2024 東京 フェブラリーS GⅠ 追い切り考察 【調教】

追い切り考察.調教評価

2024年2月18日東京競馬場で行われる東京11R フェブラリーS(GⅠ・ダ1600m)の完全無料全頭追い切り考察と調教評価のブログ更新を無料競馬ブログ【砂の祭典】がお届けします。

 

 

※2/16(金)追い切り映像確認後全頭分更に追記しております

 

※今回のブログ更新は枠順確定前更新の為馬名五十音順表記となりますのでご了承下さい!

 

 

 

 

 

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【完全無料】 2024 東京 フェブラリーS GⅠ 全頭追い切り考察 【調教】

 

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登録馬 出走可能当確ライン

 

 

 

特別登録数 27頭

 

〈賞金上位馬とレーディング上位馬〉

(騎手は現時点想定)

 

・イグナイター(西村)

・ウィルソンテソーロ(松山)

・ガイアフォース(長岡)

・カラテ(菅原明)

・キングズソード(岩田望来)

・シャンパンカラー(内田)

・スピーディキック(御神本)

・セキフウ(武豊)

・タガノビューティー(石橋)

・ドゥラエレーデ(B.ムルザバエフ)

・ドンフランキー(池添)

・ペプチドナイル(藤岡佑)

・ミックファイア(矢野)

・レッドルゼル(北村友)

 

・アルファマム(R.キング)〈繰り上がり〉

・オメガギネス(C.ルメール)〈繰り上がり〉

 

以上16頭が出走可能ライン

〈追記※この16頭で出走確定〉

 

 

〈回避発表〉

 

・ジャスティンカフェ(未定)

・サンライズホーク(M.デムーロ)

・シャマル(川須)

 

ジャスティンカフェは屈腱炎発症で休養へサンライズホーク、シャマルの2頭ともに回避しかきつばた記念へ

 

 

 

〈除外対象補欠順〉

・レディバグ(松岡)

・ペリエール(横山武)

・サンライズフレイム(藤岡康)

・ペイシャエス(未定)

・ベイダーイメル(柴田善臣)

・ケンシンコウ(未定)

・ワールドコライド(未定)

・サンライズアリオン(未定)

 

 

枠順確定後 枠順馬番 出馬表

 

 

 

・ 1.イグナイター 牡6  西村 58

・ 2.シャンパンカラー 牡4  内田 58

・ 3.ミックファイア 牡4  矢野 58

・ 4.ドゥラエレーデ 牡4  ムルザバエフ 58

・ 5.オメガギネス 牡4  ルメール 58

・ 6.カラテ 牡8  菅原明 58

・ 7.ガイアフォース 牡5  長岡 58

・ 8.セキフウ 牡5  武豊 58

・ 9.ペプチドナイル 牡6  藤岡佑 58

・10.タガノビューティー 牡7  石橋 58

・11.キングズソード 牡5  岩田望 58

・12.スピーディキック 牝5  御神本 56

・13.レッドルゼル 牡8  北村友 58

・14.ウィルソンテソーロ 牡5  松山 58

・15.ドンフランキー 牡5  池添 58

・16.アルファマム 牝5  キング 56

 

 

 

レース展望

 

 

 

 

サウジカップやドバイへの遠征が活発になり有力馬も海外へ回ってしまう近年ではあるがさて今年のメンバーは…

 

 

 

王道のダート路線からは…

 

昨年のJBCクラシックでジーワン馬の仲間入りを果たした・キングズソード

 

JBCスプリント馬でもありドバイゴールデンシャヒーンは2着2回昨年のフェブラリーS2着馬の8歳のいぶし銀・レッドルゼル

 

2歳時は芝のホープフルSでGⅠ制覇しその後UAEダービー遠征で2着などを経て秋はダートに専念しチャンピオンズカップ3着、東京大賞典3着の・ドゥラエレーデ

 

チャンピオンズカップ東京大賞典とともに2着で悲願のGⅠ制覇へ・ウィルソンテソーロ

 

前走の大井の東京盃は衝撃のレコード勝ちの600キロ近い超大型馬の骨折からの再起の1戦・ドンフランキー

 

昨年のエルムSで2歳以来久々の重賞制覇・セキフウ

 

東京巧者ながら7歳シーズンにしてやっと念願の大舞台フェブラリーSへの出走叶った・タガノビューティー

 

その他・アルファマム、・ペプチドナイルが名を連ねる。

 

