2024年4月4日(木)園田11R 兵庫女王盃(JpnⅢ・牝馬限定・ダ1870m)の完全無料全頭追い切り考察と調教評価のブログ更新を無料競馬ブログ【砂の祭典】がお届けします。
昼開催の園田11Rの為予定発走時刻は 16:15 となっておりますのでお間違えのないように!
〈今週末JRA 桜花賞(GⅠ).阪神牝馬S(GⅡ).ニュージーランドトロフィー(GⅡ)分追い切り考察〉
〈4/2(火)川崎11R クラウンカップ(SⅢ)全頭追い切り考察〉
〈4/3(水)川崎11R 川崎記念(JpnⅠ)全頭追い切り考察〉
〈2024川崎記念(JpnⅠ)回顧兼忘備録〉
〈先週のブログ注目馬結果詳細〉
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【浅井(おおきづダート)X(旧Twitter)】
【完全無料】 2024 園田 兵庫女王盃 JpnⅢ 全頭追い切り考察 【調教評価】
予定出走馬
・ 1.アキュートガール 牝5 鴨宮 54
・ 2.ヴィブラフォン 牝5 横山武史 54
・ 3.アンティキティラ 牝5 多田羅 54
・ 4.スマイルミーシャ 牝4 吉村智 54
・ 5.アーテルアストレア 牝5 菱田 55
・ 6.レッツゴーローズ 牝4 笹田 54
・ 7.ライオットガール 牝4 岩田望来 55
・ 8.キャリックアリード 牝5 御神本 54
・ 9.サーマルソアリング 牝4 西村淳 54
・10.マヤローザ 牝6 廣瀬 54
・11.エイシンレミー 牝4 佐々木世 54
・12.マラッカ 牝6 松戸 54
レース展望
ダート番組改革により2024年から大井のTCK女王盃から園田の兵庫女王盃として施行場所距離が変更して行われる記念すべき第1回開催
園田は競馬場の形式的にダートの1800mは取れないので1870mと普段園田の競馬を見てきてる人間からすると馴染みの距離で施行される。
JRA勢は…
昨年のJBCレディスクラシック(JpnⅠ)3着ダートグレード2勝の5.アーテルアストレア
こちらもダートグレード2勝で明け4歳更に勢いに乗る7.ライオットガール
前走神奈川記念(昨年限定の代替的な施行)でOP昇級初重賞挑戦で見事初ダートグレード制覇の2.ヴィブラフォン
ダート転向後破竹の3連勝で前走の総武S(OP)では2着の9.サーマルソアリング
迎え撃つ地方勢は…
JRA在籍時の2走前の神奈川記念ではヴィブラフォンの0.1秒差2着でOP昇級初戦でも力を見せつけ前走は南関東転入後のクイーン賞で3着とダートグレードで実績のある大井の8.キャリックアリード
昨年地元の兵庫ダービーを制した兵庫の女傑が堂々のダートグレード初見参でJRAを迎え撃つ4.スマイルミーシャ
高知からは他地区名古屋で重賞歴もあり兵庫にも度々に遠征し園田の適性の高さを見せる3.アンティキティラ
昨年は地元兵庫の重賞制覇もあった1.アキュートガール
JRA時代は2勝クラス止まりも前走兵庫転入後初の勝利でここへ挑む10.マヤローザや前走がJRA2勝クラスから転入初戦でマヤローザのアタマ差2着だった6.レッツゴーローズ
笠松からは11.エイシンレミー金沢からは12.マラッカも遠征して来る。
ここに園田の適性も高い金沢の女傑ハクサンアマゾネスが出て来て無いのは少し寂しいが地方公営勢もメンバーは揃う!
JRA勢だけでは無く各地の地方公営を見ている人間からすると地方勢もメンバーはある程度揃っており記念すべき第1回開催で虎視眈々と狙う!
