサンライズグリット(障害未勝利)と併せ馬で長めに9ハロン追って
4ハロン全体時計 51.7秒
ラスト 11.2秒
内を0.6秒程追走する形でラスト2ハロン 22.4秒-11.2秒(11.2秒-11.2秒)とここ最近の栗東CWは時計水準は道悪でも速めとは言えどしっかりとラストは伸びて0.4秒程先着。
実質的な最終追い切りは3/29の不良馬場の栗東坂路でスマートルシーダ(古馬2勝クラス)と併せ馬で
全体時計 51.1秒
ラスト 12.5秒
最後は同入。
左回りとコーナー角度キツい川崎攻略が鍵となりそうではあるがここ2走追い切りからも復調気配は見られ追い切りの動きは良い。
・5.エブリワンブラック
元々JRA時代はOPまで行った馬ではあるが元々追い切りはそこまで動くタイプでは無かったが成長もあり古馬になって追い切りも動くようになったものの次は競馬へ行ってムラが出るようになってしまったタイプではあるが…
馬場へ出て速い時計を出した追い切りは実質最終追い切りの1本のみで
不良馬場の川崎調教場(小向)で
66.4秒-51.1秒-38.1秒
と最近の小向の馬場は時計水準はやや掛かっている中この馬なりに上々の時計こそ出してはいるが速めの時計はこれ1本のみでは今回は良い評価をするのは少々難しい…。
・8.グランブリッジ
散々グランブリッジに関しても追い切りは動かないタイプと追い切り考察で書いて来たが…
前走の佐賀記念から追い切りに関しては動いており
〈前走時追い切り考察〉
実質的な1週前追い切りは3/20の栗東CWで見習い騎手(競馬学校の研修生)を背にバンリイックウ(3歳未勝利)と長め9ハロンの併せ馬で
4ハロン全体時計 53.8秒
ラスト 11.8秒
0.3秒程追走で最後は0.1秒程度遅れをとる。
実質的な最終追い切りは3/29の金曜に不良馬場の栗東CWで松本騎手を背にボイラーメーカー(3歳未勝利)と9ハロン長めに追って
4ハロン全体時計 54.9秒
ラスト 11.9秒
0.5秒先行する形で最後は同入。
1週前追い切りは遅れ、最終追い切りは先行する形で最後並ばれておりどちらも結構追ってのものではあるが…
元々が追い切りは動かないタイプで栗東CWでラスト11秒代マークしているのならこの馬なりに状態面は水準以上にはあると思うが最終追い切りが坂路からコース追いに変更しており3/24もポリトラックを1本入れて調教パターンを変えている点と、
1週前追い切りやポリトラックでのコース追いにわざわざ研修中の競馬学校実習生を乗せている点などこれまでとは大きく違う点も見受けられるので今回は〈次点候補〉までとする。
・10.ライトウォーリア
この馬のいつも通りの南関東の認定外厩のミッドウェイファームから直行のローテーションで中間の追い切り内容は不明ではあるが…
最終追い切りはミッドウェイファーム坂路でシティーオブスター(B1)と併せ馬で
37.8秒-24.4秒-12.1秒
格下馬相手なのでそこまで追ってなさそうではあるが0.4秒追走する形で最後同入まで持って来ているのなら水準以上の時計は出ており力は出せる状態にあると判断して良さそう。
・11.デルマルーヴル
この馬については過去JRA時代所属していた美浦の戸田厩舎でかなり拘って色々なパターンで追い切りを試していたのは古くからうちのブログを読んでいる読者からすると記憶にあるかも知れないが…
高知から川崎に転厩してここが3戦目となるがレース間隔詰まっているのもあり今回馬場に出て時計を出した追い切りは最終追い切りの1本のみで不良馬場の川崎調教場(小向)で
69.3秒-55.2秒-41.9秒
とある程度追ってはいるが時計面はパッとしない。
JRA時代も普段はそこまで追い切りに跨らない戸田調教師がこの馬に関しては2歳時から在籍最後の方の松岡騎手に乗り替わるまでは熱心に追い切りを付けていたのが印象的で競馬へ行ってもそうだが追い切りから相当難しい認識があり…
最近は時計は掛かり気味の小向の馬場と言えど4ハロン全体時計55.2秒は追い切り時計から少し評価するのは難しい印象で競馬へ行って変わってくれば…。
以上が2024年の川崎記念(JpnⅠ)分の全頭追い切り考察のブログ更新となります!
レースブログもいつも通り見解付きで更新しますのでお楽しみに!
【レースブログ更新済み】
翌日 4/4(木) 園田 兵庫女王盃(JpnⅢ) 全頭追い切り考察
〈4/4(木)園田兵庫女王盃(JpnⅢ)全頭追い切り考察〉
週末JRA 桜花賞(GⅠ) 阪神牝馬S(GⅡ) ニュージーランドトロフィー(GⅡ) 追い切り考察
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