 

芝路線からは…

 

昨年のNHKマイルカップのGⅠ馬・シャンパンカラー

 

 2歳未勝利時代一応2度程ダートは試してはいるが芝重賞3勝馬・カラテ

 

昨年のセントライト記念勝ち馬が中距離やマイルと適性を模索しての活躍場をダートへ求めて・ガイアフォース

 

 

 

地方勢も今年は3頭が堂々参戦…

 

昨年のJBCスプリントでは兵庫所属馬の悲願のJpnⅠ制覇の・イグナイター

 

昨年はダート三冠元年前に南関東最後の三冠馬と偉業達成した・ミックファイア

 

2022年の南関東二冠牝馬で昨年の6着に続いてのフェブラリーS挑戦の・スピーディキック

 

 

 

今年も絶対王者不在もかなりバリエーションにとんだ強豪メンバーが集結!!

 

 

私事ではあるが…

自身が馬券もダート専門だった時期もありこのブログ【砂の祭典】も最初はダート専門ブログだったのもあり今でもJRA、地方関係無くダート贔屓ではあるが…

ダート贔屓が書くダートGⅠの追い切り考察のブログ更新はダートに馴染みの薄い競馬ファンからダート好きでも満足しなるべく納得出来るボリュームにしたいと毎回思う次第です。

 

 

 

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砂の祭典 追い切り考察の見方

 

 

 

 

個人的な見解ですが…追い切り映像がない場合でも普段日々からその個々の馬をしっかり情報を追っている場合は調教パターンや追い切り時計の出し方である程度の状態面の判断は可能だと思いますし私達みたいにトレセンの外から表に出ている情報だけでも判断し予想や馬券に組み込む事も有効だと思います)

 

 

個人的に気になった各馬の中間の調整や臨戦過程を考慮しながらの縦の評価を中心に

 

特に内容が良いと判断した馬を数頭

〈追い切りブログ注目馬〉

として数頭ピックアップしていく更新スタイルとなります。

あくまでも競馬は競馬、追い切りは追い切りなのでその馬のタイプにもよりますが

必ずしも追い切り内容が全ての競馬に繋がる訳ではないですが

各馬の状態や仕上げを見る一つの取捨選択の要素と考えてくれれば幸いです。

 

 

 

 

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追い切り考察ブログ注目馬ピックアップ

 

 

 

 

枠順確定前更新の為馬名五十音順表記

 

 

 

 

 

 

・イグナイター

 

 

前走のJBCスプリントから休養に入り休み明け初戦をここへ照準を定めて来る。

〈前走の追い切り考察とJBCスプリント回顧〉

 

1週前追い切りは稍重の園田の本場コースで

51.6秒-37.3秒-12.3秒

 

と表記上では馬なりではあるものの3ハロンの全体時計を見るとある程度と最後はコーナーから直線に入る前から追い出しているものと見る。

 

最終追い切りは良馬場での園田本場コースで

65.4秒-49.1秒-36.4秒-12.2秒

 

とラストはしっかりと追われる。

コース内目を回してはいるが普段からこの馬は追い切り時は内目回しているので過去との追い切り時計との比較も容易ではあるが…

JBCスプリント前の最終追い切り時の方が時計こそは出てはいるが現在兵庫競馬は姫路開催で園田所属馬の追い切りでしか使われていない事を考えるとこれくらいの時計ならば前走時と同水準と判断して良さそう。

他にも今年3月から園田は砂厚の付け方に変更があるのだがその砂厚の変更が既に行われているかは未確認ではあるが…

 

 

それでもこの時計水準なのであれば休み明けとは言えしっかりと仕上げて来たと見て良さそう。

 

〈追記〉

最終追い切りの映像でも伝わるように力強い走りを見せる。

園田のかなり内を回してはいるが園田の馬場は前述したように今春開催から砂厚が変更されるが旧仕様の砂厚も最内は高知とかに比べると浅いものの園田基準では砂は深いのでしっかり負荷を掛けてこの時計でこの力強いフットワークなら良いのでは?