園田競馬場ダート1870m特徴や傾向 ダート砂厚など
園田競馬場ダート1870mの特徴や傾向にダート砂厚などこちらで纏めております
砂の祭典 追い切り考察の見方
個人的な見解ですが…
追い切り映像がない場合でも普段日々からその個々の馬をしっかり情報を追っている場合は調教パターンや追い切り時計の出し方である程度の状態面の判断は可能だと思いますし私達みたいにトレセンの外から表に出ている情報だけでも判断し予想や馬券に組み込む事も有効だと思います)
個人的に気になった各馬の中間の調整や臨戦過程を考慮しながらの縦の評価を中心に
特に内容が良いと判断した馬を数頭
〈追い切りブログ注目馬〉
として数頭ピックアップしていく更新スタイルとなります。
あくまでも競馬は競馬、追い切りは追い切りなのでその馬のタイプにもよりますが
必ずしも追い切り内容が全ての競馬に繋がる訳ではないですが
各馬の状態や仕上げを見る一つの取捨選択の要素と考えてくれれば幸いです。
追い切り考察ブログ注目馬ピックアップ
・2.ヴィブラフォン
前走の神奈川記念後はひと息入ってここへ向かうが
〈前走時追い切り考察〉
実質的な1週前追い切りは3/24の稍重の美浦Wコースで単走で6ハロン追って
4ハロン全体時計 51.9秒
ラスト 11.4秒
としっかりと脚を伸ばす。
更に3/27に稍重の美浦Wコースで単走で4ハロンのみ
4ハロン全体時計 52.6秒
ラスト 11.4秒
を1本挟んでおり
最終追い切りは3/31の美浦Wコースで単走で6ハロン追い
4ハロン全体時計 51.9秒
ラスト 11.9秒
この前までの2本の美浦Wコースでのコース追いは終いの1ハロン分だけ脚を伸ばして全体的に割とサラッと流した感じの追い切りであったが最終追い切りではラストの2ハロン分を促してラスト 23.8秒-11.9秒(11.9秒-11.9秒)としっかり脚を持続して使えているのが印象的。
前走時はかなり軽めの調整であり条件戦時はそこまで追い切りは動くイメージは無かったのだが今回ひと息入れた分随分追って来たのが印象的。
これまでは坂路重点の乗り込みが多く珍しく美浦Wコース入りさせていたコース追いもラストの1ハロン分だけサッと伸ばす調教パターンだったが今回はコース追いで時計を出しているのが好印象。
コース追い重点にした点はひと息入れた後の影響もあるかも知れないが仕上がり具合については陣営の厩舎コメントを楽しみにしたい。
今回関西圏の輸送となるが…3歳時に1度阪神への長距離輸送も経験しており美浦から近いとは言え頻繁に福島へ輸送を経験している事を思うと年齢重ねた今ならそこまで長距離輸送は気にはならない。
・4.スマイルミーシャ
牝馬で地元のダービーを勝つような馬なので兵庫ダービー前の最終追い切りもかなり強めに追っていたのもあり追い切りも動くタイプのイメージであったが…
今回もここへ向けて入念に乗り込まれており3/15の園田本場で追った際は
67.8秒-51.0秒-36.8秒
としっかり脚を伸ばしてラスト3ハロン36秒代を出して来たのは好印象。
1週前追い切りは稍重の本場コースで
59.5秒-44.3秒
と馬なりでサラッと流し
最終追い切りも稍重の本場コースで
67.3秒-51.3秒-37.0秒
最終追い切りはある程度強めに追っているのが乗り込み本数と言いしっかりと伝わって来る。
兵庫ダービー前の最終追い切りではしっかりと追って68.5秒-50.3秒-36.3秒出していたりもしたがその時と園田の砂厚や馬場の時計水準が違う事を考慮すると時計面では同水準の時計は出ていると判断する。
陣営の地元開催のダートグレードで勝負気配はしっかりと伝わって来る今回の追い切り内容に感じる。
・7.ライオットガール