気を抜かないように入線後もしっかりと促されてるのは好感。

調教後馬体重は太いとは言われているが追い切り映像のフットワークからは重苦しさは感じられない。

 

 

 

 

 

 

・ウィルソンテソーロ

 

 

 

 

ウィルソンテソーロについてはこれまで散々追い切り考察で書いて来た際触れたが美浦の小手川厩舎転厩後は基本的には馬なりでかなり軽めで乗り込むスタイルで追い切りでもチャンピオンズカップ前からここ2戦はやや強めに追って負荷を掛けて来た変更点があるのだが…

〈チャンピオンズカップ、東京大賞典前の追い切り考察〉

 

 

2/4の日曜追いで美浦坂路で稍重と馬場が少し重い中であったが…

53.2秒-38.6秒-25.3秒-12.3秒

 

とこの馬にしてはラストはしっかり追われておりラスト2ハロン目13.0秒から12.3秒としっかり伸びる。

 

1週前追い切りは美浦Wコースで武士沢騎手が跨って6ハロン追い

4ハロン全体時計 56.8秒

ラスト 12.6秒

 

と併せ馬でマニーブルース(3歳未勝利)と併せたのもあり序盤はかなりゆったりと入ってかなり余力残した状態で0.5秒程離れた位置から追走し最後は同入。

 

最終追い切りは美浦Wコースで6ハロンながらもしっかりと追って

4ハロン全体時計 51.8秒

ラスト2ハロン  23.7秒-11.5秒(12.2秒-11.5秒)

とこの馬の小手川厩舎転厩後の自己ベストの時計を出しており

6ハロン分のラップで見ると

83.7秒-67.1秒-51.8秒-37.3秒-23.7秒-11.5秒

(16.6秒-15.3秒-14.5秒-13.6秒-12.2秒-11.5秒)

と徐々に加速し続けて最後は11.5秒としっかりと仕上げて来た。

 転厩後で引き続きこれだけ時計を出したのは追い切り面でも大きく評価するべき存在となる。

 

〈追記〉

追い切り映像を確認し最終追い切りの映像は時期や時間帯的にも朝靄が掛かる場面もあったがしっかりと促され手前もスムーズに。

これでGⅠ、JpnⅠの連戦を4戦目となるがこの馬の調教パターンとしてはここのところはしっかりと促されそれに応えるように力強いフットワーク。

好状態と見て良さそう。

 

 

 

 

 

 

・オメガギネス

 

 

 

東海S時も追い切り自体は良かったのだが今回は更に状態を上げて来た印象で。

〈前走東海S時の追い切り考察〉

 

 

1週前追い切りは美浦Wコースで6ハロン追いではあるが…

4ハロン全体時計 50.1秒

ラスト2ハロン 24.2秒-12.2秒

(12.0秒-12.2秒)

と最後は脚を鈍らせてはいるもののそれでも全体時計は50.1秒をマーク。

 

最終追い切りも出走可能なのが分かったので更に追い切りを強化して美浦Wコースで6ハロン追い

4ハロン全体時計 51.3秒

ラスト2ハロン 23.6秒-11.3秒

(12.3秒-11.3秒)

 

と最後は12.3秒から一気に11.3秒と加速しこの1本で完全に仕上がったように感じる。

 

特に1週前追い切りも体重が軽い杉原騎手騎乗で馬場の真ん中を回ったので時計面が速くなるのは当然であるが…

それでも4ハロンの全体時計を50.1秒をマークして来たのと最終追い切り前日には2頭の回避馬の発表があって出走可能となったのも大きいとは思うが最終追い切りそのものもしっかりと時計を出して来た点を見ると最終追い切りで終い速い時計をしっかりと出し間に合ったものとして評価したい。

 

〈追記〉

映像で見ると1週前追い切りはかなり余裕のある感じでの馬なりで最後はスっと流す感じだったのもありラスト0.2秒程区間ラップを落としているのも納得。

最終追い切りは仕掛けられたのも最後の方であったが軽く仕掛けて反応しラスト11.3秒の脚を使っている区間を見ると状態面は良く流石にGⅠで賞金順で出走際どいところもルメール騎手を抑えてだだけにしっかりと仕上げて来たなとの印象を受ける。

 

 

 

 

 

 

・タガノビューティー

 

 

 

 

明け7歳シーズンになりやっとフェブラリーSへ出走が叶った東京巧者のタガノビューティー。

 

 

〈前走根岸S前の追い切り考察〉

 

今年は昨年賞金をある程度余裕を持って積めているのもあり前走の根岸Sが休み明け初戦とはなったが前走も初戦にしては追い切りから動いていた印象で…

 

 