ダート番組改革の影響で番組の変革期を経ている為ここ2走は2023年12月と2024年2月といずれも船橋のクイーン賞を続いているレアパターンではあるが…
参考までに前走の2024年のクイーン賞の追い切りを添付しておく
〈前走時追い切り考察〉
前走時の最終追い切りでは坂路での全体時計は自己ベストをマークしてはいたが競馬へには繋がらなかったが…
1週前追い切りは3/24の不良馬場の栗東CWで田中健騎手が跨りミッドナッツソル(3歳未勝利)と併せ馬で長めの9ハロン追われ
4ハロン全体時計 52.7秒
ラスト 11.5秒
馬なりで1.3秒後とかなり離れた位置から追走を開始しラスト2ハロン 24.0秒-11.5秒(12.5秒-11.5秒)と実質1ハロンの脚で0.4秒差先着
最終追い切りは3/31の栗東坂路で引き続き田中健騎手が跨ってアドヴァイス(古馬準OP)と併せ馬で
全体時計 52.1秒
ラスト 12.3秒
0.6秒遅れて追走し最後は同入。
結構一杯に追ったのもあるが前走に引き続いて栗東坂路での全体時計52.1秒は2走続けて自己ベストを更新している。
昨年秋からの追い切りから見ても充実しておりいよいよ完全に本格化と捉えて良さそう。
・9.サーマルソアリング
元々芝戦線である程度やれていたのもあり追い切りからも動いて来るイメージであるが…
今回は実質的な1週前追い切りは3/20の栗東坂路で
全体時計 56.9秒
ラスト 12.8秒
とサラッと流してラスト少し促して脚を伸ばす程度に留める。
しかし3/27の不良馬場の栗東CWでは北村友一騎手が跨り単走で4ハロンのみ
4ハロン全体時計 52.4秒
ラスト 11.4秒
最近の栗東CWはチップが随分砕けて時計水準速めで不良馬場でもかなり速い時計は出るとは言えラスト2ハロン 22.8秒-11.4秒(11.4秒-11.4秒)と体重軽い騎手騎乗とは言えしっかりと脚は伸ばしており、
短い4ハロンとは言えこの1本コース追いで速めの時計を出しているのは好印象。
最終追い切りは3/31の栗東坂路で鞍上の西村騎手が跨って
全体時計 53.9秒
ラスト 12.2秒
ほぼ馬なりで折り合い重点で余力ある中サッと終いだけ脚を伸ばす形で最終追い切りを終える。
前走時の総武S前にしっかりと栗東CWで9ハロンでコース追いである程度負荷も掛けており前走からの過程を考えるとそこまで速い時計を連発しなくても十分仕上がりは良好かと感じる。
以上が今回の追い切りからのピックアップ馬となります!!
以下その他各馬の追い切り考察!
その他各馬追い切り考察
・1.アキュートガール
昨年12月の園田金盃(JRAに例えるならファン投票のあるグランプリ)から始動しある程度コンスタントに使われているが馬なり重点とは言え乗り込まれており
最終追い切りは稍重の本場コースでマヤローザと併せ馬で
68.4秒-51.6秒-38.4秒
馬なりで4ハロン併走しクビ差程先着。
JRA時代は栗東CWでかなり毎回追われていて時計もラスト11秒後半から12秒代は出ていたようなタイプだったので園田の今の馬場でももう少し速い時計を出そうと思えば出せるはずだが馬なりで折り合い意識してこれなら状態面は良さそう。
・3.アンティキティラ
基本的高知の馬は追い切りは折り合い重点のイメーシは強いが前回園田の兵庫クイーンカップへの遠征前はある程度時計は出していたが…
今回は2月2走し前走3/17にA1戦を使われた後もあるのか最終追い切りは重馬場の高知の本場コースで
58.8秒-43.4秒-13.5秒
とかなり軽めではあるが使って来たローテーションを考えるとこれくらいで十分と見る。
各他地区へ輸送慣れもしており長距離輸送も大丈夫そうである。
・5.アーテルアストレア
菱田騎手が落馬からの故障中に制した大井のレディスプレリュードでの戦後のコメントなどからでもかなり癖のあるタイプっぽいが…