今回は1週前追い切りは栗東CWで9ハロン追って

4ハロン全体時計 52.0秒

ラスト2ハロン 24.2秒-12.4秒

(11.8秒-12.4秒)

とかなり追われたのもありラストの1ハロンは大きく脚を鈍らせてはいるが全体時計は52.0秒とこの馬にしてはかなり時計は詰めて来ておりこれだけ序盤から出して行ったのならしっかりと負荷は掛かっているはず。

 

 

最終追い切りは栗東坂路で

全体時計 53.5秒

ラスト 12.6秒

とこの馬の調教パターンを変えずにしっかりと乗り込まれて来た。

 

ここが始動2戦となり追い切りが特別動くタイプではないので毎回見落とされがちではあるが…

追い切りもしっかりと負荷を掛けられておりこの馬なりにそれに応え時計面も出ているので状態面は良いと推測する。

 

これだけの東京巧者っぷりと重賞戦線での知名度があるのにも関わらず未だに重賞は未勝利ではあるが追い切り面も含めて軽視してはいけない1頭と言える。

 

〈追記〉

映像で見ると1週前追い切りの栗東CWは思ったよりやや重苦しさは感じたが…

それでも最終追い切りの栗東坂路は時計面で見れば追い切り動くタイプと比べると見劣りはするだろうがしっかりと見せ鞭も入れ気を抜かないように促されて力強い登坂を見せる。

映像で見ると見る競馬ファンによっては好みの分かれるだろうが…それでも悪くないとは感じるが…。

 

 

 

 

 

 

・レッドルゼル

 

 

 

昨年のドバイ遠征後から秋へ向けて始動予定が昨年度の異常なまでの夏の暑さからか?状態が整わず例年秋の大目標をJBCスプリントへ向かっていたところ状態面が整わずに武蔵野Sでの始動となった。

 

〈前走武蔵野S時追い切り考察〉

 

武蔵野S時は夏からの調整遅れなどの状態面を私自身やや不安視はしていたがそれでもしっかりとポテンシャルの高さを見せた。

 

 

今回もいつも通り外厩の山元トレセンでしっかりと調整されここへ備えた。

 

今回も入厩後間も無い時期に2本のみ栗東CWで軽めにコース追いをしたのみで基本的にはいつもと変わらず坂路重点の乗り込み。

 

ある程度想定出揃う辺りの先月末からフェブラリーS出走予定馬の追い切りにはいつも通りチェックはしていたのだが…

1/31の追い切りで既に栗東坂路で全体時計51.4秒と全体時計51秒代の好時計をマークしているのはかなり好感を持ってはいたが。

 

1週前追い切りで坂路で

全体時計 52.4秒

ラスト 12.2秒

 

と結構追っているこの馬にしてはやや時計面は平凡に見えるかも知れないが…

それでも1/31の坂路ではラストは少し脚を鈍らせていたがここではラスト2ハロンは24.5秒-12.2秒(12.3秒-12.2秒)とかなり追われる中しっかりと持続した脚は使えており、

昨年の夏から秋へ掛けての状態面を思うと久々にこの馬の良さが戻って来たと見ても良さそう。

(陣営もそのニュアンスでコメントしているのは見掛けたが…)

 

最終追い切りは木曜追いとなる予定で

〈レッドルゼル最終追い切り追記〉

最終追い切りは栗東坂路で

全体時計 55.2秒

ラスト 12.8秒

とサラッと流す程度に木曜の最終追い切りを終える。

 

今回川田騎手がカタールの重賞へサトノグランツに乗りに行くのもあり北村友一騎手とのコンビとなるが、

昨年の混戦と呼ばれたフェブラリーSでは終わって見ればレモンポップの圧巻のパフォーマンスで終わったがマイルへの距離適性不安と言われ続けているレッドルゼルもしっかりと2着に連対しており今年の復調気味の中間過程を考えると府中のマイルでもしっかりと勝負になるデキではないだろうか?

 

最終追い切り自体もマイルの距離を意識して坂路で流しておりスプリントなどの短距離戦の最終追い切りなどと比べると折り合い重点なのも好感を持つ。

 

〈追記〉

映像で2本分見る感じでは活気は戻って来たなと感じる。

もっと追えばもう少し時計は出せる馬ではあるがそこを敢えてマイルでの調整方法に感じる。

その為最終追い切りの坂路では首使い的に気を抜いたような素振りも見せたが許容範囲内と見る。

 

 

 

 

 

 

 

以上が今回の追い切りブログ注目馬ピックアップとなります!!