〈前走時追い切り考察〉
今回はクイーン賞後に短期放牧を挟んで3/2の栗東坂路から時計を出し初めてしっかりと乗り込まれる。
この馬の調教パターン的はトレセン全休日以外はほぼ馬場入りし軽めに時計を出すパターンが印象的で日によれば15-15ペースで1日栗東CW2回追ったりもする
今回もそのパターンは継続されており実質的な1週前追い切りは3/27の不良馬場の栗東CWで菱田騎手が跨ってダノンアトラス(3歳未勝利)と併せ馬で9ハロンを追い
4ハロン全体時計 53.1秒
ラスト 12.2秒
0.4秒程追走する形でラスト2ハロン 24.3秒-12.2秒(12.1秒-12.2秒)の脚を使うも0.2秒遅れており、
馬場悪いとは言え時計水準速いここ最近の栗東CWにしては時計面は騎手騎乗で一杯追った割にはやや平凡。
そこから1日だけ開けて3/29から連日坂路入りで軽めに乗り込まれており、
実質的な最終追い切りは4/1の栗東坂路で
全体時計 58.0秒
ラスト 13.9秒
ひと息入れた後帰厩後の乗り込み本数は豊富で調教過程は悪くはないが今回縦の比較で他の馬をピックアップ馬として挙げたのもあり今回は〈次点候補〉まで。
・6.レッツゴーローズ
前走後からここへ向けて乗り込まれており最終追い切りは稍重の園田の本場コースで
65.2秒-50.4秒-37.5秒
と単走で強めに追われたものではあるが転厩初戦を1度使われて更に上積みは感じる。
・8.キャリックアリード
南関東転入初戦の前走時同様に認定外厩のミッドウェイファームからの直行ローテーションなので中間の追い切りは不明も、
最終追い切りはミッドウェイファーム坂路でハッピーバレー(C1)と併せ馬で
37.8秒-24.4秒-12.1秒
強めに追って最後は同入。
前走時よりラストは少し時計を落としているがその分3ハロンは詰めている事を思うと水準レベルの時計は出していると判断するが。
完全に余談ではあるが…
JRAとは違い南関や門別など認定外厩であればそこから直行で競馬に出来る制度があるが…
今年の秋から大井と船橋などでも認定外厩からの直行を禁止となるが、
南関重賞やダートグレードで認定外厩から直行ローテーションとなると中間の調整が不透明で当日パドックでの馬体や返し馬見て判断するしかないので競馬ファン的には早めに各公営も禁止の流れになって欲しいが…。
・10.マヤローザ
前走後からも乗り込まれており最終追い切りは稍重の園田の本場コースで前述したアキュートガールと併せ馬で
67.8秒-51.6秒-38.4秒
マヤローザの方は強めに追ってとの事だが最後はクビ差遅れ。
遅れたとは言え前走時もこれくらいの時計水準であった事から状態そのものは悪くないとは思うが…。
・11.エイシンレミー
馬場に出て追い切り時計は出していない為〈判断不能〉
・12.マラッカ
連闘の為追い切り時計を出していない為こちらも〈判断不能〉
以上が2024年の園田の兵庫女王盃の全頭追い切り考察となります!!
いつも通りレースブログも更新しますのでお楽しみに!
【レースブログ更新済み】
今週末JRA 桜花賞(GⅠ) 阪神牝馬S(GⅡ) ニュージーランドトロフィー(GⅡ) 追い切り考察
砂の祭典 最近のブログ更新分
〈2024年版ダート3歳世代有力馬考察〉
〈4/2(火)川崎11R クラウンカップ(SⅢ)全頭追い切り考察〉
〈4/3(水)川崎11R 川崎記念(JpnⅠ)全頭追い切り考察〉
〈2024川崎記念(JpnⅠ)回顧兼忘備録〉
〈高知黒船賞(JpnⅢ)回顧兼忘備録〉
〈中山マーチS(GⅢ)回顧兼忘備録〉
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