以下その他各馬追い切り考察!

 

 

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その他各馬追い切り考察

 

 

 

枠順確定前更新の為馬名五十音順表記

 

 

 

 

・アルファマム

 

 

 

左回りに良績のある牝馬ではあるが今回繰り上がりで出走可能となった。

前走後からローテーションの間隔は詰まってるとは言え坂路で入念に乗り込まれて

1週前追い切りは栗東坂路で

全体時計 53.1秒

ラスト 12.8秒

 

最終追い切りも栗東坂路で

全体時計 53.0秒

ラスト 12.2秒

とやや馬なりにして来たのはマイルへ距離を伸ばすのを意識した調教内容であるが…

この馬の場合は東京ダ1400mの2走前の霜月S(OP)で1:22.7の好時計で勝っておりアタマ差で負かしたレッドヴェイロンが次走の先週(2/11)のバレンタインSでしっかり勝ってる記憶がある事から如何にも穴人気はしそうではあるが…

肝心の2走前の霜月S自体が良馬場とは言えその時の東京ダートの時計水準は例年より土曜は1.5秒以上霜月S当日の日曜は1秒近く速く今回今年2回も凍結防止剤投入されている東京ダートと考えると11月と2月では馬場が違い過ぎるのと霜月Sの1:22.7も一見時計的にかなり優秀に見えるも当日の馬場補正足すとそこまで評価を大きく上げる事も出来ない懸念材料も…

〈凍結防止剤関係〉

 

 

しかしながらマイルへ距離延長する意図が見れる今回の追い切りは好感を持つが…。

 

〈追記〉

映像は最終追い切りの坂路分のみではあるがマイルへの距離延長に備えて最後少し促したのみも反応は良い。

 

 

 

 

 

・ガイアフォース

 

 

 

今回長岡騎手とのコンビとなるガイアフォース。

長岡騎手と言えば2020年のフェブラリーSで当時低迷していたケイティブレイブを16番人気で2着に持って来たイメージが強い。

 

1週前追い切りはその長岡騎手が跨り栗東CWでエルトンバローズ(古馬OP)と併せ馬で

4ハロン全体時計 51.8秒

ラスト 11.4秒

と馬場中央回したとは言え流石の芝馬と言った好時計をマーク。

 

最終追い切りは栗東坂路で

全体時計 52.9秒

ラスト 11.7秒

と軽快な脚で最終追い切りを終える。

初ダートはどうか?ではあるが追い切り自体はしっかりとここへ備えて来たのは伝わる今回の中間の追い切りと感じる。 

 

〈追記〉

追い切り映像で1週前追い切りの栗東CWでは3頭併せの真ん中で最後しっかりと前進気勢を見せる。

最終追い切りの坂路はやや首使いは気になったがこの馬なりにGⅠに使って来るだけの状態にはありそうではあるが…。

 

 

 

 

 

・カラテ

 

 

 

未勝利時代に2走程ダートは試しているが年令重ねて再びどうか?とは感じるが

 

1週前追い切りは栗東CWで重馬場で馬場悪い中を

4ハロン全体時計 54.8秒

ラスト 11.7秒

と馬場悪い中でもしっかりと負荷を掛けられて終いの脚は伸ばす。

 

最終追い切りは栗東坂路で

全体時計 54.2秒

ラスト 12.2秒

とサラッと終いだけと言った感じであるが…

ダートの馬場もそうだが明け8歳で久々のマイルに戻し時計勝負となりやすいワンターンのフェブラリーSはどうかな…とは感じるが最近のこの馬としてはしっかりと負荷は掛けられており前走半年ぶりに使った後の変わり身に期待か。

3年前の東京新聞杯で初重賞制覇をしたカラテとのコンビとの絆を未だに大事にしている菅原明良騎手に律儀な良いイメージしかないので1つでも上の着順を目指してくれれば。

 

〈追記〉

映像を2本とも確認。

1週前追い切りは追い出してからの反応が抵抗するような素振りを見せ最終追い切りは坂路で最後少し促す程度サラッと。

ここに来てダートとは言えマイルでも折り合い面どうだろうか?

 

 

 

 

 

・キングズソード

 

 

 

前走の東京大賞典は追い切りそのものは動いていたのだが…

〈前走東京大賞典時の追い切り考察〉

少しあの馬場であの展開なら後ろで構え過ぎた感じもするが川崎記念も施行時期変更し使えるレースがないのもありしっかりと間隔をとりここへ。

 

1週前追い切りは栗東CWで寺島調教師自ら跨りかなり負荷を掛けられ

4ハロン全体時計 53.8秒

ラスト 12.6秒

と追い具合やラスト1ハロンかなり大きく脚を鈍らせている点や栗東CWコースのかなり外を回したところを見ると速い時計で纏めるよりかは負荷を掛ける事に重点を置いたように感じる。

 

 

最終追い切りは栗東CWで岩田望来騎手が跨り

4ハロン全体時計 51.9秒

ラスト 11.6秒

としっかりと最後仕掛けられて脚を伸ばしラストの2ハロン分で見れば23.2秒-11.6秒(11.6秒-11.6秒)と素晴らしい伸び脚を見せる。

この馬の場合追い切り考察の度に書いている気はするが…ダートを走る馬にしては追い切りはかなり動くタイプであるがそれにしてもラスト11.6秒を持続し続けているのは高く評価はしたい。

 

しかしながら追い切りピックアップ馬は5頭指名しているのもありこの馬を漏れてしまっている点は

・いつもの1週前追い切りに速めの時計を出すのとややパターンを変えて来た

の点が引っかかったのもあるが純粋に何頭もピックアップ馬として選んでも仕方ない個人的な事情からでもあるが〈次点候補〉としても良い1頭と感じる。

 

今回しっかりとGⅠの舞台へ向けて調整されて来たのはしっかりと伝わり評価すべき1頭だとは感じる。

 

〈追記〉

1週前追い切り、最終追い切りと2本の映像を見て思うのは最終追い切りに速い時計は出したとは言えど全体的にしっかりと負荷を掛ける事に重点を置いたように感じる追い切り内容。

最終追い切りでの併せたギルティプレジャー(3歳未勝利)に追い出しを待って貰う形だったがラストのフットワークは力強く伸びる。

 

 

 

 

 

・シャンパンカラー

 

 

 

初ダート馬ではあるが流石世代戦とは言え芝GⅠを勝った馬と追い切り内容からは感じる。

 

1週前追い切りは田中剛調教師自ら跨って美浦Wコースで

4ハロン 51.2秒

ラスト 11.4秒

と時計面は上々ではあるが美浦Wコースの最内を回しての時計ではある…。

 

最終追い切りは内田騎手が跨り美浦Wコースで

4ハロン 50.2秒

ラスト 11.1秒

と馬場真ん中付近を回したが1週前追い切りの最内回した際より時計は出ており好時計をマーク。

どこまで初ダートでやれるか?とは思うが追い切りはしっかり動いており陣営はやるべき事はやったと言った感じに見えるが。

 

〈追記〉

映像が最終追い切り分しか無かったが美浦Wコースの最後コーナーに入った際明らかに嫌がる素振りを少し見せる。

1本だけの判断なので何とも言えないが…

時計面こそ出ているが近走の低迷は古馬の壁と言うよりも精神的なものも大きいのでは?と感じる。

 

 

 

・スピーディキック

 

 

 

昨年末の東京シンデレラマイルでは久々に状態がこの馬らしさが戻ってきたと鞍上の御神本騎手のインタビューであったように今回前走時から状態を維持出来ているかどうか見極めるのが鍵となりそうだが…。

〈前走南関重賞東京シンデレラマイル時の追い切り考察〉

 

実質的な1週前追い切り(1本前)は浦和調教場(野田)でラスト一杯に追って

50.5秒-37.2秒-12.7秒

としっかりと負荷を掛けられ好時計をマーク。

 

最終追い切りも浦和本場コースへ持って行かずに浦和調教場(野田)で少し長めに追い

65.8秒-50.5秒-37.7秒-12.4秒

と最後にやや促した程度でほぼ馬なりに近く好時計をマーク。

 

あの狭い野田で2本ともこれだけ時計を出せているならしっかりと好状態を維持しながら仕上げて来ていると判断して良さそう。

前述の前走後のインタビューの際牝馬なので繁殖での仕事が〜と鞍上が発言しているのや南関東最後の三冠馬のミックファイアでは無くお手馬が被っている御神本騎手がスピーディキックの方を選んでいるのもあり本当は現役生活はそう長く無いのかも知れないが(筆者の妄想混じりです)…

 

昨年のフェブラリーSは6着に健闘しておりそして状態戻って来たとなると面白い1頭だとは思う。

 

〈追記〉

いつもの南関重賞より追い切り映像が長いのは有難い。

野田なので最後のアングルはラチと被るのはいつもの事で仕方ないが…

狭い野田でこれでもかと最後しっかりと追っており終始力強さは感じる。

ここ2走追い切りも更に活気は伝わる。

 

 

 

 

 

・セキフウ

 

 

 

前走時もやや折り合い重点に感じ、

元々がそこまで速い時計を出すタイプではないのだが…

〈前走兵庫ゴールドトロフィー時の追い切り考察〉

 

今回は坂路コース重点も1週前追い切りで栗東CWで重馬場と馬場のかなり悪い中で藤岡康太騎手を背に

4ハロン全体時計 51.8秒

ラスト 11.6秒

と併せたのは3歳未勝利馬のシルバーカレッジであったが0.8秒程先に行かせて追走する形で最後は0.1秒先着。

 

最終追い切りは栗東坂路で

全体時計 52.1秒

ラスト 12.7秒

 

とこの1連の流れを見ると折り合い重点の前走から一転して調教パターンを変えて来て更にしっかりと負荷を掛けて来ているところを見るとこの馬なりにしっかりと仕上がったと見て良さそう。

 

〈追記〉

1週前追い切りの栗東CW3頭併せでの前進気勢は映像を見ると更に評価は上げたくなるフットワークを見せる。

最終追い切りの栗東坂路もサラッとではあるがこの馬にしてはヨレても無くしっかり登坂しており映像を見て印象が良い意味で変わった1頭。

 

 

 

 

 

・ドゥラエレーデ

 

 

 

前走の東京大賞典前はチャンピオンズカップからローテーションを詰めていたのもあり速い時計1本のみでピックアップから漏れてはいたが(映像確認後で再評価)

〈前走東京大賞典時の追い切り考察〉

東京大賞典のレース展開的にやや向いたのもあるがやや前走軽視したのは完全に私の目が節穴だったのだが…

 

1週前追い切りは栗東CWで重馬場と馬場もかなり悪いのもあって馬なりでサラッとに留め

4ハロン全体時計 55.1秒

ラスト 12.0秒

 

そこから日曜追いの栗東CWで馬場が良かったのもあり

4ハロン全体時計 52.4秒

ラスト 11.7秒

としっかりと追われて時計を出して来る。

 

最終追い切りは栗東坂路で

全体時計 49.1秒

ラスト 12.6秒

とラストこそ脚は大きく鈍らせてはいるが全体時計は栗東坂路で脅威の49.1秒マークと時計はしっかりと出して来た。

前走の東京大賞典時もそうだがどうしてもラストの脚を鈍らす追い切りが多いので毎回判断に悩むが…。

1週前追い切りの予定が狂い日曜追いでコース追いで速い時計を出したのも影響しているのだろうが2歳時から元々追い切りはかなり動く馬ではあるがテンから出して行って終いは足鈍らせながらの坂路ブッ放しのような追い切りは森厩舎や音無厩舎ならこれが通常のメニューではあるが長距離輸送控えシビアなGⅠ前の最終追い切りにしては…

少し追い切りはやり過ぎのような気もするが…。

 

時計面はしっかりと出して来たのは素直に評価すべきではあるが池添学厩舎がGⅠ最終追い切りでやればやるだけ時計が出るタイプをここまで坂路ブッ放しをやって来たのは少し気になり、

距離短縮の馬に対して時計を出して来るのは理にはかなっているとは思うがダービーでゲートで勢い付き過ぎて騎手が落馬する程のパワーがあるタイプでここまで追い切りを出して行き過ぎると輸送や今後の使い方含めやや不安になる追い切りには少し感じる。

 

〈追記〉

1週前追い切りの坂路はそこまで追ってないのもあるが首使いや口向き見るにやや気性面が気になった。

最終追い切りはかなり全体時計出して行った分ラスト脚を鈍らせてはいるが2歳時から追い切りはかなり動くタイプのもあり最後そこまで鈍ってるようには見えなかったが…。

1週前追い切りの難しさ覗かせてる感じで最終追い切りはあれだけガンガンやって大丈夫なのだろうか…?と見てる側からは心配になったのは本音。

 

 

 

 

 

・ドンフランキー

 

 

 

前走の東京盃時の追い切り考察では13頭立てで流石に4頭以上ピックアップ出来ない…と言った個人的な事情でピックアップから漏れてはいたのだが…

〈前走時の東京盃時の追い切り考察〉

当時はそれでも好時計をマークしてのあのパフォーマンスでの快勝で恐れいったのだが…。

結果その後骨折が判明し休養に入る事となるだが夏からコンスタントに使っていたのもあり本番のJBCスプリントに向かわなかったが…

〈競走馬の故障からの復帰時期平均と故障後の成績〉

 

さて今回は復帰初戦となるが…

 

1/31に栗東CWで好時計をマークしているが

1週前追い切りはポリトラックで池添騎手が跨り

4ハロン全体時計 50.9秒

ラスト12.4秒

 

最終追い切りも栗東のポリトラックで

4ハロン全体時計 50.9秒

ラスト 11.1秒

と時計は出しては来たがここ2週を栗東CWから脚への負担考えてか?ポリトラック追いに切り替えており元々超が付く大型馬なのでどこまで絞れているかが鍵と見る。

 

〈追記〉

映像は最終追い切り分のポリトラックしかないが仕掛けてからの反応は鋭くスっと加速。

ただフットワークを見ているとポリトラックなので途中でアングルを生垣で邪魔されているが少し馬体は太め残りに見えたがこれを追ってと輸送でどこまで絞れるか。

 

 

 

 

 

・ペプチドナイル

 

 

 

追い切り時計はそこまで目立たないタイプであるが前走時にある程度時計は出ていたが…

〈前走の東海S時の追い切り考察〉

 

前走前にかなり追ったのと東海S使ったのもあり今回は速い時計よりも折り合い重点の町制で坂路重点で乗り込まれ

 

1週前追い切りは重馬場と馬場が悪いのと併せたのは3歳未勝利馬なのもあってか?馬なりでサラッと済ます。

 

その分土曜追いはジューンレインボー(古馬2勝クラス)と栗東坂路でしっかりと追って併せ馬で

全体時計 52.0秒

ラスト 12.3秒

と0.5秒程追走する形でしっかりと0.3秒先着。

 

最終追い切りは栗東坂路で

全体時計 55.8秒

ラスト 12.6秒

とサラッと流す程度なところを見ると陣営の思惑通りにしっかりと調整は出来たのかな?とは感じる。

 

〈追記〉

以前追い切り映像を見た際も競馬へ行った時だけでは無く追い切りからも気性面が少し難しそうだなと感じたが…

今回も2本分映像で確認したが少し難しいところが垣間見えたがフットワーク自体は力強い。

 

 

 

 

 

・ミックファイア

 

 

 

〈前走東京大賞典時の追い切り考察〉

 

前走の東京大賞典は白砂変更後の馬場の影響か?古馬の壁か?と敗因はしっかりとしないが…

ダービーグランプリ後の調整遅れの影響は無かったとは見てはいるが今回も前走に引き続きの大井での在厩での調整となる。

 

1週前追い切り(1本前)は大井の外回りコースで

64.0秒-50.1秒-36.5秒-12.0秒

としっかりと追われて好時計をマーク。

 

最終追い切りも大井の外回りコースで

66.5秒-52.0秒-37.7秒-12.0秒

 

特に秀逸だと感じるのは白砂変更後の大井の馬場で4ハロン50.1秒出して来た1週前追い切りの時計は特に突出しており状態そのものは良さそうだ。

この馬自身若駒から爪の不安もあったがやっと前走前から接着蹄鉄では無くしっかりと蹄鉄に釘を打てるようになってこの追い切りの動きなら改めてとは感じる。

 

〈追記〉

追い切り映像は最終追い切りのみではあるがしっかりと気を抜かないように促されステッキは無しでも前進気勢を感じられ軽快に脚を伸ばす走りを見せる。

やや首は高く見えるがアングルの問題だと思うので問題は無さそう。

パドックや返し馬では常にテンションは高いタイプであるが追い切りや競馬に行くとしっかりとそのテンションの高さを走る方に気が行くタイプなのがこの追い切りからでも伝わって来る。

 

 

 

 

以上が2024年のフェブラリーS(GⅠ)の全頭追い切り考察のブログ更新となります!

いつも通りレース前日夜には見解付きでレースブログ更新しますのでお楽しみに!!

【前日に見解付きで事前更新済み】

 

 

 

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